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人から「応援してもらう」ためには、どうしたらいい?
公開日: 2023年10月16日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、周囲の人に応援してもらい、サポートを得る方法についてお話しします。
僕はマレーシアでカーレースをしています。
カーレースは非常にお金がかかるスポーツで、本気で勝ちたいのであれば、テクニックを磨くだけでなく、走るための環境もしっかり整えなければなりません。
重要なのは、信頼できるチームから参戦することです。
僕は過去、さまざまなチームを渡り歩いてきました。
お金を支払っているのに車がまともに走れる状態ではなかったり、チームの運営自体がうまくいっていなかったり・・・嫌な思いも結構してきました。
そのため、自分が納得できる体制で本気でレースをするためには、自分自身でチームを組む必要があるという結論に至ったのです。
現在は、自分でゼロから構築したチームでレースをしています。
とはいえ、言葉や文化の違うマレーシアでのことですから、最初はどうやってメカニックを集めればいいのか?どうやってスタッフを育てていけばいいのか?分からずに苦労しました。
あれから5年が経過し、やっと常勝できるチームに成長しましたが、その過程で多くのことを学びました。
中でも一番重要な教訓は、皆から「応援してもらえる仕組みを作る」ことだと思っています。
モータースポーツは多額のお金がかかります
カーレースの世界は、ドン引きするくらいお金がかかります。
例えば、子供がカートから始めてF1のステージに進むためには、例えその子供に才能があったとしても、親が裕福でないとレースを続けることはできません。
つまり、レースは才能に加えて資金も必要になります。
では、一体どれくらいのお金がかかるかというと、子供一人が生まれて大学卒業までにかかるくらいのお金か、それを超えることもあります。
また、トップカテゴリーまで育てたいと思ったら、三人の子供を産んで、三人とも高校と大学を私立で卒業させるほどの資金が必要になります。
アイルトン・セナやマックス・フェルスタッペンのような、圧倒的な才能を持つドライバーであれば、「ぜひウチの車に乗ってほしい!」というオファーを受けることもあるでしょう。
しかし、これはトップ0.001%のドライバーに限った話であり、99.999%の並みのドライバーは親から資金援助を受けるか、自力で稼ぐか、スポンサーを付けるしかない、という現実があります。
「なぜ、あなたを応援しなければならないのか?」
さて、ここからが今日の本題です。
最近、僕のところに「ウチのチームのスポンサーになってくれませんか?」という提案がくることがあります。
一体どんな提案かと思えば、
近年は広告宣伝の難易度があがっています。ウチのチームのスポンサーになってくれれば、御社のステッカーを貼ってレースに出るので、SNSやレースのライブ配信で露出されることによって、ブランドの認知力が高まりますよ。
といった感じで、正直、何を寝ぼけたことをいっているの?と笑ってしまうような内容です。
まず、小さなステッカーを貼るだけでは宣伝効果はほとんど期待できません。
しかも、こういうスポンサーシップを提案してくるチームというのは、一度も表彰台に上がったこともないようなチームばかりなんですよね。
なので、良い走りやバトル風景がチラッとでも映像に映ることはないと思います。
そもそも、僕は自分でチームを結成し、自分で車を運転してレースで勝って、その結果を以って部品の販売に結びつけ、自分で自分をスポンサードしてレースを行う環境を整えています。
毎回のレースでもライブ中継で映像が配信され、僕自身が表彰台に上がっているので、他のチームに自分のビジネスやブランドを宣伝してもらう必要はありません。
にも関わらず、どうしてこのような提案をしてくるのか?理解に苦しんでしまいます。
しかし、このような意味のない提案というのは、レース業界ではよく見られます。
例えば、10代の無名のレーサーが、「F1ドライバーになる」という夢をかなえるために、資金援助を求めるクラウドファンディングをやったりして、資金が集まらずに失敗に終わることはよくあります。
僕は、こういったスポンサー提案やクラウドファンディングというのは、「なぜ、あなたを応援しなければならないのか?」という視点が圧倒的に欠けていると思います。
応援してもらうための3つの方法
では、スポンサー(応援)を獲得するためには、どのようにすればいいのでしょうか?
