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高齢者からの入居申し込み!受け入れるか否か?
公開日: 2023年10月12日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先日、僕のアパートで定期借家契約の再契約がありました。
実は、その入居者さんは90歳のおばあちゃんです。
僕の物件は、高齢者であろうが、生活保護の受給者であろうが、外国人であろうが、障害者であろうが、条件に合う人は全て受け入れる方針を取っています。
しかし、さすがに90歳のおばあちゃんはとなると、多くの大家さんは躊躇してしまうかもしれませんね。
そこで今回は、高齢者の入居について考えてみたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。
不動産投資は社会的責任を負っている
なぜ僕は、一般的には敬遠されがちな入居者も受け入れているのでしょうか。
それは、人間が生きていく上で欠かせない“衣食住”のうちの“住”を提供するという、社会的責任を担っていると考えているからです。
当然、大家さんもビジネスですから、「儲ける」必要があります。
もし、利回りの低い物件に多額のローンを引いていて、孤独死の発生が原因で「心理的瑕疵物件」というイメージがついてしまうと、入居者が長期間決まらなかったり、家賃を下げなければいけなくなったりして、経営が立ち行かなくなることもあります。
そのため、入居審査に一定の基準を設けることは理解できますし、孤独死のリスクが高い高齢者の受け入れに消極的になってしまうのも理解できます。
しかし、僕が所有している物件はローンも完済していますし、長期間の空室が発生しても僕が経済的に困ることはありません。
だから、社会的弱者を拒まない経営を心がけているのです。
高齢者の入居を拒む理由とその対策
高齢の入居者が敬遠される理由は、孤独死だけではありません。
例えば、賃貸契約中に入居者が死亡すると、賃借権の相続の問題が生じることがあります。実は、賃借権も相続の対象物になるんですね。
また、残置物の処分に関する問題も発生します。
したがって、高齢者の場合は特に、連帯保証人を取ったり、身元引受人や相続人の連絡先をしっかり把握しておいたりする必要があると思います。
しかし、90歳の高齢者の一人暮らしともなると、頼れる家族や知人がいないことも多いです。
したがって、彼らが亡くなった場合の契約の終了方法や残置物の処分方法などについては、事前にしっかり決めておく必要があるでしょう。
これらの問題は、賃貸借契約の特約に含めておくことで回避することができます。
また、一人暮らしの高齢者は、行政や民間の見守りサービスを利用してもらうことで、もしものときに発見が遅れて事故物件になるリスクも回避できます。
そして、僕の物件では全ての入居者に孤独死保険に加入してもらっています。
これらによって、万が一の場合でも金銭的な被害が最小限に抑えられるように、万全を期しています。
ある調査によると、65歳以上の賃貸暮らしをしている人のうち、4人に1人が入居を断られた経験があるそうです。
さらに、65歳以上でも入居OKの賃貸物件の割合は、5割程度しかないという実態があります。
このような状況を知ると、大家として胸が痛みますし、高齢者の入居を受け入れることがいかに重要か理解できます。
ですので、少しでも余裕がある大家さんは、幅広く高齢者を受け入れる姿勢を持つべきだと僕は思います。
高齢者を歓迎する姿勢を持つことが大事
ちなみに、高齢者を受け入れる際、多くの人は自分の物件を「バリアフリーにしなければいけない」と思っているかもしれません。
しかし、健康な高齢者であれば、特別な設備を付けたり、改修をしたりする必要はないと感じています。
また、特別なバリアフリー物件でなくとも、“高齢者歓迎”として募集してもいいと思います。
ただ、僕の場合は、この90歳のおばあちゃんが入居すると決まった時に、さすがに玄関から水回りへの通路やお風呂場には手すりを設置しました。
このような工事はDIYでも行えるので、材料費だけなら数万円程度でできると思います。
入居者が決まった後で構いませんので、できればこういった改修はしてあげた方がいいと思います。
高齢者を受け入れることはブルーオーシャン
先ほどは「社会的責任」などとカッコいいことを言いましたが、見方を変えれば高齢者の賃貸需要は非常に多いということです。
今、全国で空室が増え続ける中で、高齢者を積極的に受け入れることは完全なブルーオーシャンのビジネスだと思います。
