コンサルティング / 稼ぐ戸建賃貸 事例

安堵家(小平)

資金計画

本体価格
2,520万円(840万円×3戸)
諸経費
848万円
合計
3,368万円

収支計画

年間家賃
460.8万円(12.8万円×3戸×12)
表面利回り
13.68%
 
  • アバンテ18
安堵家

 

東京都小平市に建築した2階建ての戸建賃貸住宅です。
自宅前には駐車2台分のスペースを設けていますので、徒歩16分という距離にも関わらず、競争力がある物件に仕上がっています。
家賃も13万円で竣工後間もなく満室になりました。

 

建物は、コンパクトながらも十分な収納力を備え、生活しやすい間取りに仕上がっています。今回は、フローリング材にもこだわり、無垢材を模写した素材を採用しました。

 


企画秘話
話は相続対策から始まった!

「相続対策にはどんなことが必要なのでしょうか?」

 

今回の企画は、相続対策の相談から始まりました。 相続対策としては、一般的に3つの対策(分割、資産圧縮、納税資金対策)が必要と言われています。

 

確かに、相続対策として分割、資産圧縮、納税資金対策は重要です。
しかし、それ以上に重要なことがあります。

 

それは、オーナーさんの気持ちです。

 

Tオーナーは、親族から土地と建物を相続しました。 その建物にTオーナーが住むことができれば、土地の活用方法で深く悩むことはなかったはずですが、別の場所にご自宅があり、移り住むことはできません。

 

かといって、そのままにしておくと、建物の老朽化が進むだけでなく、庭の維持も困難であることが予想されました。 また、継続的な固定資産税・都市計画税の負担が重くのしかかることになってしまいます。

 

 

それでもTオーナーは、親族との思い出がある土地・建物を売却したり、建物・庭を解体することには、感情的に納得できなかったのです。

 

当社も、Tオーナーのお気持ちを尊重し、無理に土地活用を提案するようなことはしませんでした。

 

ただし、土地活用を企画したいというお気持ちがなくならないのであれば、そのままの状態にしておくことにメリットがないことはお伝えしました。

 

その結果、Tオーナーは土地活用を進めていくことを決断したのです。

 

その後当社では、相続対策の提案以外に、相続税を専門とする税理士を紹介するなどTオーナーの相続対策へ全面的に協力し、相続対策の手段として戸建賃貸の企画が実現したのです。

 


建物概要
安堵家
アバンテ

白を基調としアクセントに木目調サイディングを採用

今回の企画は、長方形の土地を有効活用できる木造2階建の戸建3棟。
上品な塗り壁にポツンと付いた丸窓が可愛く、シャープで都会的なデザインながらも、やわらかでお洒落な外観の建物です。

 

各棟の裏庭には木チップを敷き詰めて、より暖かい印象をあたえています。

 

また、建物そのものは62m2と非常にコンパクトですが、玄関に入ると開放感すら感じられ、1Fには10帖のLDK、2Fには約1.5帖ものウォークインクローゼットを備えた8.5帖の洋室と、約1.5帖ものバルコニーを備えた5帖の洋室を実現しています。

 

その他、木目パネルを使用した1坪サイズのお風呂、シャンプードレッサーなど、入居者にステイタスを感じさせる設備を取り入れました。

 

各部屋には窓が2ヶ所ずつありますので、採光性はバツグン! 日中はとても明るい室内で過ごすことができます。

 

沢山収納できるクローゼットは入居者にとって大きな魅力


木目調のシステムキッチンは室内に高級感を与えてくれます

 

1616サイズの広く綺麗なユニットバス


シャンプードレッサーも入居者に人気の設備の一つ

 

計画概要
所在地 東京都小平市 金利条件 -------
構造 木造/地上2階建 金融機関 -------
敷地面積 249.85m2 設備等 1616UB
トイレ・バス別
インターネット常時接続
シャンプードレッサー
システムキッチン
温水洗浄機能付き便座
室内洗濯機置き場
建築面積 61.29m2×3棟
延床面積 186.30m2
総戸数 3戸
建築年月 平成22年3月
総予算 3040万円
表面利回り 12.6%



物件コンセプト
落ち着いた住環境に調和するテラスハウス

今回の企画の肝は、稼げない不動産をいかにして「稼動産」にするか、です。

しかも、駅から徒歩16分を考慮したうえでのことなので、どうしたら効率的に稼げるかを意識しました。
そこで採用した案は、余裕がある駐車を各棟に必ず設けることです。さらに欲張れば、車を2台停める事ができないかと試行錯誤考えました。その結果、隣地との仕切りをなくし、駐車スペースのコンクリートを工夫する事で、最終的には2台確保することとなりました。

 

建物は都会的な外観をイメージしていますが、小平、しかも、落ち着いた住環境という立地を考慮し、外観に白を基調としたサイディングを使用。

 

正面の木目調サイディングと木目調の玄関ドアがうまく調和し、高級感すらかもし出しています。

 

外観と調和した木目調の玄関ドア


丸い窓がかわいらしさを演出


落ち着いた高級感を感じさせる室内

 

コラム

今回は、駅からは遠いが大きめの駐車場がとれるとの事で、ファミリー層をターゲットに企画しました。
予定では、「売れる戸建賃貸」アバンテ18を3棟配置する予定でした。

 

しかしながら、計画地にもともとあった建物を解体し、測量した結果、アバンテ18を3棟配置することは不可能であることが分ったのです。

 

 

そこで、企画されている建物の形を変更することで、「変形アバンテ18」をなんとか3棟建てることができました。

 


お客様の声
他には怖くて頼めません。
東京都 Tオーナー
アバンテ

行列のできるFPCさんですが、いったん始まれば機動力もあり、仕事は確かであると思います。

 

皆さん大家の経験も豊富で親身になれるからではないでしょうか。

 

言い換えますと業界のレベルの低さには唖然としてしまい、他には怖くて頼めません。
大家業であろうと財産を守り、増やしていくことは地道なことでありますし、そういうプロセスを踏んでいないと安易な取引をして落とし穴にはまってしまうのではないでしょうか。

 

小売のマーケティング的な企画力よりもリスクヘッジという意味でもFPCさんは素晴らしいと思います。

 

FPCさんの実力はこの程度ではありませんし、コンサルフィーもお支払いしていますので、次回はもっと難題に一緒に取り組んで頂きたいと思います。