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コロナ禍の収束後を見据え視野に入れたい外国人入居
公開日: 2021年04月01日
ゴミ出しや騒音に注意滞納保証でリスク軽減
今はコロナ禍ということもあり、外国人の受け入れに疑問を持つ方もいるかも知れません。
しかし、長期的に考えればコロナ禍はいずれは収束します。
そうなれば以前のように多くの外国人が日本を訪れるでしょう。
アフターコロナの世界において、外国人の入居は賃貸経営の鍵を握るといっても過言ではないのです。
その理由は大きく分けて3つあります。
外国人の入居が鍵を握るワケ
一つ目は、アフターコロナ後に在日外国人が増えるのが必然だからです。
現在も約290万人と日本の総人口の約2%を占めていますが、今後日本人の人口が毎年50万人以上減っていくなかで、この割合が高くなるのは間違いありません。
ちなみに外国人が一番多く住んでいるのは首都圏で、中部や関西エリア、福岡なども増えています。
二つ目の理由は、実は「優秀な外国人が多い」という点です。
日本人は未だに外国人、特に東南アジア系の方に偏見を持っているケースが多いと思います。
「犯罪や不法就労でトラブルを起こされそう」「言葉が通じないのでルールを守ってもらえるか心配」という気持ちを一度はみなさんも抱いたことがあると思います。
実際に外国人の犯罪や不法就労はゼロではありませんから、まったくリスクがないとは言えません。
しかし、私の経験では、トラブルになるケースは日本人より少ない印象です。
そもそも1年以上滞在できるビザを取って日本に来れる人は、相当優秀で家庭も裕福なケースが多いからです。
ビザを取るには、ある程度は日本語が喋れないといけませんし、日本語検定にも合格する必要があります。
そのため「言葉が通じないから部屋を貸せない」というのは誤解で、簡単な日本語なら通じる場合が多いのです。
そして三つ目の理由は、長期間入居して頂ける可能性が高いことです。
外国人は部屋探しに苦労しているので、一度入居すると退去しにくいメリットがあります。
しかも、留学生は同級生を紹介してくれるケースも出てきます。
実際に、私が運営しているなかにも、10戸中5戸が外国人になっている物件が存在します。
留学生の場合は最初に語学学校に1年程度通い、卒業すると次は大学などに入学するので、4年以上住んで頂けることも珍しくありません。
私は外国人に入居して頂いた時は必ず「友達を紹介してください」と言っておりますが、実際に紹介してもらったことが何度もあります。
紹介であれば、何か起きた時も身元確認ができるのでお勧めです。
今は外国人専門の物件探しサイト『Best‐Estate』や『Real Estate Japan』などもあるので、募集する際は活用してみましょう。
外国人の入居でよくあるトラブル
以上のように、外国人は優良入居者様に成り得るのですが、トラブルが全然ないわけではありません。
多いのはゴミ出し問題です。
事前にルールを伝えても、すべてのゴミを一緒に出されてしまうことがあります。
また、外国人は経済的に自炊するケースが多く生ゴミも頻繁に出ます。
特に中国人の場合は油を使った料理が多いためキッチンが汚れやすく、生ゴミをベランダや玄関前に放置した結果、カラスや猫などが漁り散乱するケースも見られます。
対策としては、事前にしっかりと説明し、ゴミ置き場に多言語で作成した看板を掲示するのがお勧めです。
もしも、指定日以外にゴミが出されていたら、放置せずに回収しましょう。
放置すると別の人もゴミを出してしまうからです。
ほかにも、私の経験では騒音問題に加え、震災時に「一方的に契約解除の連絡が入り、部屋の立会いもせずに鍵を持ち帰ってしまった」というトラブルがありました。
しかし、これまでに起きた問題は、それぐらいです。
意外にも、外国人で家賃滞納が発生したことは一度もありません。
理由を分析してみると、彼らは部屋を借りるのが大変なので家賃支払いのプライオリティが高いのだと思います。
外国人の入居のリスクヘッジ
最後に外国人の入居のリスクヘッジについて触れておきます。
まずは外国人専門の家賃滞納保証会社さんです。
なかには、滞納保証だけでなく賃貸借契約のサポートを多言語でしてくれる業者さんもいます。
24時間、多言語対応のオペレーターがいて各国の言語で生活サポートをしてくれたり、ゴミ出しの方法や入居ルールなども周知してくれるため助かります。
また、家賃回収のリスクを減らす方法として、私の物件ではワンルームを2人まで入居可能にしています。
こうすれば滞納保証だけでなく、同居人を連帯保証人にすることでリスクヘッジをダブルで行えます。
さらに、突然入居者様に連絡が取れなくなるリスクも減らせます。
2人で部屋をシェアすれば家賃も半分で済むため経済的負担が減り、結果的に滞納リスクも低くなるのです。
ただし、騒音には十分注意するように説明します。
万一のトラブルに備え、最初の契約では3ヵ月〜6ヵ月程度の定期借家契約にして、その間に問題がなければ、長期間で再契約する形にもしています。
事件や事故に対する保証としては、やはり保険がお勧めです。
