ブログ
レースは道楽だが、ビジネスの成功に必要な要素が詰まっている
公開日: 2023年09月14日
▼今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先月は、日ごろから取り組んでいるカーレースにどっぷりハマっていたのですが、レースにはビジネスの成功に必要な要素が詰まっていると改めて感じました。
そこで今回は、「レースは道楽だが、ビジネスの成功に必要な要素が詰まっている」というテーマで、レースのどのようなところがビジネスやプロジェクト運営の参考になるのか?皆さんにシェアしていきます。
ぜひ最後までご覧ください!
ビジネスの成功に必要なことがレースに詰まっているワケ
皆さんは、カーレースに対してどのような印象をお持ちでしょうか?
傍目から見たら、レースは道楽にみえますよね。結論を言えば、その通りではあります。
しかし、ビジネスよりもわかりやすく、成功するために大切なことを学べると思います。
僕らがやっている程度の規模であっても、年商1億円、利益1千万円の会社を作るのに匹敵するくらいの教えを学ぶことができると思います。
ということでまずは、レーシングチームについて簡単に説明していきましょう。
レーシングチームの3つの運営形態
実は、レーシングチームには3つの運営形態があります。
1.チームが自らスポンサーになって(またはスポンサーからお金を集めて)、ドライバーはお金を出さずに(またはお金をもらって)レースをするパターン
2.チームの代表がドライバーを兼務して、スポンサーを集めてレースをするパターン
3.チームの代表がドライバーを兼務して自腹でレースをし、かつお金をもらって外部からのドライバーを受け入れてレースをする、いわゆるプライベートチームのパターン
このうち、僕らは2と3を足して2で割ったような感じのチーム運営になっています。
つまり、ドライバーの僕は基本的に自腹でレースをしているのですが、僕以外のチームメンバー(エンジニアやメカニック)は、お金をもらってレースをしています。
レーシングチームは、ベンチャー企業の経営と同じ
つまり、お金を払って参加する人と、お金をもらって参加する人の二種類がいるということです。これって、会社の経営と全く同じですよね。
例えばベンチャー企業というのは、売上が立たない最初のうちは、社長は給料をもらわずに従業員にお金を払って仕事をしています。
ベンチャーの社長が自腹を切ってでも会社を立ち上げる理由は、「この商品・サービスによって、社会がより良くなる!」という壮大なミッションを掲げているからです。
しかし、お金をもらって働く人は、必ずしもミッションに賛同しているわけではなく、単に生活のために仕事をしている人も多いです。
つまり、雇用側と被雇用者側に温度差が発生するわけです。この温度差を無くさないと、ビジネスの成果は出ません。
一方でレースというのは、「勝つ」ことが唯一のミッションです。
お金を払ってチームを作ってドライバーを兼務する僕も、お金をもらってレースをするメカニックたちも、目指す方向性は、シンプルに「勝つ」ことだけです。
チームとして機能するためには、スキル・経験、チームワークが必要となり、経験を積み重ねることで、練度も上がってきて強いチームになっていきます。
レースで求められる要素とは
レースでは色々なことが起きます。その時に求められる力は、まさしくビジネスの成功に必要な要素です。
周囲のミスに高ぶる感情
レースでは、自分の責任ではなく、
・他人にぶつけられてレースが台無しになったり、
・エンジニアの指示ミスで、チャンピオンシップがかかった大事な一戦を落としたり、
・チェックして組み上げたばかりのエンジンが立て続けに壊れて、勝てるレースを落としたり、
といったことが起きます。
こんなことが起きると、チームの代表兼ドライバーの僕は怒り心頭です。
というのも、僕がやっているレースは皆さんがドン引きするくらいのお金が毎回かかっているわけで、準備にかけてきたお金や時間が一瞬でパーになってしまうんですよね。
それはもう、みんなの前で「お前はクビだ!」と宣告したくなるくらいの感情になります。
