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ペット飼育の常識!?非常識!?

公開日: 2014年02月27日

戸建賃貸を探しているお客様の声で多いのが、
「ペットを飼育したい」<という声です。

マンションと違い独立した戸建は上下左右の騒音を気にしなくて良いので、
ペットを飼育するのに適した建物というイメージがあるようです。

しかし賃借をするオーナー側には多くのデメリットが発生します。

それは建物に対する傷や動物の臭いです。

傷や臭いが付着することで原状回復費用が高額になってしまい、
投資に対する利益が少なくなってしまいかねません。

このような事態に陥らないためには、
事前のヒアリングとペットに対する知識が重要です。

まず事前ヒアリングを見ていきましょう。

大切なのはズバリ飼育歴と入居人員

・飼育歴が長いとペットの扱いに慣れているケースが多い。

・入居人員が複数の場合、在宅の方がペットの面倒をみれる。

逆を言うと、ペット飼育歴がなく、
1人暮らしの人が入居したいとなったらリスクは大きいものと言えます。

次にペットに対する知識を見てみましょう。

ペット飼育物件の募集要項を見てみると
「小型犬のみ可」という表記を多く見かけないでしょうか。

これは小型犬であれば、建物に与える損傷は軽微なものと考えられているからです。

確かに間違いではありません。

しかし世間で言われているほど、大型犬は賃貸物件には不向きなのでしょうか?

実はその常識はまったく逆なのです。

まず大型犬は賢い犬種が多く、しつけがしやすいのです。

そして大型犬を飼育するにはお金がかかることから、
比較的裕福な属性の方が多い
のです。

賃貸経営において、賃料をしっかり払ってくれるか属性審査をしますよね。

お金のかかる大型犬を飼育しているお客様は、しっかりとした属性に該当してくるのです。

2015年より人口は少なくなると統計されています。

人口が少なくなれば、賃貸経営に影響がでることは間違いありません。

いかに正しい知識を身につけ、リスク管理を行い、
幅広い層の入居者を受け入れていくかが、今後の賃貸経営の鍵と言えるのです。

高橋