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高層階 vs 低層階、タワマンの価値と魅力の比較
公開日: 2023年12月22日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、今、都内でブームになっているタワーマンション(タワマン)のお話をしたいと思います。
突然ですが、もしタワマンに住むことになったら、あなたは高層階と低層階のどちらに住みたいですか?
タワマンに住めるとなった時点で多くの方が高層階を選ぶと思いますので、愚問かもしれませんね。
タワマンの最大の売りは眺望の良さにありますし、心理的にもセレブの仲間入りができたような満足感が得られるので、多くの人は高層階を選ぶと思います。
以前は、「タワマン節税」といって、相続対策としてタワマンを買うと資産が大きく圧縮できるという利点もありました。
しかし、今はそのスキームも封じ込められてしまったので、単純に眺望の良さや心理的な満足感によって、高層階が好まれているのだと思います。
超高額なタワマン高層階を買っているのは誰?
そんなタワマンの高層階を誰が買っているのかというと、実は中国人や韓国人などの外国人が好んで買っているようです。
先日、日経新聞に「超高層ビル高さランキング」という記事が載っていました。
このデータによると、世界中の超高層ビルのトップ50のうちの半分は中国にあるということです。
中国人にとって、高層ビルは「成功者」とか「経済的ヒエラルキーのトップ」のような分かりやすいイメージがあるから、好まれるのかもしれませんね。
もしかしたら、単純に高いところが好きな国民性なのかもしれませんが・・・。
ちなみに、この日経新聞のランキングを見ると、高層階を好む傾向は圧倒的に新興国に多いようです。
経済的にタワマンの高層階はおトク?
さて、ここまではタワマンの高層階に対する価値観やイメージについてお話ししてきましたが、経済的な価値はどうなのでしょうか?見ていきましょう。
タワマンに限らず、区分マンションは高層階の方が価格は高くなるのが常識です。
それは恐らく高層階の方が眺望がいいからです。
つまり、「資産価値が高い」というのも高層階が選ばれる理由の一つということでしょう。
しかし、資産価値が高いと言っても、僕は「将来の価値の高騰」まで約束されているわけではないと思っています。
なぜなら、高層階になればなるほど価格が高くなるので、その分買える人も少なくなるからです。買える人(買いたい人)が少なければ、価格は上がりにくくなります。
逆に、高層階1戸分の価格で低層階のユニットを2戸買った方が、将来の値上がり益は大きいかもしれません。
また、タワマンを買って賃貸に出すことを考えた場合、圧倒的に低層階の方が利回りはよくなりますよね。
同じ間取りであれば、高層階だろうと低層階だろうと、家賃の差は購入価格の差ほどにはならないからです。
ですので、もし投資としてタワマンを買うのであれば、低層階の方がパフォーマンスは高くなります。
タワマン高層階の実生活の価値
次に、タワマンの高層階に実際に住んだらどうなるのか見てみましょう。
僕は、マレーシアで36階建てのタワマンの低層階に住んでいます。
なぜなら、そもそも高いところが苦手なのと、高層階だと地下駐車場へのアクセスが悪くなってしまうからです。
それに、僕が住んでいる階の一つ下の階がモールに直結しているため、すぐにモールへ行けるのも便利な点です。
忘れ物をしても、低層階だったらすぐに取りに戻れるというメリットもありますよね。
また、低層階といっても通常のビルの10階ぐらいの高さに当たるので、そこそこ眺望はいいです。
しかし、僕は普段から景色を楽しむということがないので、住み始めて3日で外は見なくなりました。
恐らく高層階に住んだとしても同じだと思います。
また、日本の場合は地震大国ですから、高層階は緊急時の安全性が心配です。
最近のタワマンは免震構造になっていますが、免震構造は常に揺れているので、例えば女性の方は不妊になったりすると言われていますし、精神的にも不安定になるというデータもあります。
火事になればエレベーターに人が殺到するでしょうし、高層階であればあるほど、安全性には不安が残ります。
まとめ
実は、僕も以前、老後に住む家を買おうと思い立ち、豊洲のタワマンを見に行ったことがあります。
しかし、駐車場は抽選で当たったとしても1台しか停められず、部屋も狭くて息が詰まってしまいそうだったので、結局は諦めたという経験があります。
僕の場合、老後は海の近くの一軒家に住む・・・というのが合っているのかなと思っています。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、今、都内でブームになっているタワーマンション(タワマン)のお話をしたいと思います。
突然ですが、もしタワマンに住むことになったら、あなたは高層階と低層階のどちらに住みたいですか?
