ブログ
お金はいつまで稼いで、いつから使うべきか?
公開日: 2023年07月31日
▼今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「お金はいつまで稼いで、いつから使うべきか?」というテーマでお話ししていきたいと思います。
先日、とあるツイートが話題になっていました。
ツイートを投稿したのは、「絶対仕事辞めるマン」さんという方です。
彼は45歳で、なんと!9,470万円もの貯金があり、「1億円貯めたら仕事をやめる!」というツイートをして、話題になったんですよね。
45歳で1億円近く貯金した人が話題に
このツイートがきっかけとなり、Yahoo!ニュースにも「絶対仕事辞めるマン」さんのインタビュー記事が転載されていました。
記事によると、1億円近いその貯金は約20年間かけて貯めてきたとのことです。
単純計算で、毎年約500万円ものお金を貯めてきたということですから、相当な倹約を続けてきたことがわかりますね。
記事によれば、その倹約っぷりたるや、かなり涙ぐましいものがあります。
また、ヤフコメでは色々辛辣なコメントも書かれていました。
「そんなケチケチと倹約生活をして人生楽しいのか?」
「45歳でようやく会社を辞めたところで、過ぎ去った人生は取り返せないぞ」
というものです。逆に、
「すごい!自分も倹約しないと・・・」
という意見もありました。
こうして話題になったことによって、色々とケチをつける人もいますが、「絶対仕事を辞めるマン」さんは、節約生活自体をかなり楽しんでいらっしゃるように思いました。
また、例えそうではなかったとしても、他人の節約生活について、外部がとやかく言う筋合いはありませんよね。
いつからお金を使っていけば良いのか?
確かに、ブラック企業を定年まで勤め上げ、「さあ、これから人生を謳歌するぞ!」と張り切ったとしても、限界はあります。
60歳を超えると体力的にもできることは限られてきますし、中には定年をすぎてぽっくり亡くなってしまう人もいます。
ですから、お金を貯め“ながら”、ある段階からはお金を使う方向にも梶を切っていった方が、経験できることも増え、人生の総合的な幸福感は増すと僕は思います。
では、一体いつからお金を使っていけば良いのでしょうか?
コップの水
僕は、このお話をいつもコップの水に例えています。
・コップ=資産
・水=キャッシュフロー
と考えてみましょう。
コップの水が満杯になる前に水をガブガブ飲んでしまうと、いつまでたっても資産は増えません。
逆に、コップから溢れた水だけを飲むようにすれば、水を飲めるだけでなく、次のコップに水を注ぐこともできるようになります。
ですから、コップの水を早く溢れさせて、コップという資産をどんどん増やし、溢れる水を増やすことができれば、水が枯れることはなくなる、というわけなのです。
不動産の場合
このお話を不動産投資に例えてみると、
・コップ=不動産
・水=家賃
となります。
では、コップから水が溢れている状態というのは、家賃がどういう状況になった時なのでしょうか?
これを考えるためには、物件ごとに事業収支シミュレーションを行い、使えるお金を具体的に計算する必要があるのですが、僕の経験上からざっくり言うと、
コップの水が溢れている状態=借金が物件価格の半値以下になった状態
ということになります。つまり、自己資本比率が50%以上ある状態です。
この状態になれば、税引き前のキャッシュフローを半分使ってしまっても、資産が減らないレベルになります。
FIREへの近道は、株式投資よりも不動産投資!