しかし、逆にドライバー(僕)の凡ミスでレースを落とした経験も何度もあります。
そんな時は、メカニックの側も「何やってんだ!この下手くそ!」と思っていると思います。
ミスは歯を食いしばって我慢!絶対に人前で怒るなかれ
だからミスがあった時にこそ、オーナーは歯を食いしばって我慢し、絶対に人前で怒ってはいけません。
どこかの中古車屋のように、怒鳴ったり吊し上げたりしてはいけません。
「ボスに申し訳ない」と思わせた方が良いわけです。
メンバーのミスに対して怒りを発散したとしても、それは単にボスが怒りを発散しているだけで何も生まれませんし、組織としても成長しません。
失敗をした時こそ、指導のチャンス
メンバーがミスをした時こそ、組織として成長するチャンスです。
何が原因でミスをしたのか?を冷静に検証しながら、次はどうすべきかをチーム全員に考えさせることが重要です。
具体的にいうと、ミスをしたメンバーに対しては、失敗した仕事を取り上げるのではなく、またやらせます。
細かく管理や指示をすることは決してしませんし、メンバーをロボットやパーツのように扱うこともありません。
実は、失敗した時こそ指導のチャンスなのです。
というのも、人は成功した時は浮かれてしまうものです。そんな時に、「今回は成功したけれど、次回はこうした方が良いよ」なんてアドバイスをしても、記憶に残りませんよね。
しかし、失敗した時は違います。「次は失敗しないようにうまくやろう、失敗しないためにどうしたら良いのか?」と、一人一人自らが考えるようになるようになります。
成功体験を味わう
このようにグッと我慢し続けると、レースでも素晴らしい結果が残せるようになります。
結果が出た時は、祝勝会も開催します。
チームの皆でご飯を食べにいき、「成功した!俺たちやったぜ!」という快感を脳に刷り込むのが大切です。
すると、「またこの楽しい雰囲気を味わいたい!」と、チームみんなが頑張るようになるのです。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
▼LINE登録すると最新情報をいち早くゲットできます
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先月は、日ごろから取り組んでいるカーレースにどっぷりハマっていたのですが、レースにはビジネスの成功に必要な要素が詰まっていると改めて感じました。
そこで今回は、「レースは道楽だが、ビジネスの成功に必要な要素が詰まっている」というテーマで、レースのどのようなところがビジネスやプロジェクト運営の参考になるのか?皆さんにシェアしていきます。
ぜひ最後までご覧ください!
ビジネスの成功に必要なことがレースに詰まっているワケ
皆さんは、カーレースに対してどのような印象をお持ちでしょうか?傍目から見たら、レースは道楽にみえますよね。結論を言えば、その通りではあります。
しかし、ビジネスよりもわかりやすく、成功するために大切なことを学べると思います。
僕らがやっている程度の規模であっても、年商1億円、利益1千万円の会社を作るのに匹敵するくらいの教えを学ぶことができると思います。
ということでまずは、レーシングチームについて簡単に説明していきましょう。
レーシングチームの3つの運営形態
実は、レーシングチームには3つの運営形態があります。
1.チームが自らスポンサーになって(またはスポンサーからお金を集めて)、ドライバーはお金を出さずに(またはお金をもらって)レースをするパターン
2.チームの代表がドライバーを兼務して、スポンサーを集めてレースをするパターン
3.チームの代表がドライバーを兼務して自腹でレースをし、かつお金をもらって外部からのドライバーを受け入れてレースをする、いわゆるプライベートチームのパターン
このうち、僕らは2と3を足して2で割ったような感じのチーム運営になっています。
つまり、ドライバーの僕は基本的に自腹でレースをしているのですが、僕以外のチームメンバー(エンジニアやメカニック)は、お金をもらってレースをしています。
レーシングチームは、ベンチャー企業の経営と同じ
