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「水災」想定外の事態を回避する!

公開日: 2019年10月21日

先週の台風19号により発生した豪雨で、多くの方が被災されました。

この場を借りて改めて、被災された皆さまに対しまして、お見舞い申し上げます。

また一日も早い復旧・復興を、心よりお祈り申し上げます。

私自身も、先週末に予定していたスケジュールが台風で全て中止となり、自宅に戻って台風対策をしました。

と言っても、自宅はコストダウンのためにシャッターや雨戸も設置しなかったので、飛散したり、流されそうな物を片づけただけですが・・・

自宅の3キロ先には大きな河川がありますが、自宅の土地選びのときに調査して、浸水する可能性がないと判断しておりました。

しかし、緊急避難情報が家族のスマートフォンの人数分、時間差で何度も鳴り響くと不安になりました。

我が家の避難所は、すぐ近くの小さい河川を渡った先にあり、3キロ先の大きな河川が氾濫したらと考えると、避難する方がかえって危険を伴います。

自宅に隣接する側溝の流れを見たところ、特にオーバーフローをしていなかったので、今回は避難しませんでした。

しかし、その判断は他の地域の被災の状況を見ると紙一重だったかもしれません。

私の弟家族が住んでいる場所は、多摩川で氾濫した場所の近くですが、当日は家族でホテルに避難していました。

翌日に自宅に戻ったところ、幸い自宅は被災していなかったとのことです。

しかし、同じ地域の低い土地の場所は、ニュースでも報じられた死者が出た地域で、本当に紙一重だったようです。

弟は、多摩川が氾濫する可能性もあると思って備えていたため、仮に氾濫した地域がさらに広かったとしても、命を守る行動ができていたと思います。

災害が起こると、「想定外」という言葉がとかく言われます。

今回の台風で感じたことを教訓として、常に想定外の災害が起きると思って準備することが必要だと改めて実感しました。

また、浸水予測やハザードマップについても、改めて確認してください。

国土交通省ハザードマップポータルサイト(参考)

現在、発売中の「不動産調査バイブルセミナーDVD」にも、水災に関することについて取り上げています。

今回の「稼ぐ戸建賃貸」コラムが皆様のお役に立てば幸いです。

岡  宏