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絶対に失敗しないビジネスの作り方(後編)

公開日: 2023年10月06日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今日は前回に引き続き、「絶対に失敗しないビジネスの作り方」についてお話ししたいと思います。

前回のブログでは、絶対に失敗しないビジネスを作るための12のポイントのうち、6個をご紹介しました。

この12のポイントはどこかからの受け売りではなく、僕が起業してからの20数年間で実践し、構築してきたことを踏まえた内容になっています。

これさえ押さえておけばどんなビジネスでも上手くいくと思いますので、ぜひ参考にしてください。

 

ポイント7:サブスク収入が積み上がる仕組みを作る


七つ目はサブスクリプション(定期収入)が積み上がっていく仕組みがあるかどうか?です。

例えば、不動産投資は不動産が増えれば増えるほど、毎月の家賃が増える(積み上がる)仕組みですよね。

不動産管理会社も同じで、管理戸数が増えれば増えるほど、毎月の収入は増えて(積み上がって)いきます。

一方で、僕が前にいた建築会社は建築を受注して建物が完成して引き渡すと、そこでビジネスは終了してしまいます

例え3月31日に100億円の売り上げがあったとしても、4月1日にはゼロになってしまうので、また一から新たにビジネスを作らなければなりません。

こういった請負ビジネスは、景気が悪くなったりすると途端に行き詰まってしまうので、僕はいくら儲かったとしても、このようなビジネスは行わないことに決めました

一度の取引で終了するビジネスモデルではなく、収益の継続性を確保するということです。

 

ポイント8:広告以外の集客手段を持つ


八つ目は、広告以外の集客手段を持っているか?ということです。

具体的には、SNSのマーケティングやメルマガ、本の出版など、広告以外で顧客を獲得するための仕組みを指します(本の出版に関しては、最近はあまり効果がなくなってきていますが・・・)。

また、口コミも広告以外の集客手段といえると思います。

これからは、広告に頼っていてはダメだと思います。

そもそも、CMを打つというのは強者の戦略です。我々弱者は、“お金を出して宣伝してもらう”ということに経費をかけてはいけません。

ゲリラ的なSNSマーケティング、メルマガ、YouTube、voicyなど、広告以外の集客手段を必ず持つ必要があります。

 

ポイント9:在庫の少ないビジネスモデルであること


九つ目は、在庫の少ないビジネスモデルかどうか?です。

多くの在庫を抱えると保管費用がかかりますし、商品の旬もあるので、商品が不良在庫になるリスクもあります。

よって、商品を売るのであっても、できるだけオンデマンド対応ができるようなビジネスモデルが望ましいと考えています。

ですので、僕はいつも先に売ってしまってから商品を作る、ということをしています。

その分お客様を待たせてしまうことになってしまうのですが、在庫を抱えるリスクを減らすために、そのようにしています。

 

ポイント10:テレワークが可能なビジネス環境を作る


十個目は、テレワークが可能なビジネス環境かどうか?です。

遠隔操作が可能なビジネス環境を整えることは、これからの時代は非常に重要だと思います。

特に、小さな会社の社長の仕事は「考えること」です。

社員と同じ時間に出社し、同じ時間に帰宅するというルーティンにしてしまうと、会社の雑務に追われて考え事ができません。

ですので、会社以外の場所で考える時間(クリエイティブな時間)を確保する必要があります。

また、テレワークができる環境を整えることで、優秀なスタッフを引き寄せやすくなります。

オフィスでの対面コミュニケーションも重要ですが、テレワーク環境を整えることでより業務が効率化すると思っています。

 

ポイント11:借金を抱えずに運転資金を賄う


十一個目は、借金を抱えずに運転資金を賄えるかどうか?です。

事業をするためにはガソリンという運転資金が必要です。

しかし、車を運転しながらガソリンを補充するのは大変です。

借入に頼らなくても、売上から運転資金を賄えるかどうかが重要になってきます。

なぜなら、運転資金を借入に頼ると、運転資金を稼ぐために働かなければいけなくなるからです。

これは、今日明日食べるものを稼ぐために働く・・・という状態と同じですので、3年後、5年後を見据えた長期的な視点での仕事が難しくなります。

そうなってしまうと、イノベーションも起こらなくなってしまいますよね。

イメージとしては、フェリーに乗りながら目的地まで辿りつけるような状態にするということです。

 

ポイント12:水平展開が容易なビジネスモデルを作る


最後は、水平展開が容易なビジネスモデルであるかどうか?です。

これは、自社のビジネスやブランドを広げやすいかどうか?ということで、具体的にはフランチャイズ展開しやすいか?ということです。

自社のビジネスの仕組みをマニュアル化し、誰でも実行できるようにすることで、認知度を急速に広げ、市場も拡大させることが可能になります。

例えば、昔、アパマンショップが一年くらいで全国に急速に広まったことがありました。

その背景には、街の小さな不動産屋がたくさん参加し、業務のシステムや看板を統一することで、大手のような存在感を持った・・・ということがあったんですよね。

これは非常に優れたビジネス戦略の一例です。


以上、「絶対に失敗しないビジネスの作り方」というテーマで、前編と合わせて12個のポイントを紹介してきました。

僕はこれら12個のポイントを10年20年かけて編み出し、自分のビジネスに適用してきました。

これら12個のポイントが当てはまるビジネスであれば絶対に失敗しないと思います。ぜひ参考にしてください。


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