今回の「絶対仕事をやめるマン」さんの記事を見ると、彼は株の勉強もしていて、株式投資もしていたようです。
ただし、リーマンショックも経験していて、「毎日何百万円も資産が動くのは精神的に耐えられない・・・」と、今は現金比率が高いそうです。
僕は老婆心ながら、
「株式投資ではなく、早い段階で不動産投資をしていたら、もう少し早くFIREを達成できたのではないか・・・」
と、思います。
他人のマネープランをとやかく言うつもりはありませんが、やはり、FIREに不動産投資はなくてはならないものです。
不動産投資であれば、コップから溢れた水(家賃)は、株式投資から得られる配当よりも安定していますから、お金を使う方にも意識をシフトしやすいです。
いずれにせよ、
「ここまで貯めて、ここから使う」ではなく、「投資を“しながら”、使えるキャッシュフローを生み出す」
という方が、人生はより楽しくなると思います。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「お金はいつまで稼いで、いつから使うべきか?」というテーマでお話ししていきたいと思います。
先日、とあるツイートが話題になっていました。
ツイートを投稿したのは、「絶対仕事辞めるマン」さんという方です。
彼は45歳で、なんと!9,470万円もの貯金があり、「1億円貯めたら仕事をやめる!」というツイートをして、話題になったんですよね。
45歳で1億円近く貯金した人が話題に
このツイートがきっかけとなり、Yahoo!ニュースにも「絶対仕事辞めるマン」さんのインタビュー記事が転載されていました。記事によると、1億円近いその貯金は約20年間かけて貯めてきたとのことです。
単純計算で、毎年約500万円ものお金を貯めてきたということですから、相当な倹約を続けてきたことがわかりますね。
記事によれば、その倹約っぷりたるや、かなり涙ぐましいものがあります。
また、ヤフコメでは色々辛辣なコメントも書かれていました。
「そんなケチケチと倹約生活をして人生楽しいのか?」
「45歳でようやく会社を辞めたところで、過ぎ去った人生は取り返せないぞ」
というものです。逆に、
「すごい!自分も倹約しないと・・・」
という意見もありました。
こうして話題になったことによって、色々とケチをつける人もいますが、「絶対仕事を辞めるマン」さんは、節約生活自体をかなり楽しんでいらっしゃるように思いました。
また、例えそうではなかったとしても、他人の節約生活について、外部がとやかく言う筋合いはありませんよね。
いつからお金を使っていけば良いのか?
確かに、ブラック企業を定年まで勤め上げ、「さあ、これから人生を謳歌するぞ!」と張り切ったとしても、限界はあります。60歳を超えると体力的にもできることは限られてきますし、中には定年をすぎてぽっくり亡くなってしまう人もいます。
ですから、お金を貯め“ながら”、ある段階からはお金を使う方向にも梶を切っていった方が、経験できることも増え、人生の総合的な幸福感は増すと僕は思います。
では、一体いつからお金を使っていけば良いのでしょうか?
コップの水
僕は、このお話をいつもコップの水に例えています。
・コップ=資産
・水=キャッシュフロー
と考えてみましょう。
コップの水が満杯になる前に水をガブガブ飲んでしまうと、いつまでたっても資産は増えません。
逆に、コップから溢れた水だけを飲むようにすれば、水を飲めるだけでなく、次のコップに水を注ぐこともできるようになります。
ですから、コップの水を早く溢れさせて、コップという資産をどんどん増やし、溢れる水を増やすことができれば、水が枯れることはなくなる、というわけなのです。
不動産の場合
このお話を不動産投資に例えてみると、
・コップ=不動産
・水=家賃
となります。
では、コップから水が溢れている状態というのは、家賃がどういう状況になった時なのでしょうか?
これを考えるためには、物件ごとに事業収支シミュレーションを行い、使えるお金を具体的に計算する必要があるのですが、僕の経験上からざっくり言うと、
コップの水が溢れている状態=借金が物件価格の半値以下になった状態
ということになります。つまり、自己資本比率が50%以上ある状態です。
この状態になれば、税引き前のキャッシュフローを半分使ってしまっても、資産が減らないレベルになります。
FIREへの近道は、株式投資よりも不動産投資!
今回の「絶対仕事をやめるマン」さんの記事を見ると、彼は株の勉強もしていて、株式投資もしていたようです。ただし、リーマンショックも経験していて、「毎日何百万円も資産が動くのは精神的に耐えられない・・・」と、今は現金比率が高いそうです。
僕は老婆心ながら、
「株式投資ではなく、早い段階で不動産投資をしていたら、もう少し早くFIREを達成できたのではないか・・・」
と、思います。
他人のマネープランをとやかく言うつもりはありませんが、やはり、FIREに不動産投資はなくてはならないものです。
不動産投資であれば、コップから溢れた水(家賃)は、株式投資から得られる配当よりも安定していますから、お金を使う方にも意識をシフトしやすいです。
いずれにせよ、
「ここまで貯めて、ここから使う」ではなく、「投資を“しながら”、使えるキャッシュフローを生み出す」
という方が、人生はより楽しくなると思います。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
