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築古物件は火災保険には入れないのか?
公開日: 2024年10月15日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、火災保険についてお話ししようと思います。
僕は普段から、不動産投資の初心者は「築古戸建て投資」から始めることをお勧めしています。
しかし、築古戸建てを購入された方から
「購入したはいいが、火災保険に入れない・・・」
「大手の損保会社から加入を断られた・・・」
というご報告が多いんですよね。
そこで今日は、戸建てに限らず今後「築古」の物件を買って不動産投資をしていきたいという方向けに、築古物件の火災保険について解説してみたいと思います。
本記事をご覧いただければ、
・築古でも保険に入れるのか?
・火災保険料が値上がり傾向にある理由
について理解することができますので、ぜひ最後までご覧ください。
火災保険は値上がり傾向にある
最近、火災保険の保険料が上がりましたよね。
その理由は、天災が多くなってきているからです。
地震や台風、土砂崩れ、線状降水帯などの自然災害が増加していて、その影響で保険料の支払いが多くなってしまい、結果として保険料が上がっているわけです。
例えば2023年は平均13%も保険料が値上げされたんですよね。
災害リスクが高い地域では、さらに高額な保険料が設定されていたりします。
また、以前は30年とか35年とかの超長期契約が可能でしたが、保険というのは長期で入れば入るほど割引率が大きくなるため、最近は最大でも10年までしか入れないようになっていたりします。
これによって、不動産投資家の収益性も少なからず悪化してきているわけです。
築古でも保険に入れるのか?
さらに、最近は大手損保会社を中心に「築40年以上のような築古物件の保険は受け付けません」といった傾向になってきています。
理由は皆さんのご想像通り、建物が古いと地震で倒壊したりするリスクが高くなるからです。
もしあなたが保険会社を経営していたら、地震が来たら高確率で倒れてしまいそうな物件を加入させて、リスクを負いたくないですよね。
ただ、全く保険に入れないのかというとそんなことはありません。
例えば、共済系の保険や中小の損保会社なら築古の物件でも入れる火災保険があります。
保険料は高くなるかもしれませんが、補償範囲を絞るとかすれば、古いからという理由だけで火災保険に全く入れない・・・ということはありません。
ただし、ボロボロで全くメンテナンスもしてないような物件は加入できないでしょう。
保険会社によっては、結構シビアにチェックしてきますので、「建物の写真をぐるっと360度撮って提出してください」と要求されたりすることもあるようです。
火災保険の加入を断られることがないように、耐震補強や屋根の防水、外壁の塗装など、建物を維持するための定期的なメンテナンスは絶対にやった方が良いと思います。
古い物件に対する火災保険の加入は、昨今厳しくなってきてはいますが、ちゃんとすべきことをしておけば火災保険に加入できないことありません。ぜひ参考にしてください。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、火災保険についてお話ししようと思います。
僕は普段から、不動産投資の初心者は「築古戸建て投資」から始めることをお勧めしています。
しかし、築古戸建てを購入された方から
「購入したはいいが、火災保険に入れない・・・」
「大手の損保会社から加入を断られた・・・」
というご報告が多いんですよね。
そこで今日は、戸建てに限らず今後「築古」の物件を買って不動産投資をしていきたいという方向けに、築古物件の火災保険について解説してみたいと思います。
本記事をご覧いただければ、
・築古でも保険に入れるのか?
・火災保険料が値上がり傾向にある理由
について理解することができますので、ぜひ最後までご覧ください。
火災保険は値上がり傾向にある
最近、火災保険の保険料が上がりましたよね。その理由は、天災が多くなってきているからです。
地震や台風、土砂崩れ、線状降水帯などの自然災害が増加していて、その影響で保険料の支払いが多くなってしまい、結果として保険料が上がっているわけです。
例えば2023年は平均13%も保険料が値上げされたんですよね。
災害リスクが高い地域では、さらに高額な保険料が設定されていたりします。
また、以前は30年とか35年とかの超長期契約が可能でしたが、保険というのは長期で入れば入るほど割引率が大きくなるため、最近は最大でも10年までしか入れないようになっていたりします。
これによって、不動産投資家の収益性も少なからず悪化してきているわけです。
築古でも保険に入れるのか?
さらに、最近は大手損保会社を中心に「築40年以上のような築古物件の保険は受け付けません」といった傾向になってきています。理由は皆さんのご想像通り、建物が古いと地震で倒壊したりするリスクが高くなるからです。
もしあなたが保険会社を経営していたら、地震が来たら高確率で倒れてしまいそうな物件を加入させて、リスクを負いたくないですよね。
ただ、全く保険に入れないのかというとそんなことはありません。
例えば、共済系の保険や中小の損保会社なら築古の物件でも入れる火災保険があります。
保険料は高くなるかもしれませんが、補償範囲を絞るとかすれば、古いからという理由だけで火災保険に全く入れない・・・ということはありません。
ただし、ボロボロで全くメンテナンスもしてないような物件は加入できないでしょう。
保険会社によっては、結構シビアにチェックしてきますので、「建物の写真をぐるっと360度撮って提出してください」と要求されたりすることもあるようです。
火災保険の加入を断られることがないように、耐震補強や屋根の防水、外壁の塗装など、建物を維持するための定期的なメンテナンスは絶対にやった方が良いと思います。
古い物件に対する火災保険の加入は、昨今厳しくなってきてはいますが、ちゃんとすべきことをしておけば火災保険に加入できないことありません。ぜひ参考にしてください。
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