僕は、大きく3つの方法が考えられると思っています。
方法1:圧倒的な存在になる
一つめは、圧倒的な存在になることです。
レースの世界で言えば、誰よりも速く、圧倒的なカリスマ性があったアイルトン・セナのような人ですね。
大リーガーの大谷翔平選手も良い例です。彼は今年の年俸が43億円とのことですが、なんとスポンサー収入も43億円あるそうです。
このように圧倒的な存在になることができれば、向こうから支援させてくださいと言われるようになります。
方法2:相手にとってメリットのある提案をする
二つめは、相手にとってメリットのある提案をすることです。
先ほども言ったように、車にステッカーを貼るだけでは、スポンサーになってもらうことはできません。
スポンサーになってもらいたければ、相手にとってメリットのある提案をしなければなりません。
自分で言うのもなんですが、僕は不動産業界では一目置かれた存在だと思います。
なので、もし僕が大手のハウスメーカーや投資用マンションの販売会社に対して、
「スポンサーしていただけませんか?」
「スポンサーになっていただけたら、いくらでも御社の講演に登壇します!」
と営業すれば、いくらでもお金を調達することができると思います。
(とはいえ、僕の普段の活動とは利益相反になって信用を失うことになるので、不動産業界のスポンサーは受けていません)
何が言いたいかというと、あなたがインフルエンサーであれば、相手にとってメリットのある提案をすることで、スポンサーはいくらでもつくということです。
ただし、これは普通の人には難しい方法だと思います。
方法3:まずは相手を応援する
最後三つめは、誰にでも可能性がある方法です。
それは、応援してもらいたかったら、まずは相手を応援するということです。
これは返報性の原理とか、チャルディーニの法則と言われるものです。
例えば、何か奢ってもらったりすると、申し訳ないような気持ち悪いような感じがして、奢り返したくなったりしますよね。
つまり、応援してもらうために、まずは自分が相手を応援するのです。
ただし、その応援は打算的であってはいけません。
「応援してあげるから、今度は僕を応援してね」といった、取引的なアプローチは避けるべきでしょう。
無償の愛を提供するように、見返りを求めない無償の応援をするということです。
そうすれば、きっとあなたの周りには必要なサポートが集まってくると思います。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、周囲の人に応援してもらい、サポートを得る方法についてお話しします。
僕はマレーシアでカーレースをしています。
カーレースは非常にお金がかかるスポーツで、本気で勝ちたいのであれば、テクニックを磨くだけでなく、走るための環境もしっかり整えなければなりません。
重要なのは、信頼できるチームから参戦することです。
僕は過去、さまざまなチームを渡り歩いてきました。
お金を支払っているのに車がまともに走れる状態ではなかったり、チームの運営自体がうまくいっていなかったり・・・嫌な思いも結構してきました。
そのため、自分が納得できる体制で本気でレースをするためには、自分自身でチームを組む必要があるという結論に至ったのです。
現在は、自分でゼロから構築したチームでレースをしています。
とはいえ、言葉や文化の違うマレーシアでのことですから、最初はどうやってメカニックを集めればいいのか?どうやってスタッフを育てていけばいいのか?分からずに苦労しました。
あれから5年が経過し、やっと常勝できるチームに成長しましたが、その過程で多くのことを学びました。
中でも一番重要な教訓は、皆から「応援してもらえる仕組みを作る」ことだと思っています。
モータースポーツは多額のお金がかかります
カーレースの世界は、ドン引きするくらいお金がかかります。例えば、子供がカートから始めてF1のステージに進むためには、例えその子供に才能があったとしても、親が裕福でないとレースを続けることはできません。
つまり、レースは才能に加えて資金も必要になります。
では、一体どれくらいのお金がかかるかというと、子供一人が生まれて大学卒業までにかかるくらいのお金か、それを超えることもあります。
また、トップカテゴリーまで育てたいと思ったら、三人の子供を産んで、三人とも高校と大学を私立で卒業させるほどの資金が必要になります。
アイルトン・セナやマックス・フェルスタッペンのような、圧倒的な才能を持つドライバーであれば、「ぜひウチの車に乗ってほしい!」というオファーを受けることもあるでしょう。