つまり、お金を払って参加する人と、お金をもらって参加する人の二種類がいるということです。これって、会社の経営と全く同じですよね。
例えばベンチャー企業というのは、売上が立たない最初のうちは、社長は給料をもらわずに従業員にお金を払って仕事をしています。
ベンチャーの社長が自腹を切ってでも会社を立ち上げる理由は、「この商品・サービスによって、社会がより良くなる!」という壮大なミッションを掲げているからです。
しかし、お金をもらって働く人は、必ずしもミッションに賛同しているわけではなく、単に生活のために仕事をしている人も多いです。
つまり、雇用側と被雇用者側に温度差が発生するわけです。この温度差を無くさないと、ビジネスの成果は出ません。
一方でレースというのは、「勝つ」ことが唯一のミッションです。
お金を払ってチームを作ってドライバーを兼務する僕も、お金をもらってレースをするメカニックたちも、目指す方向性は、シンプルに「勝つ」ことだけです。
チームとして機能するためには、スキル・経験、チームワークが必要となり、経験を積み重ねることで、練度も上がってきて強いチームになっていきます。
レースで求められる要素とは
レースでは色々なことが起きます。その時に求められる力は、まさしくビジネスの成功に必要な要素です。周囲のミスに高ぶる感情
レースでは、自分の責任ではなく、
・他人にぶつけられてレースが台無しになったり、
・エンジニアの指示ミスで、チャンピオンシップがかかった大事な一戦を落としたり、
・チェックして組み上げたばかりのエンジンが立て続けに壊れて、勝てるレースを落としたり、
といったことが起きます。
こんなことが起きると、チームの代表兼ドライバーの僕は怒り心頭です。
というのも、僕がやっているレースは皆さんがドン引きするくらいのお金が毎回かかっているわけで、準備にかけてきたお金や時間が一瞬でパーになってしまうんですよね。
それはもう、みんなの前で「お前はクビだ!」と宣告したくなるくらいの感情になります。
しかし、逆にドライバー(僕)の凡ミスでレースを落とした経験も何度もあります。
そんな時は、メカニックの側も「何やってんだ!この下手くそ!」と思っていると思います。
ミスは歯を食いしばって我慢!絶対に人前で怒るなかれ
だからミスがあった時にこそ、オーナーは歯を食いしばって我慢し、絶対に人前で怒ってはいけません。
どこかの中古車屋のように、怒鳴ったり吊し上げたりしてはいけません。
「ボスに申し訳ない」と思わせた方が良いわけです。
メンバーのミスに対して怒りを発散したとしても、それは単にボスが怒りを発散しているだけで何も生まれませんし、組織としても成長しません。
失敗をした時こそ、指導のチャンス
メンバーがミスをした時こそ、組織として成長するチャンスです。
何が原因でミスをしたのか?を冷静に検証しながら、次はどうすべきかをチーム全員に考えさせることが重要です。
具体的にいうと、ミスをしたメンバーに対しては、失敗した仕事を取り上げるのではなく、またやらせます。
細かく管理や指示をすることは決してしませんし、メンバーをロボットやパーツのように扱うこともありません。
実は、失敗した時こそ指導のチャンスなのです。
というのも、人は成功した時は浮かれてしまうものです。そんな時に、「今回は成功したけれど、次回はこうした方が良いよ」なんてアドバイスをしても、記憶に残りませんよね。
しかし、失敗した時は違います。「次は失敗しないようにうまくやろう、失敗しないためにどうしたら良いのか?」と、一人一人自らが考えるようになるようになります。
成功体験を味わう
このようにグッと我慢し続けると、レースでも素晴らしい結果が残せるようになります。
結果が出た時は、祝勝会も開催します。
チームの皆でご飯を食べにいき、「成功した!俺たちやったぜ!」という快感を脳に刷り込むのが大切です。
すると、「またこの楽しい雰囲気を味わいたい!」と、チームみんなが頑張るようになるのです。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
▼LINE登録すると最新情報をいち早くゲットできます