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使えるものは使う、のも不動産投資!?

公開日: 2014年08月18日

昨年より進めていました自身の、土地から新築プロジェクトですが、
先月末、ようやく完成しました。

消費税UP前の駆け込み需要の煽りをかなり受けて、
工期が4か月ほど遅れてしまいましたが、ようやく、という感じです。

計画地にはもともと、古屋が建っていました。

古屋といっても、築20数年ほどで、まだまだ新しい建物です。

ただ、敷地がかなり広く、その1/3ほどしか活用されていないような物件でした。

今回は間口が3メートルしかなかったため、既存の建物を残した上で
空き地部分に別の建物を建てる、ということはできませんでした。
(一つの建物を建てるには、最低でも2メートル、道路に接していなければならないため。
詳しくは建築基準法を参照ください。)

もともと、中古投資はしているので、はじめてこの物件を見たとき、

「まだまだ使えるのに、建て壊すのは本当にもったいない。
何とか活用できないものか・・・。」

と真剣に考えました。

ただ、そのままの中古物件としては、銀行側が購入資金を融資してくれなかったため、
取り壊しての新築建築に計画を変更した、というわけです。

でも、土地情報を見ていると、よく更地ではなく、
古屋付土地と売り出されているものが意外に多くあるのに気づきます。

その中でも私が好きなのは、空きスペースがあって、別棟が建てられる土地
もちろん、上記のように、建築基準法の接道の条件を満たしていることは必須ですが。

このような土地を見つけられたら、

・既存の建物はリフォーム・リノベーションで再生する
・空き地部分に戸建を建てる

といった活用をします。

極端な話、私たちが企画した16坪タイプの戸建であれば、
16坪ほどの土地があれば十分建築できたりします。

何も古いものを全て壊して建て替えることだけが土地活用ではありません。

使えるものは使い、リノベーションとあわせて土地活用を考えるのも良い方法の一つだと考えます。

そう考えると、利回りをアップさせることができる可能性が飛躍的に高まるはずです。

谷本