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賃貸の募集ってどうやるの?

公開日: 2013年11月12日

こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

戸建賃貸は独立した戸建だけではなく、2戸1棟となった賃貸併用型の建築も出来ます。

賃貸併用住宅とは、読んで字のごとく1棟の建物の中に賃貸オーナーの居住スペースと入居者の居住スペース2戸が共存する住宅のことです。

賃貸部分から得られる賃料収入をローン返済にあてることができるというのが、最大の特徴です。

賃貸併用住宅を建築して住む場合、賃貸部分の部屋を貸し出すことになりますが、「貸し出し方がわからない」と相談を受けることがあります。

せっかく戸建賃貸の需要があると分かっていて、住宅ローンの足しにしたいと考えていても、貸し出し方が分からなければ、元も子もありません。

そこで今回は、入居募集の依頼方法についてお話ししたと思います。

戸建賃貸は独立した戸建だけではなく、2戸1棟となった賃貸併用型の建築も出来ます。

入居者募集方法

入居者募集の方法には、大きく分けて一般媒介と専任媒介の二種類があります。

・一般媒介

複数の不動産業者に募集依頼することが可能な契約です。

・専任媒介

不動産業者一社に対してのみ、募集依頼することが可能な契約です。

二種類の募集方法には、それぞれにメリット・デメリットがあります。

一般媒介のメリット・デメリット

メリット

1.依頼した分だけ多くの業者が募集活動してくれる。

2.魅力的な物件の場合、業者間で競争して募集してくれる。

3.集客力のある業者に直接依頼することが出来る。

デメリット

1.様々な業者が募集活動をしているので、本気で募集してくれないケースが多い。

2.レインズへの登録義務がない、募集状況の報告義務がない。

※レインズとは不動産流通標準情報システムのことをいい、全国の不動産業者が依頼を受けた物件の登 録、検索、閲覧をすることが出来る。

3.募集状況の報告義務がないため、現況がどのような状態かわかりづらい。

専任媒介のメリット・デメリット

メリット

1.窓口が一社だけなので、連絡業務の煩雑さが少なくなる。

2.責任を持って募集活動をしてくれる。

デメリット

1.業者が情報を抱え込んでしまうことがある。

結局のところ、一般媒介・専任媒介どちらがいいの?

双方にメリット、デメリットがあることは、ご理解いただけたでしょうか?

どちらの募集方法がいいかは、実は地域・物件・報酬の有無によって変わってきます。

ネットの普及により、どの不動産業者でも物件情報を仕入れることができます。

まずは地域で力を持っている不動産業者に相談し、社内や担当者の雰囲気、最新の賃貸事情を理解しているかどうか、ITを駆使した募集方法が出来ているかを確認し、そこから判断していくことが、鉄則ではないのでしょうか。