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賃貸オーナーが知るべき、2022年問題とは?

公開日: 2017年10月02日

先日オーナー同士が集まった中での雑談で、
2022年問題について話す機会がありました。

業界紙などでは度々取り上げられる2022年問題は、
立地によっては大きく賃貸経営に影響を与える問題であり、
首都圏の賃貸オーナーであれば知っておく必要がある問題です。

まずは「生産緑地」についてご存知ですか?

そもそも生産緑地とは市街化区域内にある農地で、
農業を継続することを条件に固定資産税や相続税等の
優遇を受けることのできる制度です。

抜粋してお伝えすると、

首都圏にある500平米以上の農地で、

30年間農地として管理することを条件に、

1992年から指定を受け、優遇を受けている土地です。

そして、その30年が経過するのが2022年となり、
その際に再度生産緑地を選択するか、解除するかが迫られ、
その結果、以下の問題が発生する可能性があります。

<生産緑地保有者の3つの大きな問題>
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1.30年継続問題
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・ 指定を受けた頃と比べ、市街化が広がったことにより
  生産緑地の周辺環境は大きく変化している。

・ 2022年に更新をすると、新たに30年の営農を行うことが必須となる。

・ 営農者の高齢化と後継者の不在や、後継者がいても営農は困難。

・ その他の所有地でも賃貸マンションやアパート等が主要事業となり、
  後継者は農業をしていない、またはサラリーマンの場合が多い。

・ 2022年は東京オリンピック開催後2年目にあたり、不透明な経済状況

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2.相続税の納税問題
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・ 相続税評価額は宅地の95%の評価となる。
 (相続時の納税においては、あまり「生産緑地制度」のメリットがない)

・ 売却して相続税を納めるには時間が足りない。
 (生産緑地を売却して相続税を納めようとした場合、間に合わない)

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3.将来の土地活用問題
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・ 生産緑地を継続するか、解除して宅地化するか。

・ 宅地化した場合、収益を生む事業へ有効活用できるか。

・ 将来の生計の柱を何にするか。

・ 敷地自体が未接道や不整形の場合、
  宅地化しても有効活用できるかわからない。

上記のことを踏まえると、2022年には生産緑地だった土地が
大量に宅地化される見込みです。

そうなった場合を予想すると、生産緑地は500平米以上の
広大な土地であるため、やはり「分譲マンション」や「建売住宅」等
の住宅が数多く建築されるでしょう。

そして相続税の圧縮効果を考えると「賃貸住宅」も増えて、
空前の「建築バブル」が起こります。

したがって2022年以降は、現在も郊外や地方を中心に起きている
「空家問題」が今まで以上に目立つこととなります。

では、どのような対策を取れば良いのでしょうか?

相続時に「分割」「納税」「圧縮」効果のある戸建賃貸を
建築するのが、一つの選択肢になるかと思います。

しかも他社にない特色のある
「戸建賃貸」がマストになると思います。

当社は事例集にも掲載しておりますが、
オンリーワンの戸建賃貸を目指して、
フルオーダーでの戸建賃貸を企画しております。

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是非、この機会にご覧ください。

今回の【稼ぐ戸建賃貸】レポートでは、住宅市場における
2022年問題についてお話しさせて頂きました。

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今回の「稼ぐ戸建賃貸」レポートが、
皆様のお役に立てば幸いです。

岡 宏