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熱狂はカネなり。熱狂を作り出せ!
公開日: 2024年10月26日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今回は「熱狂はお金になる」というテーマで、プロ野球を例にとってお話ししようと思います。
かつてのプロ野球は、セ・リーグとパ・リーグの各リーグの優勝者が日本シリーズを7戦戦って、先に4勝したチームが日本一になる・・・というシンプルな仕組みでした。
ところが最近は、各リーグで一生懸命シリーズを勝ち抜いて優勝したとしても、その先にクライマックスシリーズというのがあって、各リーグで3位以内のチームがまた戦って、そこで優勝したチームが日本シリーズに出場できます。
簡単には日本一が決定しない仕組みになっているんですよね。
シーズン中の成績が優れなくても、このクライマックスシリーズで勝ち抜けば日本シリーズで優勝する可能性もある・・・という“下克上システム”が、それぞれのチームのファンの心を惹きつけ、ファンは熱狂しているんだと思います。
大谷翔平選手で大注目のアメリカメジャーリーグ
これはメジャーリーグも同じです。
大谷翔平選手が所属するドジャースが4年ぶりにワールドシリーズに進出しましたが、そこに行き着くまでにいったい何回試合をしたんだ?と皆さん思ったんじゃないでしょうか。
メジャーリーグはレギュラーシーズンだけで162試合という日本以上の試合数をこなします。
その後、各地区の上位のチームが集まってポストシーズンをやって、地区シリーズをやって、今度はリーグ戦の優勝者決定戦をやって、ワールドシリーズをやって・・・といった具合です。
レギュラーシーズンが終わってから、気が遠くなるほど長いプロセスですが、この一連のプロセスはビジネス的にはめちゃくちゃ成功していると思います。
野球ビジネスのカラクリ
というのも、レギュラーシーズンだけで全ての結果が決まらないので、中段以上の成績のチームであれば、まだまだワールドチャンピオンになれるチャンスがある!ということなんですよね。
つまり「ファンが簡単には離れないようなシステム」になっているのです。
もし、両リーグのトップが戦うだけのシステムだったとしたら、それぞれの地区の2位以下のチームは、シーズンが終了したら「どうでもいいや」みたいな感じになってしまって、今のような「熱狂」は生まれないと思います。
そうなってしまったら、ファンも離れてしまいますよね。
ですから、ワールドシリーズが終わるまでファンが離れないように、意図的に「熱狂」を作り出す仕組みを作っていると思います。非常にうまいですよね。
例えば、ドジャースのポストシーズンのグラウンド近くの席のチケット代は、なんと130万~150万するそうです。
両リーグの優勝決定戦だけでも何試合もありますから、毎日130万円が何百席・何千席と売れていくわけで、ビジネス的には大正解ですよね。
なんと一試合のチケットだけで20億円くらいの売り上げがあるそうです。
これに加えて、テレビの放映権やグッズの売り上げがあって、ビールやホットドッグも売れますしね。この経済効果はすごいです。
「熱狂」を作り出せ!
これは、興奮・熱狂を最大限に引き出すことによってビジネスとして成功している最たる例だと思います。
プロスポーツの興行は、客を喜ばせて売り上げを上げてなんぼの世界で、いかにファンを熱狂させるかがとても重要です。
チームの収益が上がれば、いい選手も呼べるし、興行的にもより成功していきます。
これはプロの世界に限らず「熱狂は金なり」ということだと思います。
ファンの感情を揺さぶることで、収益が増えて、その循環がさらに次の熱狂を生み出す・・・これはビジネス的にも非常に参考になるのではないでしょうか。
エンターテインメントビジネスに限らず、他の色々な分野でもこの「熱狂」というのは大きなキーワードになってくるのかなと思います。
「熱狂」に注意せよ!?