しかし、これはトップ0.001%のドライバーに限った話であり、99.999%の並みのドライバーは親から資金援助を受けるか、自力で稼ぐか、スポンサーを付けるしかない、という現実があります。
「なぜ、あなたを応援しなければならないのか?」
さて、ここからが今日の本題です。最近、僕のところに「ウチのチームのスポンサーになってくれませんか?」という提案がくることがあります。
一体どんな提案かと思えば、
近年は広告宣伝の難易度があがっています。ウチのチームのスポンサーになってくれれば、御社のステッカーを貼ってレースに出るので、SNSやレースのライブ配信で露出されることによって、ブランドの認知力が高まりますよ。
といった感じで、正直、何を寝ぼけたことをいっているの?と笑ってしまうような内容です。
まず、小さなステッカーを貼るだけでは宣伝効果はほとんど期待できません。
しかも、こういうスポンサーシップを提案してくるチームというのは、一度も表彰台に上がったこともないようなチームばかりなんですよね。
なので、良い走りやバトル風景がチラッとでも映像に映ることはないと思います。
そもそも、僕は自分でチームを結成し、自分で車を運転してレースで勝って、その結果を以って部品の販売に結びつけ、自分で自分をスポンサードしてレースを行う環境を整えています。
毎回のレースでもライブ中継で映像が配信され、僕自身が表彰台に上がっているので、他のチームに自分のビジネスやブランドを宣伝してもらう必要はありません。
にも関わらず、どうしてこのような提案をしてくるのか?理解に苦しんでしまいます。
しかし、このような意味のない提案というのは、レース業界ではよく見られます。
例えば、10代の無名のレーサーが、「F1ドライバーになる」という夢をかなえるために、資金援助を求めるクラウドファンディングをやったりして、資金が集まらずに失敗に終わることはよくあります。
僕は、こういったスポンサー提案やクラウドファンディングというのは、「なぜ、あなたを応援しなければならないのか?」という視点が圧倒的に欠けていると思います。
応援してもらうための3つの方法
では、スポンサー(応援)を獲得するためには、どのようにすればいいのでしょうか?僕は、大きく3つの方法が考えられると思っています。
方法1:圧倒的な存在になる
一つめは、圧倒的な存在になることです。
レースの世界で言えば、誰よりも速く、圧倒的なカリスマ性があったアイルトン・セナのような人ですね。
大リーガーの大谷翔平選手も良い例です。彼は今年の年俸が43億円とのことですが、なんとスポンサー収入も43億円あるそうです。
このように圧倒的な存在になることができれば、向こうから支援させてくださいと言われるようになります。
方法2:相手にとってメリットのある提案をする
二つめは、相手にとってメリットのある提案をすることです。
先ほども言ったように、車にステッカーを貼るだけでは、スポンサーになってもらうことはできません。
スポンサーになってもらいたければ、相手にとってメリットのある提案をしなければなりません。
自分で言うのもなんですが、僕は不動産業界では一目置かれた存在だと思います。
なので、もし僕が大手のハウスメーカーや投資用マンションの販売会社に対して、
「スポンサーしていただけませんか?」
「スポンサーになっていただけたら、いくらでも御社の講演に登壇します!」
と営業すれば、いくらでもお金を調達することができると思います。
(とはいえ、僕の普段の活動とは利益相反になって信用を失うことになるので、不動産業界のスポンサーは受けていません)
何が言いたいかというと、あなたがインフルエンサーであれば、相手にとってメリットのある提案をすることで、スポンサーはいくらでもつくということです。
ただし、これは普通の人には難しい方法だと思います。
方法3:まずは相手を応援する
最後三つめは、誰にでも可能性がある方法です。
それは、応援してもらいたかったら、まずは相手を応援するということです。
これは返報性の原理とか、チャルディーニの法則と言われるものです。
例えば、何か奢ってもらったりすると、申し訳ないような気持ち悪いような感じがして、奢り返したくなったりしますよね。
つまり、応援してもらうために、まずは自分が相手を応援するのです。
ただし、その応援は打算的であってはいけません。
「応援してあげるから、今度は僕を応援してね」といった、取引的なアプローチは避けるべきでしょう。
無償の愛を提供するように、見返りを求めない無償の応援をするということです。
そうすれば、きっとあなたの周りには必要なサポートが集まってくると思います。
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