浦田健について 書籍

誰でもできる!やさしい海外不動産投資

誰でもできる!やさしい海外不動産投資

著作:浦田健 (著), 奥村尚樹 (著) 金額:1,760円 出版社:フォレスト出版 商品番号:ISBN 978-4894515321
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~海外不動産投資の正しい知識をすべての人に~


いま、多くの投資家が海外不動産に注目している。

積み上がる赤字国債、長引く不況、株価の低迷、待ったなしの増税。それに加え、この歴史的な超円高だ。さすがに、大事な資産を海外に逃避させようと考えるのは、ごく自然な流れだといえる。

しかしその一方で、

「いま買えばキャピタルゲインは確実らしい!」

このような景気の良い話を耳にすると、「そんなうまい話があるのか?」などと斜に構えてしまう方も少なくないと思う。

では、なぜこの本を書こうと思ったのか?

なんでもそうだが、こういったブームのときは、誤った情報が垂れ流され、正しい情報もねじ曲げられることが多いからだ。

だから、何が正しくて、何が誤りなのか、あなた自身の頭で判断できる情報が必要になる。

ところが、海外不動産投資の正しい知識を基礎から学べる本は、いまの日本には一冊もない。だから私は、あなたに自分の恥をさらしつつ、あなたと同じ目線に立つことにした。

私が、この短期間に、何を学び、どうすべきと判断するにいたったのか。私のフィルターを通し、正しく、わかりやすくあなたに伝えたい!強い衝動にかられたのだ。

これは「不動産の知識をすべての人に」という私のミッションそのものだ。

とはいえ、私はまだ投資リターンが確定したわけではない。これはとっても説得力に欠ける。

そこで、私の投資メンターを担ぎだした。共著者のナオキ・オクムラ先生だ。

彼は、かのリー・クワンユーが一代で築いたシンガポールに居を構え、月の半分を海外不動産視察に費やし、世界中の不動産に投資している。

飛行機の搭乗回数も半端ではない。マイレージは最上位のダイヤモンドクラス。

ここまでみずからの体に鞭打って生の情報を集め、類稀な投資嗅覚を発揮できる海外投資家はなかなかいない。 まさに筋金入りだ。

本書では、海外不動産の最新情報やリスク分析まで、あなたが思う疑問を私からぶつけて全部聞きだしてしまいたい。

中国に「大老賽に続け!」という言葉があるが、大老賽とはトップを走るボスという意味だ。

トップを走る人には必然的に良い情報が集まる。だから、その人に続いて走っていれば大丈夫だということ。まさしく日本の「大老賽」がここにいる。

あなたの今後の資産形成において、この本で貴重な学びを得ることができると思う。

しかし、投資に絶対はない。

もちろん、私も投資で損をしたことがある。それも何回も。

隠すことはない。ただ、それは不動産以外の投資であるし、不動産に限らずすべての投資において私は損をしても大丈夫なお金しか投資をしない。

一つだけ確かなことは「不動産投資の基本は世界共通」だということ。

不動産のことを深く学べば、不動産はあなたを絶対に裏切らない。

不動産はゼロにならない!

これが株など紙の資産とは違う不動産ならではの特徴だ。

あとはその国を知り、為替の知識を身につければ、海外不動産は「隣の芝生」ほどに近い存在になる。しかもその芝生は日本より何十倍も青いっ!

いまの日本は、下りのエスカレーターと同じ。それを一生懸命登らないと生き残っていけない。そんな時代になってしまった。

しかし世界を見渡すと、この先、何十年も上りのエスカレーターで経済成長を続ける国があるとわかる。

つまり、日本という狭いフィールドにとらわれず、視野を世界に広げれば、あらゆる可能性を広げることができるということなのだ。

とはいえ、ちょっとはバブルな気分を味わいたい。
とはいえ、ちょっとは儲けたい。

そんな気持ちもあるかもしれないが、ここは、ぐっとこらえてまずは基本をしっかり学んでほしい。

ここが一番肝心だ。基本をおさえればいくらでも飛躍できる。

(本文「プロローグ」より)

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