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ノンバンクはサラ金か?正しい知識をつけてノンバンクを活用しよう
公開日: 2023年11月02日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
不動産投資をしていると、一般の銀行で融資を受けられなかった場合に、ノンバンクで融資を受けて投資をする方は一定数いると思います。
では、一般の銀行とノンバンクはどう違うのでしょうか?今回はその違いについて解説しようと思います。
また、ノンバンクと聞くと、ゆるいサラ金のようなイメージを持つ方も多いかもしれません。
そのためか、ノンバンクからお金を借りると投資家としての評価が下がる・・・というような噂を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日はこの都市伝説が本当なのか?についても、お話ししようと思います。
ノンバンクと銀行の主な違い
ノンバンクの定義は、「預金などを受け入れずに与信業務を営む企業」となっています。
つまり、預金業務はやらないけど、お金は貸すよという金融機関ですね。
また、銀行とノンバンクでは規制を受ける法律が異なっており、銀行には銀行法が適用され、ノンバンクには貸金業法が適用されます。
先ほど、ノンバンクはゆるいサラ金のようなイメージとお話ししましたが、実はそのとおりで、サラ金、クレジットカード会社、リース会社などもノンバンクに該当します。
不動産投資家の間で有名なノンバンクとしては、アパートの融資を行う三井住友トラストL&Fなどがあります。
一方、ノンバンク以外の金融機関としては、都銀や地銀、信金、農協などが挙げられます。
ノンバンクのメリット・デメリット
次に、ノンバンクのメリットとデメリットを見ていきましょう。
まず、ノンバンクのメリットとしては、
・年収の条件さえクリアしていれば、融資の基準が比較的緩い
・一般の銀行が融資をできないようなエリアや古い物件、建築基準法に違反した物件などにも融資を行ってくれる可能性が高い
といった点があります。
しかし、これには当然、
・金利が高い
というデメリットが伴います。
ノンバンクの金利は、変動金利の場合で銀行より2~3%は高いです。
つまり、高い金利を払ってもキャッシュフローが出る物件で利用することが基本になります。
ノンバンクからお金を借りすぎると、与信が傷つく?
また、ノンバンクからお金を借りすぎると、与信を毀損するという都市伝説もあります。
しかし、ノンバンクからお金を借りるから与信が傷つくのではありません。
サラ金と違い、不動産投資への融資はノンバンクも不動産に担保をつけており、無担保でお金を借りているのではありません。
だから、それ自体で与信が傷つくというわけではないと思います。
与信が傷つくのだとしたら、そもそも銀行から融資を受けられないような物件を買っていることが原因なのではないかと思います。
ですので、不動産投資の融資を検討する順番としては、
公的融資(日本政策金融公庫など)
↓
第一地銀(地方銀行)
↓
第二地銀(スルガ銀行など)
↓
ノンバンク
ということになります。
第一地銀は第二地銀よりも金利が安いので、順番としては第一地銀が先になります。
オリックス銀行はノンバンクではなく一般の銀行です
ちなみに、今、オリックスが日本シリーズを戦っていますが、僕ら投資家の間では、オリックス銀行は不動産投資に積極的な金融機関として有名です。
巷ではオリックスはノンバンクと思われているようですが、れっきとした預金業務を行う銀行で、店舗を持っておらずネットだけで業務をしているので、結構預金の利息も高かったりします。
一般的な住宅ローンよりも、不動産投資や事業用ローンに力を入れてこれまで事業を拡大してきた経緯もあり、普通の銀行とはちょっと違うのでノンバンクと思われたのかなと思います。
ただ、オリックス銀行の金利は第二地銀と同じかそれ以上に高いので、一般の銀行での融資がダメな時に検討すべき銀行だと思います。
以上、ノンバンクと普通の銀行の違いについて、また不動産投資の際に検討すべき金融機関の順番について解説しました。ぜひ参考にしてください。
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不動産投資をしていると、一般の銀行で融資を受けられなかった場合に、ノンバンクで融資を受けて投資をする方は一定数いると思います。
では、一般の銀行とノンバンクはどう違うのでしょうか?今回はその違いについて解説しようと思います。
また、ノンバンクと聞くと、ゆるいサラ金のようなイメージを持つ方も多いかもしれません。
そのためか、ノンバンクからお金を借りると投資家としての評価が下がる・・・というような噂を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日はこの都市伝説が本当なのか?についても、お話ししようと思います。
ノンバンクと銀行の主な違い
ノンバンクの定義は、「預金などを受け入れずに与信業務を営む企業」となっています。つまり、預金業務はやらないけど、お金は貸すよという金融機関ですね。
また、銀行とノンバンクでは規制を受ける法律が異なっており、銀行には銀行法が適用され、ノンバンクには貸金業法が適用されます。
先ほど、ノンバンクはゆるいサラ金のようなイメージとお話ししましたが、実はそのとおりで、サラ金、クレジットカード会社、リース会社などもノンバンクに該当します。
不動産投資家の間で有名なノンバンクとしては、アパートの融資を行う三井住友トラストL&Fなどがあります。
一方、ノンバンク以外の金融機関としては、都銀や地銀、信金、農協などが挙げられます。
ノンバンクのメリット・デメリット
次に、ノンバンクのメリットとデメリットを見ていきましょう。
まず、ノンバンクのメリットとしては、
・年収の条件さえクリアしていれば、融資の基準が比較的緩い
・一般の銀行が融資をできないようなエリアや古い物件、建築基準法に違反した物件などにも融資を行ってくれる可能性が高い
といった点があります。
しかし、これには当然、
・金利が高い
というデメリットが伴います。
ノンバンクの金利は、変動金利の場合で銀行より2~3%は高いです。
つまり、高い金利を払ってもキャッシュフローが出る物件で利用することが基本になります。
ノンバンクからお金を借りすぎると、与信が傷つく?
また、ノンバンクからお金を借りすぎると、与信を毀損するという都市伝説もあります。
しかし、ノンバンクからお金を借りるから与信が傷つくのではありません。
サラ金と違い、不動産投資への融資はノンバンクも不動産に担保をつけており、無担保でお金を借りているのではありません。
だから、それ自体で与信が傷つくというわけではないと思います。
与信が傷つくのだとしたら、そもそも銀行から融資を受けられないような物件を買っていることが原因なのではないかと思います。
ですので、不動産投資の融資を検討する順番としては、
公的融資(日本政策金融公庫など)
↓
第一地銀(地方銀行)
↓
第二地銀(スルガ銀行など)
↓
ノンバンク
ということになります。
第一地銀は第二地銀よりも金利が安いので、順番としては第一地銀が先になります。
オリックス銀行はノンバンクではなく一般の銀行です
ちなみに、今、オリックスが日本シリーズを戦っていますが、僕ら投資家の間では、オリックス銀行は不動産投資に積極的な金融機関として有名です。巷ではオリックスはノンバンクと思われているようですが、れっきとした預金業務を行う銀行で、店舗を持っておらずネットだけで業務をしているので、結構預金の利息も高かったりします。
一般的な住宅ローンよりも、不動産投資や事業用ローンに力を入れてこれまで事業を拡大してきた経緯もあり、普通の銀行とはちょっと違うのでノンバンクと思われたのかなと思います。
ただ、オリックス銀行の金利は第二地銀と同じかそれ以上に高いので、一般の銀行での融資がダメな時に検討すべき銀行だと思います。
以上、ノンバンクと普通の銀行の違いについて、また不動産投資の際に検討すべき金融機関の順番について解説しました。ぜひ参考にしてください。
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