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社長を退いて一年、でどうなったの?
公開日: 2026年05月15日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「社長を退いて一年。その後どうなったか?」というテーマでお話ししたいと思います。
実は僕、2019年にマレーシアで立ち上げた会社の社長を、2025年6月に退任しました。
今は、いちダイレクターという立場で関わっていて、実際の経営はマレーシア人の社長に任せています。
この会社は、日本製のブレーキを扱うマレーシアの輸入総代理店としてスタートしました。
もともとは趣味の延長みたいな感じだったんですよね。
僕自身、レーシングカーも好きだし、車も好きなので、「せっかくだからマレーシアでもやってみるか」くらいの感覚で始めた部分もあります。
好きだけでは事業は続かない
ただ、当然ですが、事業って好きだけでは続かないんですよ。
最初は勢いがあっても、他の並行輸入業者がどんどん入ってくる。
そうすると価格競争になるし、代理店としてのシェアも少しずつ奪われていく。
しかも僕自身、日本とマレーシアを行き来しながらの“片手間社長”みたいな状態だったので、現場を細かく見ることができませんでした。
苦しい時に思い出した一人のセールスマン
そんな時に思い出したのが、昔この会社でセールスをしてくれていた彼でした。
彼は元々プロのレーシングドライバーで、車の知識が本当にすごいです。
しかもショップとの人脈も広い。
2019年からセールスマンとして働いてくれていたんですが、とにかく売る力がありました。
ところが2023年に、台湾系の会社に引き抜かれて辞めていったんですね。
もちろん寂しかったです。
でも彼にとってはキャリアアップだったので、「頑張れよ」と送り出しました。
「彼が戻ってきたらしい」という噂
ところが2024年の暮れくらいに、「彼がマレーシアに戻ってきたらしい」という噂を聞いたんですよ。
その頃、当社はかなり苦しい状況でした。
並行輸入業者にシェアを奪われて、このままだとまずいなという空気があった。
なので、もう一度彼に声をかけてみたんです。
そしたら戻ってきてくれた。
しかも、彼が持ってきた事業計画書が本当に素晴らしかった。
販路拡大のアイデア、アンテナショップ構想、メカニック体制まで、かなり具体的に描かれていた。
その時に思ったんですよね。
「あ、これは僕がやるより、この人に全部任せた方がうまくいくな」って。
社長交代で決めた「任せる覚悟」
なので、去年の6月に社長を交代しました。
さらに資本金も増やして、新体制でスタートした。
その時、僕はある意味覚悟を決めたんですよ。
お金は出す。必要なサポートもする。でも、細かい経営には介入しない。
初年度は「俺の給料はいらないから、自由にやってみろ」と伝えました。
一年後、売上はV字回復した
で、一年経ってどうなったか。
売上は3,000万円規模までV字回復しました。
さらにこの6月からは、市内にアンテナショップも作ります。
ブレーキ交換までできる体制を整えて、専属メカニックも入る。
レーシングカーのメンテ依頼もすでに数台入ってきていて、かなりいい流れができてきています。
会社は結局「人」で決まる
昨日は6月からの新体制について、スタッフみんなとランチミーティングをしたんですが、その時に改めて思ったんですよね。
会社って、結局「人」なんだなと。
会社がちゃんと戦略を持って、「これからこう成長していく」というビジョンを示す。
すると社員も自然とついてくる。
しかも、「やらされてる感」じゃないんですよ。
自分から仕事を楽しみ始める。
これがすごく大事なんだと思います。
経営者の仕事は、人を管理することではない
経営者って、「人を管理する人」だと思われがちですが、僕は逆だと思っています。
人をコントロールしようとすると、経営者も疲れるし、スタッフはもっと疲弊する。
一挙手一投足まで管理されたら、人は本来の力を発揮できないんですよ。
そうじゃなくて、その人が思いっきり実力を出せる舞台を作る。
これが経営者の仕事なんじゃないかなと思います。
必要な時に支える。
困った時に手を差し伸べる。
でも、普段は信じて任せる。
すると、人って責任感を持ち始めるんですよね。
任された人は本気になる
今回の社長もそうでした。
彼は一度会社を辞めているので、どこか後ろめたさを感じていたみたいです。
でも今は、本当に一生懸命やっています。
やっぱり生活がかかっているし、自分の人生として背負っている。
だから本気になる。
そして、その本気は周りにも伝染します。
メカニックもやる気満々だし、スタッフ全体が前向きになっている。
会社全体に、「これから良くなっていく」という空気がある。
誰かが輝ける環境を作る方が面白い
僕はこうやって、会社が成長していくのを見るのが本当に好きなんだなと思いました。
自分が前に出て全部やるよりも、誰かが輝ける環境を作る方が実は何倍も面白い。
そして最終的に大事なのは、経営者とスタッフが同じ方向を向いて、お客さんに喜んでもらうこと。
ここがズレると、会社は絶対にうまくいきません。
逆にここが揃うと、組織は驚くほど強くなる。
経営で大事なのは「誰に任せるか」
社長を退いて一年。
正直、前より会社は良くなったと思っています。
ちゃんと任せられる人に、任せたから。