社会的責任を実感しつつ、これからも僕は高齢者をどんどん受け入れて、がっちり儲けていきたいと思います。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先日、僕のアパートで定期借家契約の再契約がありました。
実は、その入居者さんは90歳のおばあちゃんです。
僕の物件は、高齢者であろうが、生活保護の受給者であろうが、外国人であろうが、障害者であろうが、条件に合う人は全て受け入れる方針を取っています。
しかし、さすがに90歳のおばあちゃんはとなると、多くの大家さんは躊躇してしまうかもしれませんね。
そこで今回は、高齢者の入居について考えてみたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。
不動産投資は社会的責任を負っている
なぜ僕は、一般的には敬遠されがちな入居者も受け入れているのでしょうか。それは、人間が生きていく上で欠かせない“衣食住”のうちの“住”を提供するという、社会的責任を担っていると考えているからです。
当然、大家さんもビジネスですから、「儲ける」必要があります。
もし、利回りの低い物件に多額のローンを引いていて、孤独死の発生が原因で「心理的瑕疵物件」というイメージがついてしまうと、入居者が長期間決まらなかったり、家賃を下げなければいけなくなったりして、経営が立ち行かなくなることもあります。
そのため、入居審査に一定の基準を設けることは理解できますし、孤独死のリスクが高い高齢者の受け入れに消極的になってしまうのも理解できます。
しかし、僕が所有している物件はローンも完済していますし、長期間の空室が発生しても僕が経済的に困ることはありません。
だから、社会的弱者を拒まない経営を心がけているのです。
高齢者の入居を拒む理由とその対策
高齢の入居者が敬遠される理由は、孤独死だけではありません。例えば、賃貸契約中に入居者が死亡すると、賃借権の相続の問題が生じることがあります。実は、賃借権も相続の対象物になるんですね。
また、残置物の処分に関する問題も発生します。
したがって、高齢者の場合は特に、連帯保証人を取ったり、身元引受人や相続人の連絡先をしっかり把握しておいたりする必要があると思います。
しかし、90歳の高齢者の一人暮らしともなると、頼れる家族や知人がいないことも多いです。
したがって、彼らが亡くなった場合の契約の終了方法や残置物の処分方法などについては、事前にしっかり決めておく必要があるでしょう。
これらの問題は、賃貸借契約の特約に含めておくことで回避することができます。
また、一人暮らしの高齢者は、行政や民間の見守りサービスを利用してもらうことで、もしものときに発見が遅れて事故物件になるリスクも回避できます。
そして、僕の物件では全ての入居者に孤独死保険に加入してもらっています。
これらによって、万が一の場合でも金銭的な被害が最小限に抑えられるように、万全を期しています。
ある調査によると、65歳以上の賃貸暮らしをしている人のうち、4人に1人が入居を断られた経験があるそうです。
さらに、65歳以上でも入居OKの賃貸物件の割合は、5割程度しかないという実態があります。
このような状況を知ると、大家として胸が痛みますし、高齢者の入居を受け入れることがいかに重要か理解できます。
ですので、少しでも余裕がある大家さんは、幅広く高齢者を受け入れる姿勢を持つべきだと僕は思います。
高齢者を歓迎する姿勢を持つことが大事
ちなみに、高齢者を受け入れる際、多くの人は自分の物件を「バリアフリーにしなければいけない」と思っているかもしれません。しかし、健康な高齢者であれば、特別な設備を付けたり、改修をしたりする必要はないと感じています。
また、特別なバリアフリー物件でなくとも、“高齢者歓迎”として募集してもいいと思います。
ただ、僕の場合は、この90歳のおばあちゃんが入居すると決まった時に、さすがに玄関から水回りへの通路やお風呂場には手すりを設置しました。
このような工事はDIYでも行えるので、材料費だけなら数万円程度でできると思います。
入居者が決まった後で構いませんので、できればこういった改修はしてあげた方がいいと思います。
高齢者を受け入れることはブルーオーシャン
先ほどは「社会的責任」などとカッコいいことを言いましたが、見方を変えれば高齢者の賃貸需要は非常に多いということです。今、全国で空室が増え続ける中で、高齢者を積極的に受け入れることは完全なブルーオーシャンのビジネスだと思います。
社会的責任を実感しつつ、これからも僕は高齢者をどんどん受け入れて、がっちり儲けていきたいと思います。
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