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分割・一部売却で計画をより安全に!?

公開日: 2015年03月02日

土地活用というと、真っ先に思い浮かべるのが、
所有地にどでーんと大きなマンションを建てることでしょうか。

しかし、この「稼ぐ戸建賃貸」レポートでは、土地活用にはいろいろな選択肢があり、
そのメリット・デメリットを把握した上で最善の方法を選ぶべきとお伝えしてきました。

マンションを建てることの他に、

・規模を小さくしたアパート
・戸建賃貸
・売却
・月極め駐車場やコインパーキング
・コンテナボックス、バイクボックス
・何もしないこと

などの選択肢がありましたよね。

以前ご相談を受けたクライアント様で、
非常に手堅い土地活用を考えておられる方がいました。

所有地の約半分を戸建賃貸の敷地として使い、あとの半分を売却する、という案でした。

そして、売却で得られた資金を使って、戸建賃貸を新築する、というものです。

これ、非常に手堅い土地活用法だなと感じました。

土地に建物を建ててしまうと、当然のことながら、
土地自体を投資することになるので、長期間、建物の敷地としてしか使えなくなります。

唯一の出口となるのが売却ですが、土地全体を建物の敷地として
使ってしまっていると、建物・敷地を全体としてしか売却できなくなります。

通常、これが規模の大きなマンションだと、買い手が非常に限られてしまいます。

売却のしやすさを考えれば初めから戸建賃貸にしておく、という選択肢がありますが、
どうせ売却するなら先にというのが、今回お話した 一部売却 + 建物建築 というものです。

確かに戸建賃貸を敷地全体に立てて、将来的に売却、というのも有力な方法です。

しかし、この一部売却を先に行い、そこで得られた資金を使って
残りの土地に建物を建築するというのは、さらに手堅くて、安全な方法に思いました。

もちろん、売却すると計画地が少なくなってしまうので、建築規模は小さくなってしまいます。

ですので、自分がどれだけのリスクがとれるか、
そして、どれだけの収益を望むかを考えた上で土地活用を進めていただければと思います。

「土地の一部売却と戸建賃貸の新築」 も選択肢の一つにぜひ入れてみてくださいね。