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業界の闇を逆手に取る戸建の購入基準とは!?

公開日: 2018年12月10日

先日、築古戸建賃貸を買い進めるオーナー様と、打ち合わせがありました。

そこで、誰もが気になる「どのような目線で物件を買っているか」について、質問してみました。

すると答えは、

・オーナーチェンジ物件
・利回り10%
・土地値で買うことができればベスト

といった、至ってシンプルなものでした。

しかし、そこは百戦錬磨のオーナーさん。

やはり、他の投資家とは異なる目線を持っていました。

それは、「入居者の属性を見る」ということです。

あれっ、たったそれだけ!?と思った人も多いですよね。

しかし、なんと入居している人が、

・高齢
・ペットを複数頭飼育している
・外国人
・大家族
・母子家庭

といった物件を好んで買っているのです。

一般的にリスクが高いと言われる入居者層ですが、それはなぜなのでしょうか。

もう、お気づきの方もいるかもしれませんね。

理由は、「他に引越し先がなく退去できないから。」というものです。

事実、このような属性の方が住んでいる物件では、一度も退去となったことがないそうです。

また、こういった属性でも、もちろん真面目な方はたくさんいます。

それにも関わらず、借主として承諾してくれるオーナー、
受け入れてくれる物件は、まだまだ少ないのが現実です。

裏を返せば、一度引越し先が見つかればそこに住む以外の選択肢が少なく、
長期的な入居が見込めるということです。

今回は、このような賃貸業界の闇を逆手にとって、
安定した賃貸経営をしているオーナーのお話でした。

高橋 淳