ブログ

戸建賃貸が満室になりました!

公開日: 2016年11月14日

先日、当社がコンサルティングした戸建賃貸に
入居申込みが入り、無事満室になりました。

建物完成から5ヶ月掛かりましたが、ようやく一安心です。

今回は、この戸建賃貸を満室にするために行った
募集活動をご紹介させて頂きます。

まず、地域の賃料相場を把握した上で、
「新築・戸建賃貸」という事を考慮し、募集賃料を設定しました。

大家さんと話して決めたことは、

「決まらないからといって賃料は減額しない」

という事。

ある程度、長期戦になることを想定した上で、
様々な募集活動を行いました。

<・ 最寄駅の沿線にあるターミナル駅の仲介業者営業

物件の最寄駅周辺には戸建賃貸が少なく、
どうしてもマンションの賃料と比べ、
高いという印象を与えてしまいます。

そこで、元々賃料相場の高いターミナル駅を
中心に業者営業を行いました。

最寄駅では「高い」という印象を、ターミナル駅周辺と
比較することで「安い」と感じさせようという作戦です。

結果、3棟の内2棟は、ターミナル駅の
仲介業者より申込みが入りました。

・ 近隣マンションに広告チラシを配布

同程度の広さがある近隣マンションを中心に、

「新築戸建賃貸完成!騒音など気になりませんか?」

をうたい文句に、広告チラシを配布しました。

隣上下と接していないのは、戸建賃貸の最大の特徴ですからね。

こちらは反応はありませんでしたが、
期待のできる営業だと思います。

・ パンフレットを室内に掲示

この戸建賃貸の最大の特徴は、

「人造大理石キッチン」

です。

もちろん、募集図面にも記載してありますが、
文字だけではいまいち伝わりません。

そこで、パンフレットを室内に置き、
魅力が一目で最大限伝わるようにしました。

・ 広告料ではなく謝礼を贈呈

今回は、広告料ではなく仲介営業マンに
謝礼として商品券5万円分をプレゼントしました。

金額が大きいため反応も良く、積極的に紹介してくれました。

5万円とはいえ、広告料でいうと0.5ヵ月分以下の
金額なので、費用対効果は良いですね。

以上が、重点的に行なった営業活動の一部です。

その他にも、基本的な空室対策や
業者営業は定期的に行いました。

入居募集する上で気をつけないといけないのは、

「待つだけではダメ」

ということです。

少しずつでも良いので、何か行動することで
入居申込みは舞い込んできます。

勉強・実践を続け、満室にするための努力をしましょう。

鹿股 恭平