経営って、「自分が何をやるか」より、「誰に任せるか」の方が何倍も重要なのかもしれません。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「社長を退いて一年。その後どうなったか?」というテーマでお話ししたいと思います。
実は僕、2019年にマレーシアで立ち上げた会社の社長を、2025年6月に退任しました。
今は、いちダイレクターという立場で関わっていて、実際の経営はマレーシア人の社長に任せています。
この会社は、日本製のブレーキを扱うマレーシアの輸入総代理店としてスタートしました。
もともとは趣味の延長みたいな感じだったんですよね。
僕自身、レーシングカーも好きだし、車も好きなので、「せっかくだからマレーシアでもやってみるか」くらいの感覚で始めた部分もあります。
好きだけでは事業は続かない
ただ、当然ですが、事業って好きだけでは続かないんですよ。最初は勢いがあっても、他の並行輸入業者がどんどん入ってくる。
そうすると価格競争になるし、代理店としてのシェアも少しずつ奪われていく。
しかも僕自身、日本とマレーシアを行き来しながらの“片手間社長”みたいな状態だったので、現場を細かく見ることができませんでした。
苦しい時に思い出した一人のセールスマン
そんな時に思い出したのが、昔この会社でセールスをしてくれていた彼でした。彼は元々プロのレーシングドライバーで、車の知識が本当にすごいです。
しかもショップとの人脈も広い。
2019年からセールスマンとして働いてくれていたんですが、とにかく売る力がありました。
ところが2023年に、台湾系の会社に引き抜かれて辞めていったんですね。
もちろん寂しかったです。
でも彼にとってはキャリアアップだったので、「頑張れよ」と送り出しました。
「彼が戻ってきたらしい」という噂
ところが2024年の暮れくらいに、「彼がマレーシアに戻ってきたらしい」という噂を聞いたんですよ。その頃、当社はかなり苦しい状況でした。
並行輸入業者にシェアを奪われて、このままだとまずいなという空気があった。
なので、もう一度彼に声をかけてみたんです。
そしたら戻ってきてくれた。
しかも、彼が持ってきた事業計画書が本当に素晴らしかった。
販路拡大のアイデア、アンテナショップ構想、メカニック体制まで、かなり具体的に描かれていた。
その時に思ったんですよね。
「あ、これは僕がやるより、この人に全部任せた方がうまくいくな」って。
社長交代で決めた「任せる覚悟」
なので、去年の6月に社長を交代しました。さらに資本金も増やして、新体制でスタートした。
その時、僕はある意味覚悟を決めたんですよ。
お金は出す。必要なサポートもする。でも、細かい経営には介入しない。
初年度は「俺の給料はいらないから、自由にやってみろ」と伝えました。
一年後、売上はV字回復した
で、一年経ってどうなったか。売上は3,000万円規模までV字回復しました。
さらにこの6月からは、市内にアンテナショップも作ります。
ブレーキ交換までできる体制を整えて、専属メカニックも入る。
レーシングカーのメンテ依頼もすでに数台入ってきていて、かなりいい流れができてきています。
会社は結局「人」で決まる
昨日は6月からの新体制について、スタッフみんなとランチミーティングをしたんですが、その時に改めて思ったんですよね。会社って、結局「人」なんだなと。
会社がちゃんと戦略を持って、「これからこう成長していく」というビジョンを示す。
すると社員も自然とついてくる。
しかも、「やらされてる感」じゃないんですよ。
自分から仕事を楽しみ始める。
これがすごく大事なんだと思います。
経営者の仕事は、人を管理することではない
経営者って、「人を管理する人」だと思われがちですが、僕は逆だと思っています。人をコントロールしようとすると、経営者も疲れるし、スタッフはもっと疲弊する。
一挙手一投足まで管理されたら、人は本来の力を発揮できないんですよ。
そうじゃなくて、その人が思いっきり実力を出せる舞台を作る。
これが経営者の仕事なんじゃないかなと思います。
必要な時に支える。
困った時に手を差し伸べる。
でも、普段は信じて任せる。
すると、人って責任感を持ち始めるんですよね。
任された人は本気になる
今回の社長もそうでした。彼は一度会社を辞めているので、どこか後ろめたさを感じていたみたいです。
でも今は、本当に一生懸命やっています。
やっぱり生活がかかっているし、自分の人生として背負っている。
だから本気になる。
そして、その本気は周りにも伝染します。
メカニックもやる気満々だし、スタッフ全体が前向きになっている。
会社全体に、「これから良くなっていく」という空気がある。
誰かが輝ける環境を作る方が面白い
僕はこうやって、会社が成長していくのを見るのが本当に好きなんだなと思いました。自分が前に出て全部やるよりも、誰かが輝ける環境を作る方が実は何倍も面白い。
そして最終的に大事なのは、経営者とスタッフが同じ方向を向いて、お客さんに喜んでもらうこと。
ここがズレると、会社は絶対にうまくいきません。
逆にここが揃うと、組織は驚くほど強くなる。
経営で大事なのは「誰に任せるか」
社長を退いて一年。正直、前より会社は良くなったと思っています。
ちゃんと任せられる人に、任せたから。
経営って、「自分が何をやるか」より、「誰に任せるか」の方が何倍も重要なのかもしれません。
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