タワマンに住めるとなった時点で多くの方が高層階を選ぶと思いますので、愚問かもしれませんね。
タワマンの最大の売りは眺望の良さにありますし、心理的にもセレブの仲間入りができたような満足感が得られるので、多くの人は高層階を選ぶと思います。
以前は、「タワマン節税」といって、相続対策としてタワマンを買うと資産が大きく圧縮できるという利点もありました。
しかし、今はそのスキームも封じ込められてしまったので、単純に眺望の良さや心理的な満足感によって、高層階が好まれているのだと思います。
超高額なタワマン高層階を買っているのは誰?
そんなタワマンの高層階を誰が買っているのかというと、実は中国人や韓国人などの外国人が好んで買っているようです。先日、日経新聞に「超高層ビル高さランキング」という記事が載っていました。
このデータによると、世界中の超高層ビルのトップ50のうちの半分は中国にあるということです。
中国人にとって、高層ビルは「成功者」とか「経済的ヒエラルキーのトップ」のような分かりやすいイメージがあるから、好まれるのかもしれませんね。
もしかしたら、単純に高いところが好きな国民性なのかもしれませんが・・・。
ちなみに、この日経新聞のランキングを見ると、高層階を好む傾向は圧倒的に新興国に多いようです。
経済的にタワマンの高層階はおトク?
さて、ここまではタワマンの高層階に対する価値観やイメージについてお話ししてきましたが、経済的な価値はどうなのでしょうか?見ていきましょう。タワマンに限らず、区分マンションは高層階の方が価格は高くなるのが常識です。
それは恐らく高層階の方が眺望がいいからです。
つまり、「資産価値が高い」というのも高層階が選ばれる理由の一つということでしょう。
しかし、資産価値が高いと言っても、僕は「将来の価値の高騰」まで約束されているわけではないと思っています。
なぜなら、高層階になればなるほど価格が高くなるので、その分買える人も少なくなるからです。買える人(買いたい人)が少なければ、価格は上がりにくくなります。
逆に、高層階1戸分の価格で低層階のユニットを2戸買った方が、将来の値上がり益は大きいかもしれません。
また、タワマンを買って賃貸に出すことを考えた場合、圧倒的に低層階の方が利回りはよくなりますよね。
同じ間取りであれば、高層階だろうと低層階だろうと、家賃の差は購入価格の差ほどにはならないからです。
ですので、もし投資としてタワマンを買うのであれば、低層階の方がパフォーマンスは高くなります。
タワマン高層階の実生活の価値
次に、タワマンの高層階に実際に住んだらどうなるのか見てみましょう。僕は、マレーシアで36階建てのタワマンの低層階に住んでいます。
なぜなら、そもそも高いところが苦手なのと、高層階だと地下駐車場へのアクセスが悪くなってしまうからです。
それに、僕が住んでいる階の一つ下の階がモールに直結しているため、すぐにモールへ行けるのも便利な点です。
忘れ物をしても、低層階だったらすぐに取りに戻れるというメリットもありますよね。
また、低層階といっても通常のビルの10階ぐらいの高さに当たるので、そこそこ眺望はいいです。
しかし、僕は普段から景色を楽しむということがないので、住み始めて3日で外は見なくなりました。
恐らく高層階に住んだとしても同じだと思います。
また、日本の場合は地震大国ですから、高層階は緊急時の安全性が心配です。
最近のタワマンは免震構造になっていますが、免震構造は常に揺れているので、例えば女性の方は不妊になったりすると言われていますし、精神的にも不安定になるというデータもあります。
火事になればエレベーターに人が殺到するでしょうし、高層階であればあるほど、安全性には不安が残ります。
まとめ
実は、僕も以前、老後に住む家を買おうと思い立ち、豊洲のタワマンを見に行ったことがあります。しかし、駐車場は抽選で当たったとしても1台しか停められず、部屋も狭くて息が詰まってしまいそうだったので、結局は諦めたという経験があります。
僕の場合、老後は海の近くの一軒家に住む・・・というのが合っているのかなと思っています。
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