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仲介営業マンを味方につけよう

公開日: 2016年10月03日

不動産業界では、9月から10月は第2の繁忙期と呼ばれています。

この時期は、戸建賃貸、マンションに関わらず、
1月から3月の繁忙期の次に入居者の
入れ替わりが激しい時期です。

なぜなら、法人の転勤の時期と重なるからです。

この時期を逃すと、次のチャンスである
翌年の1月まで待たなければなりません。

そこで、本日は、今の時期に使える
満室にするためのテクニックを一つ紹介します。

それは、

「仲介営業マンを味方につけること」

です。

仲介営業マンを味方につけることで、
他物件より紹介してもらえる機会を増やせます。

当然、内見案内も増え、成約も増えてくるのです。

それでは、いかに仲介営業マンを味方につけるのか?

味方につけるための3か条をお伝えします。

・ 成約させてくれた営業マンに謝礼をプレゼント

1つの契約で多く稼げる物件を紹介したいというのが
仲介営業マンの本音です。

通常の報酬である広告料とは別に、
営業マンに謝礼を直接プレゼントしましょう。

広告料は、会社の報酬になるので、営業マンは
その一定割合しか報酬を受け取ることができません。

しかし、謝礼であれば直接個人に渡せるので、
営業マンは100%の報酬を受け取れます。

稼げる物件ということで、紹介してもらえる機会が
増えることは間違いありません。

・ 何でも相談できる関係性を営業マンと築こう!

内見案内をしていると、お客さんが、

「家賃が2,000円下がればな・・・」

「ウォシュレットが設備としてあれば・・・」

「初期費用がもう少し安くならないかな・・・」

等の要望を漏らすことがあります。

普通であれば、営業マンは、

「一旦、会社に戻ってから管理会社に相談してみますね。」

となりがちです。

しかし、これでは今すぐ入居を決められるかもしれない
見込み客をみすみす逃すことになります。

そこで、事前に営業マンに、

「何でも相談に乗りますので、
交渉があればすぐに連絡してくださいね。」

と伝えておくのです。

そうすることで、その場で解決し、
即決に至るケースが多くなるのです。

・ 営業ツールを渡してあげよう!

仲介営業マンは、とても忙しく、
できる限りの手間を省きたいと思っています。

仲介業者は、物件を紹介するために室内写真を
撮りに行って、募集図面を作成し、自社ホームページや
ポータルサイトに掲載する作業が必要になります。

この手間を省いてあげると、物件に対して好印象を与えられます。

そこで、室内写真・募集図面・間取り図・周辺地図等の
データをこちらから事前に渡してあげましょう。

特に、仲介業者の作成した募集図面では、
物件の魅力を100%伝えられないことが
多いので、お互いにとってメリットがあります。

以上が、仲介業者を味方につけるための3か条となります。

これらを実行することで、物件を
紹介してもらえる機会は間違いなく増えます。

あとは、物件力を磨き、この第2の繁忙期で必ず満室にしましょう。

鹿股 恭平