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毎日の事務作業に忙殺されてはいけない理由。フローの仕事を減らし、ストックの仕事を増やしなさい
公開日: 2023年04月05日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
いよいよ4月が始まりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
3月末は多くの会社が年度末となっていますから、かなり忙しい人が多かったのではないかと思います。
僕も先月末に日本へ帰ってきてから、ずっと忙しい日々を過ごしていました。
ただ、この「忙しい」が「“価値”を生み出す仕事」でなら良いのですが、「“価値”を生み出さない仕事」で忙殺されてしまっているのは問題です。
そこで今回は、
・仕事の“価値”とは何か?
・なぜ処理する仕事に忙殺されてはいけないのか?
について、考えていきたいと思います。
フリーランスや経営者のみならず、サラリーマンにとっても非常に参考になる内容だと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
経営者の仕事は“価値”を生み出すこと
改めて申し上げると、僕のような起業家・経営者の仕事は、“価値”を生み出すことです。そのため、毎日1ミリでも“価値”を生み出そうと努力をしています。
しかし、特に月末や年度末はどうしても事務仕事が多くなってしまうんですよね。
僕は国内外を含め、5つの会社を経営しているのですが、いざ日本に帰ってくると、
・大量の書類が机に積まれていて
・それぞれに目を通してサインをしないといけない
・・・というような状態です。
こうなるともう大変。ルーティンの仕事に忙殺されてしまい、1日が終わった時には、「今日は価値を生み出すことができなかった・・・」と、自己嫌悪に陥ることも多々あるんですよね。
仕事には2つの種類がある。価値を生み出す仕事をせよ
さて、ここで仕事の“価値”というのを振り返って考えてみたいと思います。
仕事の“価値”というのは一言でいうと、「“ストック”になるもの」だと僕は考えています。
そもそも、仕事には“ストック”と“フロー”の2種類があります。
僕にとってのストックの仕事は
・新たな戦略を考える
・マーケティング戦略を考える
・YouTube、Voicyを毎日更新する
といったものがあります。
一方でフローの仕事はというと、右から左に流れていくものを処理するような仕事を指します。
毎日、毎週、月単位でやることが決まっている仕事ですね。「頭を使わなくても機械的にできてしまう仕事」と言っても良いでしょう。
具体的には、請求書の発行業務や経費精算などの業務がそれに当たります。
もちろん、日々の事務仕事は重要です。事務仕事をおろそかにしていては、会社経営は成り立ちません。
しかし、事務仕事だけやっていてもそれは現状維持と同じですから、会社も自分も成長することはできません。
会社も自分も成長していくためには、できるだけフローの仕事を減らし、ストックになる仕事を積み重ねていかないといけません。
もし、社長である僕が毎日フローの仕事ばかりやっていたら、会社はどうなってしまうでしょうか?
最悪、以下のような悪循環に陥ってしまうと思います。
ストックになる仕事をしないと・・・
→既存の事業を維持させるのみで、会社が成長しない
→会社が成長しないと、サービスもよくならない
→サービスがよくならないと、お客様も喜ばない
→お客様が喜ばないと、収入も増えない
→売上や収入が増えないと、会社の存在意義がなくなる
いかがでしょうか?こう考えると、現状維持は衰退の始まりだということが、お分かりになるのではないでしょうか。
そのため、僕は常々スタッフに、
「毎日1ミリでも必ず成長してください」
と声をかけています。具体的には、
・嫌な仕事、単純な仕事は積極的に外注しましょう
・そして空いた時間で自分にしかできない仕事をしましょう
と、声がけをしています。
価値ある仕事をした結果、収入が増えるのが本質
少し話を変えて世の中に目をやると、今は春闘で、企業がこぞって給料のベースアップを敢行しています。
この流れは、政府や経済界からの圧力によって促進されていると僕は考えています。
もちろん、ブランド力のある大手一流企業であれば、「サービス・商品の値段を、多少値上げされても仕方ない」という世の中の空気もありますから、売上を落とさず、給料のベースアップもできるかと思います。
しかし、ブランド力のない我々中小企業の経営者はそうもいきません。
大手がこぞってベースアップをしている中、「うちも給料をあげないといけないのか・・・」と、悩んでいる経営者の方は多いのではないでしょうか。
実際のところ、我々中小企業は給料の値上げなどなかなかできるものではありません。
今は世の中全体がベースアップの流れになっていますが、そもそも賃金上昇の本質は、
従業員1人1人のできることが増え、
→チームの力が大きくなり、
→やがて企業として大きな価値を生み出せるようになり、
→その価値に対してお客さんの財布の紐が緩み、
→売上が増えて給料が上がる
という、循環の結果としてのものです。
つまり、報酬というのは、「世の中に与えた価値の大きさ」の分しか受け取れないのが本質なのです。
だから、僕たちはいかにルーティンな仕事をしなくて済むかを考えるべきですし、
いかにストックの仕事ができるかを考えないといけないのです。
まとめ
というわけで、今回は「処理する仕事に忙殺されてはいけない」というテーマで解説してきました。
今回のお話は、何もフリーランスや経営者に限ったことではありません。
サラリーマンの方であっても、「ストックの仕事をする」ということは、常に意識しておくべきです。ぜひ参考にしてみてください!