自殺や孤独死だけでなく、通常の家財保険も取り扱ってくれますから、一本化すれば手間も少なくて済むと思います。
ゴミ出しや騒音に注意滞納保証でリスク軽減
今はコロナ禍ということもあり、外国人の受け入れに疑問を持つ方もいるかも知れません。
しかし、長期的に考えればコロナ禍はいずれは収束します。
そうなれば以前のように多くの外国人が日本を訪れるでしょう。
アフターコロナの世界において、外国人の入居は賃貸経営の鍵を握るといっても過言ではないのです。
その理由は大きく分けて3つあります。
外国人の入居が鍵を握るワケ
一つ目は、アフターコロナ後に在日外国人が増えるのが必然だからです。
現在も約290万人と日本の総人口の約2%を占めていますが、今後日本人の人口が毎年50万人以上減っていくなかで、この割合が高くなるのは間違いありません。
ちなみに外国人が一番多く住んでいるのは首都圏で、中部や関西エリア、福岡なども増えています。
二つ目の理由は、実は「優秀な外国人が多い」という点です。
日本人は未だに外国人、特に東南アジア系の方に偏見を持っているケースが多いと思います。
「犯罪や不法就労でトラブルを起こされそう」「言葉が通じないのでルールを守ってもらえるか心配」という気持ちを一度はみなさんも抱いたことがあると思います。
実際に外国人の犯罪や不法就労はゼロではありませんから、まったくリスクがないとは言えません。
しかし、私の経験では、トラブルになるケースは日本人より少ない印象です。
そもそも1年以上滞在できるビザを取って日本に来れる人は、相当優秀で家庭も裕福なケースが多いからです。
ビザを取るには、ある程度は日本語が喋れないといけませんし、日本語検定にも合格する必要があります。
そのため「言葉が通じないから部屋を貸せない」というのは誤解で、簡単な日本語なら通じる場合が多いのです。
そして三つ目の理由は、長期間入居して頂ける可能性が高いことです。
外国人は部屋探しに苦労しているので、一度入居すると退去しにくいメリットがあります。
しかも、留学生は同級生を紹介してくれるケースも出てきます。
実際に、私が運営しているなかにも、10戸中5戸が外国人になっている物件が存在します。
留学生の場合は最初に語学学校に1年程度通い、卒業すると次は大学などに入学するので、4年以上住んで頂けることも珍しくありません。
私は外国人に入居して頂いた時は必ず「友達を紹介してください」と言っておりますが、実際に紹介してもらったことが何度もあります。
紹介であれば、何か起きた時も身元確認ができるのでお勧めです。
今は外国人専門の物件探しサイト『Best‐Estate』や『Real Estate Japan』などもあるので、募集する際は活用してみましょう。
外国人の入居でよくあるトラブル
以上のように、外国人は優良入居者様に成り得るのですが、トラブルが全然ないわけではありません。
多いのはゴミ出し問題です。
事前にルールを伝えても、すべてのゴミを一緒に出されてしまうことがあります。
また、外国人は経済的に自炊するケースが多く生ゴミも頻繁に出ます。
特に中国人の場合は油を使った料理が多いためキッチンが汚れやすく、生ゴミをベランダや玄関前に放置した結果、カラスや猫などが漁り散乱するケースも見られます。
対策としては、事前にしっかりと説明し、ゴミ置き場に多言語で作成した看板を掲示するのがお勧めです。
もしも、指定日以外にゴミが出されていたら、放置せずに回収しましょう。
放置すると別の人もゴミを出してしまうからです。
ほかにも、私の経験では騒音問題に加え、震災時に「一方的に契約解除の連絡が入り、部屋の立会いもせずに鍵を持ち帰ってしまった」というトラブルがありました。
しかし、これまでに起きた問題は、それぐらいです。
意外にも、外国人で家賃滞納が発生したことは一度もありません。
理由を分析してみると、彼らは部屋を借りるのが大変なので家賃支払いのプライオリティが高いのだと思います。
外国人の入居のリスクヘッジ
最後に外国人の入居のリスクヘッジについて触れておきます。
まずは外国人専門の家賃滞納保証会社さんです。
なかには、滞納保証だけでなく賃貸借契約のサポートを多言語でしてくれる業者さんもいます。
24時間、多言語対応のオペレーターがいて各国の言語で生活サポートをしてくれたり、ゴミ出しの方法や入居ルールなども周知してくれるため助かります。
また、家賃回収のリスクを減らす方法として、私の物件ではワンルームを2人まで入居可能にしています。
こうすれば滞納保証だけでなく、同居人を連帯保証人にすることでリスクヘッジをダブルで行えます。
さらに、突然入居者様に連絡が取れなくなるリスクも減らせます。
2人で部屋をシェアすれば家賃も半分で済むため経済的負担が減り、結果的に滞納リスクも低くなるのです。
ただし、騒音には十分注意するように説明します。
万一のトラブルに備え、最初の契約では3ヵ月〜6ヵ月程度の定期借家契約にして、その間に問題がなければ、長期間で再契約する形にもしています。
事件や事故に対する保証としては、やはり保険がお勧めです。
自殺や孤独死だけでなく、通常の家財保険も取り扱ってくれますから、一本化すれば手間も少なくて済むと思います。