ブログ

〜内見成約率を上げるための秘策とは!?〜

公開日: 2018年04月30日

今年の繁忙期も終わりを迎えましたが、
あなたの物件の入居状況はいかがでしょうか。

問合せ・内見数は多かったが、あまり成約には至らなかった・・・
という方もいらっしゃるかもしれませんね。

一般的に内見成約率は、

・新築物件の場合、3人に1人が成約する。
・中古物件の場合、5人に1人が成約する。

と言われています。

この内見成約率を少しでも向上させることが
出来れば、その分空室率も下がっていきます。

本日は、この内見成約率を上げるための秘策を説明させて頂きます。

===============================
(1)エントランスは、物件の顔!
===============================

成約率を上げるためにまず大切なのは、第一印象です。

内見をする際、最初に訪れるエントランス。

このエントランスが汚れていたり暗かったりすると、
それだけで印象は最悪です。

・ポスト周辺にチラシ等のゴミが錯乱していないか?
・放置自転車等、駐輪場に自転車が乱雑に置かれていないか?
・共用灯が切れていないか?

など、これらは普段からしっかりと管理しなければいけませんが、
空室期間中は特に力を入れて清掃を行ないましょう。

 

===============================
(2)室内には必ず照明器具を設置する。
===============================

仕事終わりなど、夕方や夜間に内見をすることがあります。

その際、照明器具を設置していないがために、
部屋が暗くて隅々までチェックできず、
検討外にされてしまう・・・といったことは絶対に避けなければいけません。

照明器具がついていない物件であれば、必ず事前に設置しましょう。

居室で過ごす大半の時間は夜なので、
照明をつけたときにどんな印象になるのか?を感じてもらうことも大切です。

また、もし居室の電力メーターがスマートメーターとなっている場合は、
契約をしなければ電気が使えませんので、
空室期間中は大家名義で契約しましょう。

===============================
(3)周辺環境をアピールする!
===============================

内見者が一番知りたい情報は何か?
それは、物件の周辺環境です。

例えば、

・一番近いコンビニ、スーパーはどこか?
・周辺の駐車場はどこにあるのか?
・おすすめの飲食店は?

など。

ただ、案内している仲介営業マンにこれらの質問をしても、
答えられないことが多いです。

なぜなら、営業マンにとっては数ある中の一物件に過ぎず、
周辺環境までリサーチしていないケースがほとんどだからです。

そこで、物件の周辺環境をアピールした「周辺MAP」を大家が自ら作成し、
室内に置いておきましょう。

このMAPがあれば、営業マンに訊く必要もありません。

また、既存入居者や退去者に、よく利用した飲食店、施設などをアンケートを取って、
常にアップデートしていきましょう。

他にもまだまだありますが、本日はここまで。

成約率をアップさせるために大切なのは、
「他とは違う物件」だということをアピールできるかどうかです。

ライバル物件がしていない空室対策をすることで、「差別化」をしていきましょう。

鹿股 恭平