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戸建賃貸ではじめる「利益を最大化する」自主管理法

公開日: 2018年05月14日

戸建賃貸の魅力のひとつとして、管理のしやすさを挙げる方は少なくありません。

それは、「敷地内にある庭部分も、借主が専有利用できる部分として
自主的に清掃等を行ってくれるから」言われています。

また、持ち家感覚で住んでもらえるため、建物を丁寧に取扱う人が多いとも聞きます。

そのため本来、管理会社に委託して行う、

・賃料回収業務
・クレーム等の窓口業務
・日常清掃、定期清掃業務

といった業務は、アパマンと比較し、オーナー自身で管理しやすくなります。

オーナー自身で管理することを自主管理と言いますが、自ら管理することで得られるメリットは、

・管理会社に支払う、管理料コストがかからない

・直接、入居者の声が届くため、改善することで良質な住宅を維持しやすい

などです。

しかし、メリットはこれだけではありません。

自主管理することで、更なるメリットを作り出すができるのです。

それは、不動産管理会社、不動産仲介会社と同じようなビジネスモデルを構築できることです。

例えば、

・募集時の鍵交換をオーナー自ら行い、原価+工事代を借主に請求する

・保証会社の代理店となり、手数料を収入にする

・火災保険の代理店となり、手数料を収入にする

・借主からの修繕依頼業務を請け負い収入にする

といった、副収入を作りあげることができます。

物件は手入れをしなければ、築年数に応じて賃料は下がっていきます。

例で紹介したように、賃料収入だけではなく不動産から得られる
すべてを収入にすることができれば、賃料の値下がった分が補填できるかもしれません。

管理しやすい戸建賃貸で大家業の経験を蓄積したうえで、
一棟ものの自主管理に、チャレンジしてみてはどうでしょうか。

そして、その過程で副収入を得るためのノウハウを構築し、
賃貸経営の利益を最大化する方法を模索するのです。

賃料以外からの収入を得ることが、更なる安定した賃貸経営を生み出すことは間違いありません。

高橋 淳