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リスクをうまくコントロールしよう!

公開日: 2016年05月30日

入居募集の際、何かNGにしていることはありますか?

・ 高齢者
・ 外国人
・ ペット
・ ルームシェア

など、何かしらNGにされている物件は多いです。

他物件がNGにしている対象者を許容することで、
入居募集は一気に有利になります。

もちろん、それぞれにリスクはあります。

例えば、高齢者と外国人なら、

・ 高齢者の場合は、孤独死
・ 外国人の場合は、入居マナーや家賃滞納

などが、リスクとして挙げられます。

しかし、これらのリスクは、ちょっとした知識があれば
しっかり対策することができるのです。

まず、高齢者の場合は、高齢者用アパート向けの
保険を上手く使うことでリスクを軽減できます。

ある保険では、室内で居住者が死亡(自殺・孤独死等)した場合、

・ 被保険者が負担した修理費用を
  1事故につき最大300万円まで補償

・ 死亡等で損害が生じ、その復旧期間の家賃収入の
  損失が発生した場合は、最大6ヵ月分の家賃を補償

というプランがあります。

このプランでは、建物復旧期間中の家賃収入の
損失に対して保険金が下りるのです。

もちろん、孤独死で悪評がたってしまうというような、
お金で解決できないリスクも当然あります。

しかし、入居対象者を制限しすぎて長期間
空室が続いてしまっては、賃貸経営が上手くいきません。

そして、外国人の場合は、外国人専門の
保証会社への加入を必須にしましょう。

当社で取り扱っている保証会社は、英語・ 韓国語・
中国語・ベトナム語・ネパール語に対応しています。

例えば、入居マナーが悪い入居者に注意したい場合も、
外国語で代行連絡してくれます。

さらに、滞納賃料は48ケ月まで保証され、
原状回復費用保証もあります。

そのため、夜逃げされてしまった場合も
保証会社に立替請求ができるのです。

基本的には、保証会社の初期費用は入居者負担に
できますので、オーナー側の出費はありません。

このように、しっかり対策することでリスクは軽減できます。

リスクを避けるのではなく、賢く付き合い
コントロールすることで、満室に近づくことができるでしょう。

鹿股 恭平