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アパートローンは長期、短期どっちがお得?
公開日: 2023年11月16日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、アパートローンの返済期間についてお話ししたいと思います。
アパートローンを借りる時、期間は長く借りた方がいいのか?短く借りてさっさと返済した方がいいのか?というお話です。
一般的にはできるだけ長く借りた方がいいと言われていますが、それは本当なのでしょうか?解説していきます。
なぜアパートローンは長期で借りるのがいいと言われるのか?
では、なぜアパートローンはできるだけ長く借りた方がいいと言われているのでしょうか。
それは、長期であればあるほど、毎月のキャッシュフローが出やすくなるからです。
例えば、5,000万円を借りて10年で返すとすると、単純に毎年500万円の元金を返済することになります(ここでは金利は考慮しないものとします)。
一方、5,000万円を30年で返済するとなれば、毎年約170万円を返済するということになります。
10年返済か30年返済かで、毎月の返済額は約3倍も違ってくるわけです。
当然、長期の借入の方が手元にお金が残りやすく、資金繰りが楽になりますよね。
すると、次の投資のための資金も用意しやすくなります。
さらに、返済期間が長いということは、デッドクロスの影響も後にずらすことができます。
この「デッドクロス」がわからない方は、こちらの動画で勉強していただければと思います。
不動産投資では、デッドクロスの影響を理解していないと大変なことになりますので、しっかり理解しておくようにしましょう。
長期返済のデメリットはないのか?
では、長期返済のデメリットはないのでしょうか?
もちろんデメリットもあります。
まず、借金がなかなか減っていかないので、返済の精神的ストレスがずっと続くことになります。
また、トータルで返済する金利の負担額も、短期より長期の方が多くなります。
つまり、トータルで考えると短期で借りた方が、その分キャッシュフローは多くなるということですね。
ただし、短期の場合は当然毎月の返済額が多くなるので、資金繰りが悪化するというデメリットもあります。また、当然手持ち資金が増えないので、追加投資もしにくくなります。
最終的に、長期と短期、どちらがよいのか
では、長期と短期、どちらの方がいいのでしょうか?
これは、その投資家の投資ステージがどこにあるかで異なってきます。
まず、あなたが投資の初期の段階で、「これから物件をガンガン増やしていくぞ」というフェーズにあるなら、できるだけ長期で借りるのがセオリーだと思います。
なぜなら、できるだけ手持ち資金を厚くしておかないと、いい物件が出た時に手付金を入れて押さえたりすることができなくなるからです。
一方で、自己資金が十分にあって資金的な問題がない人であれば、短期で借りてさっさと返済していった方がいいでしょう。
もちろん、物件の築年数などによっては、そもそも銀行が短期でしか貸してくれない場合もあります。その場合はしょうがありません。
完済するまで、その物件はあなたの資産ではない
長期で借りるにしても、短期で借りるにしても、借金がある限り、その不動産は自分の資産ではないという認識をしっかり持つことが重要です。
例えば、車を購入する時にローンで購入される方は多いと思います。
オートローンで車を購入した場合、車の車検証の所有者はお金を借りて購入した本人ではなくて、ローン会社になりますよね。
同じように、不動産も借金を返し終わるまでは、自分の資産ではないと考えるべきです。
ですので、「資産の拡大をこれ以上しない」という段階になったら、繰り上げ返済をしたり、「資産を増やしていく必要はないけれど、いい物件があったので購入する」という場合には、短期で借りた方がいいと思います。
そうして純資産の比率を上げて行くことで、銀行からの評価も高くなって、金利も安く借りられるようになると思います。
また、借りたら借りっぱなしというのも良くありません。
繰り上げ返済をして自己資本比率を上げるようにしたり、金利の交渉をしたり、場合によっては借り換えを検討したり、自分のステージに応じてアパートローンをメンテナンスする必要があるということも、ぜひ覚えておくようにしてください。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、アパートローンの返済期間についてお話ししたいと思います。
アパートローンを借りる時、期間は長く借りた方がいいのか?短く借りてさっさと返済した方がいいのか?というお話です。
一般的にはできるだけ長く借りた方がいいと言われていますが、それは本当なのでしょうか?解説していきます。
なぜアパートローンは長期で借りるのがいいと言われるのか?
では、なぜアパートローンはできるだけ長く借りた方がいいと言われているのでしょうか。それは、長期であればあるほど、毎月のキャッシュフローが出やすくなるからです。
例えば、5,000万円を借りて10年で返すとすると、単純に毎年500万円の元金を返済することになります(ここでは金利は考慮しないものとします)。
一方、5,000万円を30年で返済するとなれば、毎年約170万円を返済するということになります。
10年返済か30年返済かで、毎月の返済額は約3倍も違ってくるわけです。
当然、長期の借入の方が手元にお金が残りやすく、資金繰りが楽になりますよね。
すると、次の投資のための資金も用意しやすくなります。
さらに、返済期間が長いということは、デッドクロスの影響も後にずらすことができます。
この「デッドクロス」がわからない方は、こちらの動画で勉強していただければと思います。
不動産投資では、デッドクロスの影響を理解していないと大変なことになりますので、しっかり理解しておくようにしましょう。
長期返済のデメリットはないのか?
では、長期返済のデメリットはないのでしょうか?もちろんデメリットもあります。
まず、借金がなかなか減っていかないので、返済の精神的ストレスがずっと続くことになります。
また、トータルで返済する金利の負担額も、短期より長期の方が多くなります。
つまり、トータルで考えると短期で借りた方が、その分キャッシュフローは多くなるということですね。
ただし、短期の場合は当然毎月の返済額が多くなるので、資金繰りが悪化するというデメリットもあります。また、当然手持ち資金が増えないので、追加投資もしにくくなります。
最終的に、長期と短期、どちらがよいのか
では、長期と短期、どちらの方がいいのでしょうか?これは、その投資家の投資ステージがどこにあるかで異なってきます。
まず、あなたが投資の初期の段階で、「これから物件をガンガン増やしていくぞ」というフェーズにあるなら、できるだけ長期で借りるのがセオリーだと思います。
なぜなら、できるだけ手持ち資金を厚くしておかないと、いい物件が出た時に手付金を入れて押さえたりすることができなくなるからです。
一方で、自己資金が十分にあって資金的な問題がない人であれば、短期で借りてさっさと返済していった方がいいでしょう。
もちろん、物件の築年数などによっては、そもそも銀行が短期でしか貸してくれない場合もあります。その場合はしょうがありません。
完済するまで、その物件はあなたの資産ではない
長期で借りるにしても、短期で借りるにしても、借金がある限り、その不動産は自分の資産ではないという認識をしっかり持つことが重要です。例えば、車を購入する時にローンで購入される方は多いと思います。
オートローンで車を購入した場合、車の車検証の所有者はお金を借りて購入した本人ではなくて、ローン会社になりますよね。
同じように、不動産も借金を返し終わるまでは、自分の資産ではないと考えるべきです。
ですので、「資産の拡大をこれ以上しない」という段階になったら、繰り上げ返済をしたり、「資産を増やしていく必要はないけれど、いい物件があったので購入する」という場合には、短期で借りた方がいいと思います。
そうして純資産の比率を上げて行くことで、銀行からの評価も高くなって、金利も安く借りられるようになると思います。
また、借りたら借りっぱなしというのも良くありません。
繰り上げ返済をして自己資本比率を上げるようにしたり、金利の交渉をしたり、場合によっては借り換えを検討したり、自分のステージに応じてアパートローンをメンテナンスする必要があるということも、ぜひ覚えておくようにしてください。
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