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トランプ確定で経済、株、世界情勢はどうなるか?
公開日: 2024年11月11日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
2024年11月6日、アメリカの大統領選挙の開票が行われ、トランプさんの勝利宣言がありました。
そこで今回は、「トランプ確定で経済、株、世界情勢はどうなるか?」というテーマで解説していきたいと思います。ぜひ最後までご覧ください!
為替と株価の展望
ドル買い円売りの流れへ
トランプ氏の矛盾した政策
今後も円安株高が続くとは限らない
長期的なリスクと課題
米中の貿易摩擦
世界情勢への影響
中東情勢
台湾情勢
まとめ
為替と株価の展望
トランプさんの勝利宣言を受け、2024年11月6日の日経平均株価は一時1,100円以上も値を上げました。
為替の動きとしては、一時は1ドル154円台にまで円安が進行した場面がありました。
ドル買い円売りの流れへ
なぜこのような動きになったのでしょうか?
これらは全て、トランプさんが掲げる経済政策への期待から発生したマーケットの動きと言えると思います。
その中でも影響があるものとしては、トランプさんが公約に掲げていた、輸入品に対する関税引き上げです。
特に、中国からの輸入品に対する関税の引き上げは、アメリカ国内の物価上昇をさらに加速させる可能性があります。
物価上昇を抑えるために、アメリカの金利がこのまま高水準で維持されるのではないか?という見方が市場に広がったため、ドル買い円売りが進行し、円安の流れができたということです。
(その後、11月7日のFOMCで追加利下げが決定し、現在はまた152円台まで円高に振れています)。
トランプ氏の矛盾した政策
ただし、トランプさん自身はアメリカファーストですから、アメリカ製品の輸出に有利なドル安を好む姿勢をずっと示してきたんですよね。
ところが、関税引き上げや国内産業優先の政策により、結果的にインフレ圧力が強まり、金利上昇に伴うドル高の環境が続く可能性が高まってしまっているわけなんですよね。
もう、この時点でトランプさんの政策はちょっと矛盾しているということになるのですが・・・。
今後も円安株高の流れが続くとは限らない
ただし、僕は今後もずっと円安株高の流れが続くとは思っていません。
おそらく今後は、ドル安円高に振れる場面も出てくると思います。
円安は日経平均株価を押し上げる要因になる一方で、円高は株価を押し下げる要因になります。
円高になれば、当然、輸出企業は儲からなくなるので、今回の円安株高の流れがこのまま一辺倒になることはちょっと考えにくいと思うんですよね。
長期的なリスクと課題
では、長期的なトランプ政権のリスクはどこにあるのでしょうか。
アメリカ国内の経済成長をトランプさんが推進していくと、地政学的なリスクやサプライチェーンの不安定化を引き起こす可能性があります。
米中の貿易摩擦
例えば、米中の貿易摩擦が強まってくると、日本は中国での製造に依存している部分が大きいため、この辺の対応を迫られる場面が多くなることが想定されます。
生産コストが高くなってしまうので、そのリスク管理を大手企業中心にやっていくべきだと思います。
米中貿易摩擦は日本の経済にも影響してくるということです。
世界情勢への影響
さらに、米中だけではなく、世界情勢への影響も避けられません。
中東情勢
例えば中東情勢。
トランプさんはイランに対してものすごく厳しい政策をとってきたので、中東情勢が再び不安定化する可能性があります。
そうすると、エネルギーのコストが今後さらに上がっていく可能性があります。
つまり、日本のガソリンや電気代などが上昇する可能性があるわけです。
この問題に関しては減税を検討するなど、日本人の生活に支障が出ないような政策を政治家さんにはお願いしたいところです。
台湾情勢
また、米中関係が悪化するということで、台湾情勢が不安定化する可能性も高いですよね。
一応、日米の安全保障条約がありますが、トランプさんはアメリカファーストですから、日本は自分で自主防衛しなさいよ!ということになるような気がします。
なので、アメリカに守ってもらいたいんだったら、防衛費の負担をもっとしなさい!という話にもなってくると思います。
そうすると、日本の防衛予算についても、増額を検討しないと自国を守り切れない部分が出てくると思います。
話をまとめると、とにかくトランプさんはアメリカファーストで、アメリカの国益を第一に考える人ということです。
では、翻って日本はどうでしょうか?
安倍さんなき今、日本はリーダーが不在のまま、衆議院もねじれたままです。
うまく日米関係を立ち回れる人がいません。
僕は、トランプさんの思惑通りに日本がコントロールされてしまう危険性を感じています。
政治がしっかりしないと、国民にそのツケが回ってくるような気がしてなりません。
まとめ
というわけで今回は、「トランプ確定で経済、株、世界情勢はどうなるか?」というテーマでお話ししてきました。
ちょっと雑多な僕の予測になってしまいましたけれども、皆さんはどのようにお考えでしょうか?
