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転職しても給料が増えるとは限らない理由
公開日: 2023年09月21日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
サラリーマンの方であれば、誰もが一度は転職を考えたことがあるのではないかと思います。
多くの方にとって、転職の目的は「給料アップ」だと思います。
もちろん、中には仕事に対して精神的なストレスを抱えていて、「給料が下がってもいいから転職したい」という人もいるかもしれません。
しかし、多くの方は「今の仕事の対価として報酬が少ない・・・」と感じていることが、一番の理由だと思います。
しかし、転職さえすれば報酬が上がるのか?というとそんなことはありません。転職すると報酬は下がることの方が多いと思います。
日本での転職で、給与が上がるとは限らない理由
本質的なインフレ下では人材不足が起こります。
しかし、日本は現在インフレ下にあるものの、本質的な人材不足にはなっていません。
そもそもモノの値段は、需要が供給を上回る場合に上昇しますが、これは人件費にも当てはまります。
現在の日本では供給が需要を上回っている状況、つまり企業側の買い手市場になっているから、転職しても報酬が上がるとはいえないわけです。
さらに、最近は作業的な仕事は何でも外注できるようになってきているため、企業が採用したいのは作業的な仕事をする人材ではなく、「価値を創造できる」人材です。
そのため、企業側が求めるスキルや特技を持っていなければ、たとえ転職しても給料は上がりません。
例えば、僕の会社でコンサルティング部門の中途採用を考えた場合、どのような人材を求めるかというと、
・宅建の資格を持っている
・不動産実務検定のマスターレベルのスキルを持っている
・自ら不動産投資をしている
・新築の企画コンサルティングをした経験がある
これらを満たしている人であれば、採用を検討するレベルになります。
スキルが足りない場合は、前職よりも給与が低くなる可能性も
もし、上記の条件のどれかが欠けていた場合、会社は給料を払いながらその人材を育てていかなければなりません。
戦力になるまで給料を払いながら時間をかけて育てるのですから、当然その分給料は少なくなります。
僕の会社では、「前職の給料が●●円だったから、同じくらいの給料にしましょう」という決め方はしません。あくまでその人が持っているスキルに応じて給料を決めています。
もしスタッフ側が希望する報酬があるなら、それに見合ったスキルを求めています。
例えば年収1,000万円が希望なら、「当然●●と●●と●●はできますよね」という話になります。
しかし、スキルが不足している場合は年収400万円からスタートすることになりますので、「その給料では生活できない」という理由で断られることもあります。
会社は、あなたの今のスキルにお金を払う
つまり、転職するから報酬が上がるというわけではなく、あなたが持っているスキルに対して企業はお金を払うのです。
だから、転職を検討する前に自分のスキルを向上させて、市場価値を高めておかないと報酬は増えません。
ちなみに、僕はサラリーマン時代に死ぬほど勉強と実践を積み重ねて、スキルを向上させました。
しかし、当時の会社は年功序列の給料体系だったので給料が上がることはなく、独立したら何倍もの報酬を稼げるようになりました。
結局、一番高い報酬を得られるのは起業することでしょう。
ただし、たとえ起業しても並大抵の努力では今の給料の何倍も稼げるようにはなりません。
独立を検討される方は、覚悟を持つ必要があるでしょう。
今日は、転職したら給料は増えるのか?というお話でした。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
サラリーマンの方であれば、誰もが一度は転職を考えたことがあるのではないかと思います。
多くの方にとって、転職の目的は「給料アップ」だと思います。
もちろん、中には仕事に対して精神的なストレスを抱えていて、「給料が下がってもいいから転職したい」という人もいるかもしれません。
しかし、多くの方は「今の仕事の対価として報酬が少ない・・・」と感じていることが、一番の理由だと思います。
しかし、転職さえすれば報酬が上がるのか?というとそんなことはありません。転職すると報酬は下がることの方が多いと思います。
日本での転職で、給与が上がるとは限らない理由
本質的なインフレ下では人材不足が起こります。しかし、日本は現在インフレ下にあるものの、本質的な人材不足にはなっていません。
そもそもモノの値段は、需要が供給を上回る場合に上昇しますが、これは人件費にも当てはまります。
現在の日本では供給が需要を上回っている状況、つまり企業側の買い手市場になっているから、転職しても報酬が上がるとはいえないわけです。
さらに、最近は作業的な仕事は何でも外注できるようになってきているため、企業が採用したいのは作業的な仕事をする人材ではなく、「価値を創造できる」人材です。
そのため、企業側が求めるスキルや特技を持っていなければ、たとえ転職しても給料は上がりません。
例えば、僕の会社でコンサルティング部門の中途採用を考えた場合、どのような人材を求めるかというと、
・宅建の資格を持っている
・不動産実務検定のマスターレベルのスキルを持っている
・自ら不動産投資をしている
・新築の企画コンサルティングをした経験がある
これらを満たしている人であれば、採用を検討するレベルになります。
スキルが足りない場合は、前職よりも給与が低くなる可能性も
もし、上記の条件のどれかが欠けていた場合、会社は給料を払いながらその人材を育てていかなければなりません。戦力になるまで給料を払いながら時間をかけて育てるのですから、当然その分給料は少なくなります。
僕の会社では、「前職の給料が●●円だったから、同じくらいの給料にしましょう」という決め方はしません。あくまでその人が持っているスキルに応じて給料を決めています。
もしスタッフ側が希望する報酬があるなら、それに見合ったスキルを求めています。
例えば年収1,000万円が希望なら、「当然●●と●●と●●はできますよね」という話になります。
しかし、スキルが不足している場合は年収400万円からスタートすることになりますので、「その給料では生活できない」という理由で断られることもあります。
会社は、あなたの今のスキルにお金を払う
つまり、転職するから報酬が上がるというわけではなく、あなたが持っているスキルに対して企業はお金を払うのです。だから、転職を検討する前に自分のスキルを向上させて、市場価値を高めておかないと報酬は増えません。
ちなみに、僕はサラリーマン時代に死ぬほど勉強と実践を積み重ねて、スキルを向上させました。
しかし、当時の会社は年功序列の給料体系だったので給料が上がることはなく、独立したら何倍もの報酬を稼げるようになりました。
結局、一番高い報酬を得られるのは起業することでしょう。
ただし、たとえ起業しても並大抵の努力では今の給料の何倍も稼げるようにはなりません。
独立を検討される方は、覚悟を持つ必要があるでしょう。
今日は、転職したら給料は増えるのか?というお話でした。
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