ただ、「熱狂」にはダークサイドもあると思います。
例えば、マルチ商法とか一部のカルト的な団体というのは、熱狂を悪用して信者や勧誘者をコントロールして金銭を搾取することがあります。
一人のカリスマ的指導者が信者を熱狂させることによって、多額の寄付金を払わせたり、無駄な商品を買わせたりするケースはよくありますよね。
「熱狂」がビジネスの利益につながるのは確かですが、悪用すると人を陥れる危険なツールにもなり得るということです。
「熱狂」には良い作用と悪い作用の両面がありますから、熱狂を仕掛ける人はそのことをしっかり理解して、悪用しないように、道を踏み外さないように気を付ける必要があります。
「ツール(熱狂)は正しく使う」ことが重要です。
正しく使えれば、ビジネス的には非常にいいですし、成功の鍵になり得ますから、あなたの分野でも「熱狂」を生み出すことができるかどうか、ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今回は「熱狂はお金になる」というテーマで、プロ野球を例にとってお話ししようと思います。
かつてのプロ野球は、セ・リーグとパ・リーグの各リーグの優勝者が日本シリーズを7戦戦って、先に4勝したチームが日本一になる・・・というシンプルな仕組みでした。
ところが最近は、各リーグで一生懸命シリーズを勝ち抜いて優勝したとしても、その先にクライマックスシリーズというのがあって、各リーグで3位以内のチームがまた戦って、そこで優勝したチームが日本シリーズに出場できます。
簡単には日本一が決定しない仕組みになっているんですよね。
シーズン中の成績が優れなくても、このクライマックスシリーズで勝ち抜けば日本シリーズで優勝する可能性もある・・・という“下克上システム”が、それぞれのチームのファンの心を惹きつけ、ファンは熱狂しているんだと思います。
大谷翔平選手で大注目のアメリカメジャーリーグ
これはメジャーリーグも同じです。大谷翔平選手が所属するドジャースが4年ぶりにワールドシリーズに進出しましたが、そこに行き着くまでにいったい何回試合をしたんだ?と皆さん思ったんじゃないでしょうか。
メジャーリーグはレギュラーシーズンだけで162試合という日本以上の試合数をこなします。
その後、各地区の上位のチームが集まってポストシーズンをやって、地区シリーズをやって、今度はリーグ戦の優勝者決定戦をやって、ワールドシリーズをやって・・・といった具合です。
レギュラーシーズンが終わってから、気が遠くなるほど長いプロセスですが、この一連のプロセスはビジネス的にはめちゃくちゃ成功していると思います。
野球ビジネスのカラクリ
というのも、レギュラーシーズンだけで全ての結果が決まらないので、中段以上の成績のチームであれば、まだまだワールドチャンピオンになれるチャンスがある!ということなんですよね。
つまり「ファンが簡単には離れないようなシステム」になっているのです。
もし、両リーグのトップが戦うだけのシステムだったとしたら、それぞれの地区の2位以下のチームは、シーズンが終了したら「どうでもいいや」みたいな感じになってしまって、今のような「熱狂」は生まれないと思います。
そうなってしまったら、ファンも離れてしまいますよね。
ですから、ワールドシリーズが終わるまでファンが離れないように、意図的に「熱狂」を作り出す仕組みを作っていると思います。非常にうまいですよね。
例えば、ドジャースのポストシーズンのグラウンド近くの席のチケット代は、なんと130万~150万するそうです。
両リーグの優勝決定戦だけでも何試合もありますから、毎日130万円が何百席・何千席と売れていくわけで、ビジネス的には大正解ですよね。
なんと一試合のチケットだけで20億円くらいの売り上げがあるそうです。
これに加えて、テレビの放映権やグッズの売り上げがあって、ビールやホットドッグも売れますしね。この経済効果はすごいです。
「熱狂」を作り出せ!
これは、興奮・熱狂を最大限に引き出すことによってビジネスとして成功している最たる例だと思います。プロスポーツの興行は、客を喜ばせて売り上げを上げてなんぼの世界で、いかにファンを熱狂させるかがとても重要です。
チームの収益が上がれば、いい選手も呼べるし、興行的にもより成功していきます。
これはプロの世界に限らず「熱狂は金なり」ということだと思います。
ファンの感情を揺さぶることで、収益が増えて、その循環がさらに次の熱狂を生み出す・・・これはビジネス的にも非常に参考になるのではないでしょうか。
エンターテインメントビジネスに限らず、他の色々な分野でもこの「熱狂」というのは大きなキーワードになってくるのかなと思います。
「熱狂」に注意せよ!?
ただ、「熱狂」にはダークサイドもあると思います。
例えば、マルチ商法とか一部のカルト的な団体というのは、熱狂を悪用して信者や勧誘者をコントロールして金銭を搾取することがあります。
一人のカリスマ的指導者が信者を熱狂させることによって、多額の寄付金を払わせたり、無駄な商品を買わせたりするケースはよくありますよね。
「熱狂」がビジネスの利益につながるのは確かですが、悪用すると人を陥れる危険なツールにもなり得るということです。
「熱狂」には良い作用と悪い作用の両面がありますから、熱狂を仕掛ける人はそのことをしっかり理解して、悪用しないように、道を踏み外さないように気を付ける必要があります。
「ツール(熱狂)は正しく使う」ことが重要です。
正しく使えれば、ビジネス的には非常にいいですし、成功の鍵になり得ますから、あなたの分野でも「熱狂」を生み出すことができるかどうか、ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか。
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