状況が良くなることを期待したいですが、良くならない場面にも備えてしっかり準備しておかないと、自分の資産や経済活動にも影響してきます。
この辺のニュースに関しては常にアンテナを立ててキャッチアップしていただきたいですし、僕も皆さんに情報を発信していきたいと思います。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
2024年11月6日、アメリカの大統領選挙の開票が行われ、トランプさんの勝利宣言がありました。
そこで今回は、「トランプ確定で経済、株、世界情勢はどうなるか?」というテーマで解説していきたいと思います。ぜひ最後までご覧ください!
為替と株価の展望
ドル買い円売りの流れへ
トランプ氏の矛盾した政策
今後も円安株高が続くとは限らない
長期的なリスクと課題
米中の貿易摩擦
世界情勢への影響
中東情勢
台湾情勢
まとめ
為替と株価の展望
トランプさんの勝利宣言を受け、2024年11月6日の日経平均株価は一時1,100円以上も値を上げました。為替の動きとしては、一時は1ドル154円台にまで円安が進行した場面がありました。
ドル買い円売りの流れへ
なぜこのような動きになったのでしょうか?
これらは全て、トランプさんが掲げる経済政策への期待から発生したマーケットの動きと言えると思います。
その中でも影響があるものとしては、トランプさんが公約に掲げていた、輸入品に対する関税引き上げです。
特に、中国からの輸入品に対する関税の引き上げは、アメリカ国内の物価上昇をさらに加速させる可能性があります。
物価上昇を抑えるために、アメリカの金利がこのまま高水準で維持されるのではないか?という見方が市場に広がったため、ドル買い円売りが進行し、円安の流れができたということです。
(その後、11月7日のFOMCで追加利下げが決定し、現在はまた152円台まで円高に振れています)。
トランプ氏の矛盾した政策
ただし、トランプさん自身はアメリカファーストですから、アメリカ製品の輸出に有利なドル安を好む姿勢をずっと示してきたんですよね。
ところが、関税引き上げや国内産業優先の政策により、結果的にインフレ圧力が強まり、金利上昇に伴うドル高の環境が続く可能性が高まってしまっているわけなんですよね。
もう、この時点でトランプさんの政策はちょっと矛盾しているということになるのですが・・・。
今後も円安株高の流れが続くとは限らない
ただし、僕は今後もずっと円安株高の流れが続くとは思っていません。
おそらく今後は、ドル安円高に振れる場面も出てくると思います。
円安は日経平均株価を押し上げる要因になる一方で、円高は株価を押し下げる要因になります。
円高になれば、当然、輸出企業は儲からなくなるので、今回の円安株高の流れがこのまま一辺倒になることはちょっと考えにくいと思うんですよね。
長期的なリスクと課題
では、長期的なトランプ政権のリスクはどこにあるのでしょうか。アメリカ国内の経済成長をトランプさんが推進していくと、地政学的なリスクやサプライチェーンの不安定化を引き起こす可能性があります。
米中の貿易摩擦
例えば、米中の貿易摩擦が強まってくると、日本は中国での製造に依存している部分が大きいため、この辺の対応を迫られる場面が多くなることが想定されます。
生産コストが高くなってしまうので、そのリスク管理を大手企業中心にやっていくべきだと思います。
米中貿易摩擦は日本の経済にも影響してくるということです。
世界情勢への影響
さらに、米中だけではなく、世界情勢への影響も避けられません。中東情勢
例えば中東情勢。
トランプさんはイランに対してものすごく厳しい政策をとってきたので、中東情勢が再び不安定化する可能性があります。
そうすると、エネルギーのコストが今後さらに上がっていく可能性があります。
つまり、日本のガソリンや電気代などが上昇する可能性があるわけです。
この問題に関しては減税を検討するなど、日本人の生活に支障が出ないような政策を政治家さんにはお願いしたいところです。
台湾情勢
また、米中関係が悪化するということで、台湾情勢が不安定化する可能性も高いですよね。
一応、日米の安全保障条約がありますが、トランプさんはアメリカファーストですから、日本は自分で自主防衛しなさいよ!ということになるような気がします。
なので、アメリカに守ってもらいたいんだったら、防衛費の負担をもっとしなさい!という話にもなってくると思います。
そうすると、日本の防衛予算についても、増額を検討しないと自国を守り切れない部分が出てくると思います。
話をまとめると、とにかくトランプさんはアメリカファーストで、アメリカの国益を第一に考える人ということです。
では、翻って日本はどうでしょうか?
安倍さんなき今、日本はリーダーが不在のまま、衆議院もねじれたままです。
うまく日米関係を立ち回れる人がいません。
僕は、トランプさんの思惑通りに日本がコントロールされてしまう危険性を感じています。
政治がしっかりしないと、国民にそのツケが回ってくるような気がしてなりません。
まとめ
というわけで今回は、「トランプ確定で経済、株、世界情勢はどうなるか?」というテーマでお話ししてきました。ちょっと雑多な僕の予測になってしまいましたけれども、皆さんはどのようにお考えでしょうか?
状況が良くなることを期待したいですが、良くならない場面にも備えてしっかり準備しておかないと、自分の資産や経済活動にも影響してきます。
この辺のニュースに関しては常にアンテナを立ててキャッチアップしていただきたいですし、僕も皆さんに情報を発信していきたいと思います。
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