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戸建賃貸であっても、管理会社を使う理由とは!?

公開日: 2018年01月08日

初めての不動産投資で、アパマンではなく戸建賃貸をオススメする理由は、

・供給が少なく需要が多いため、賃貸客付しやすい。

・アパマンと異なり上下で隣あう部屋がなく、入居者間トラブルが少ない。

・庭部分を専用使用として貸すため、管理に手間がかからない。

というように、いきなり大きな失敗やトラブルに遭遇することなく、
賃貸経営の経験を積めるからです。

しかし、自分で管理するとなると、

・入居者から直接クレームを受けることに抵抗がある・・・

・効率的に入居者を探す方法を知らない・・・

と、気後れしてしまうかもしれませんね。

でも大丈夫。

このような方のために、管理会社という存在があるのです。

管理会社に委託すれば、入居者との窓口となり、家賃の入金確認、送金、滞納者への督促、
そして故障した設備の修繕手配までも行ってくれます。

管理料は回収家賃の5%程度、修繕手配の費用は修繕費の2割程度が相場です。

管理を頼まず、オーナー自身で家賃回収をしたり、
直接業者に依頼した方がコストが安くなるのは、間違いありません。

しかし、コストの分だけ管理会社に依頼するメリットもあります。

例えば、自主管理で夜間や自身の不在時に緊急のトラブルが発生した場合、
どのように対応するのでしょうか。

通年連絡が取れ、動けるのであれば問題ないかもしれません。

しかし、自己都合で連絡が取れず、
損傷した箇所をそのままにして被害を拡大させてしまった場合、
最悪は損害賠償を請求されることもあるでしょう。

また、緊急のトラブルは迅速に解決するべきですが、
個人で修繕を依頼するのと、管理会社から修繕を依頼するのとでは、
修繕業者は管理会社の案件を優先します。

理由は明白で、管理会社の方が大口の取引先だからです。

このように、管理料は自身でできない時の保険や緊急時の対応経費だと思って、
管理会社に委託するのも賃貸経営ではひとつの手なのです。

高橋 淳