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郊外物件を稼げる物件にする方法とは?

公開日: 2017年01月16日

先日、仲の良い仲介業者の営業マンから、

「あの物件、ついに広告料をつけてくれたんですね!」

と連絡がありました。

それは、当社で専任募集している千葉市郊外にある戸建賃貸でした。

この営業マンとは昔からの付き合いがあり、
本音を正直に話してくれます。

仲介営業ならではの実情や裏話を、色々と教えてくれるのです。

例えば、郊外にある物件は賃料単価が低いため、
都心と比べ1度の契約で稼げる手数料が少ないです。

そのため、広告料等がついておらず、

「稼げない物件」

として認知されてしまうと、紹介優先順位が
かなり低くなってしまうのです。

そうなってしまうと、仲介業者も積極的には
紹介してくれず、なかなか成約に至りません。

ただ、今回の物件については、

「広告料がついていれば、物件力はあるので絶対に決まりますよ」

と言われていました。

しかし、オーナーに提案しても、「この募集条件で今まで
決まってきたから」という理由で、なかなか首を縦に振ってもらえず、
判断を迷っているうちに空室期間は半年を超えてしまいました。

さらに、別に所有する戸建賃貸でも退去が決まってしまったため、
オーナーも慌てて広告料を設定したのでした。

広告料設定後は、1ヶ月もかからないうちに上記の営業マンが
1部屋を成約させ、もう1部屋の問合せも増えています。

結果として、当初から広告料を設定していれば、
半年間もの機会損失はなかったと考えられますから、もったいないことです。

仲介業者の生の声は、早期成約できるチャンスです。

郊外にある物件は、広告料を設定するなどして

「稼げる物件」

として認知させ、少しでも多く紹介してもらい、
早期成約を目指しましょう。

鹿股 恭平