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
いよいよ4月が始まりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
3月末は多くの会社が年度末となっていますから、かなり忙しい人が多かったのではないかと思います。
僕も先月末に日本へ帰ってきてから、ずっと忙しい日々を過ごしていました。
ただ、この「忙しい」が「“価値”を生み出す仕事」でなら良いのですが、「“価値”を生み出さない仕事」で忙殺されてしまっているのは問題です。
そこで今回は、
・仕事の“価値”とは何か?
・なぜ処理する仕事に忙殺されてはいけないのか?
について、考えていきたいと思います。
フリーランスや経営者のみならず、サラリーマンにとっても非常に参考になる内容だと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
経営者の仕事は“価値”を生み出すこと
改めて申し上げると、僕のような起業家・経営者の仕事は、“価値”を生み出すことです。そのため、毎日1ミリでも“価値”を生み出そうと努力をしています。しかし、特に月末や年度末はどうしても事務仕事が多くなってしまうんですよね。
僕は国内外を含め、5つの会社を経営しているのですが、いざ日本に帰ってくると、
・大量の書類が机に積まれていて
・それぞれに目を通してサインをしないといけない
・・・というような状態です。
こうなるともう大変。ルーティンの仕事に忙殺されてしまい、1日が終わった時には、「今日は価値を生み出すことができなかった・・・」と、自己嫌悪に陥ることも多々あるんですよね。
仕事には2つの種類がある。価値を生み出す仕事をせよ
さて、ここで仕事の“価値”というのを振り返って考えてみたいと思います。仕事の“価値”というのは一言でいうと、「“ストック”になるもの」だと僕は考えています。
そもそも、仕事には“ストック”と“フロー”の2種類があります。
僕にとってのストックの仕事は
・新たな戦略を考える
・マーケティング戦略を考える
・YouTube、Voicyを毎日更新する
といったものがあります。
一方でフローの仕事はというと、右から左に流れていくものを処理するような仕事を指します。
毎日、毎週、月単位でやることが決まっている仕事ですね。「頭を使わなくても機械的にできてしまう仕事」と言っても良いでしょう。
具体的には、請求書の発行業務や経費精算などの業務がそれに当たります。
もちろん、日々の事務仕事は重要です。事務仕事をおろそかにしていては、会社経営は成り立ちません。
しかし、事務仕事だけやっていてもそれは現状維持と同じですから、会社も自分も成長することはできません。
会社も自分も成長していくためには、できるだけフローの仕事を減らし、ストックになる仕事を積み重ねていかないといけません。
もし、社長である僕が毎日フローの仕事ばかりやっていたら、会社はどうなってしまうでしょうか?
最悪、以下のような悪循環に陥ってしまうと思います。
ストックになる仕事をしないと・・・
→既存の事業を維持させるのみで、会社が成長しない
→会社が成長しないと、サービスもよくならない
→サービスがよくならないと、お客様も喜ばない
→お客様が喜ばないと、収入も増えない
→売上や収入が増えないと、会社の存在意義がなくなる
いかがでしょうか?こう考えると、現状維持は衰退の始まりだということが、お分かりになるのではないでしょうか。
そのため、僕は常々スタッフに、
「毎日1ミリでも必ず成長してください」
と声をかけています。具体的には、
・嫌な仕事、単純な仕事は積極的に外注しましょう
・そして空いた時間で自分にしかできない仕事をしましょう
と、声がけをしています。
価値ある仕事をした結果、収入が増えるのが本質
少し話を変えて世の中に目をやると、今は春闘で、企業がこぞって給料のベースアップを敢行しています。この流れは、政府や経済界からの圧力によって促進されていると僕は考えています。
もちろん、ブランド力のある大手一流企業であれば、「サービス・商品の値段を、多少値上げされても仕方ない」という世の中の空気もありますから、売上を落とさず、給料のベースアップもできるかと思います。
しかし、ブランド力のない我々中小企業の経営者はそうもいきません。
大手がこぞってベースアップをしている中、「うちも給料をあげないといけないのか・・・」と、悩んでいる経営者の方は多いのではないでしょうか。
実際のところ、我々中小企業は給料の値上げなどなかなかできるものではありません。
今は世の中全体がベースアップの流れになっていますが、そもそも賃金上昇の本質は、
従業員1人1人のできることが増え、
→チームの力が大きくなり、
→やがて企業として大きな価値を生み出せるようになり、
→その価値に対してお客さんの財布の紐が緩み、
→売上が増えて給料が上がる
という、循環の結果としてのものです。
つまり、報酬というのは、「世の中に与えた価値の大きさ」の分しか受け取れないのが本質なのです。
だから、僕たちはいかにルーティンな仕事をしなくて済むかを考えるべきですし、
いかにストックの仕事ができるかを考えないといけないのです。
まとめ
というわけで、今回は「処理する仕事に忙殺されてはいけない」というテーマで解説してきました。今回のお話は、何もフリーランスや経営者に限ったことではありません。
サラリーマンの方であっても、「ストックの仕事をする」ということは、常に意識しておくべきです。ぜひ参考にしてみてください!
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