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回避可能!不動産投資の超絶隠れたリスク、モンスター住民にご用心

公開日: 2023年11月23日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今日は、不動産投資の超絶隠れたリスクについてお話ししたいと思います。

皆さんは、不動産を購入する際に、さまざまな調査をすると思います。

例えば、建物の耐久性や土地の状況(地盤や埋蔵文化財の有無)などです。

もし建物を新築する敷地に文化財が埋まっていると、その費用は建て主が負担することになったりしますので、そういった瑕疵がないかどうかの調査は必ず事前にする必要があるでしょう。

その上で、買い付けの価格を決めていくことになります。

しかし、実はこのようなハード面のリスク以外に、ソフト面のリスクというのも存在します。

そこで今回は、盲点になりがちなソフト面でのリスクと、それを回避するためのポイントについてお話したいと思います。

 

超絶隠れたリスクとは・・・モンスター住民

その超絶隠れたリスクというのは、ズバリ、「モンスター住民」です。

最近、ウラケン不動産に物件の売却相談をされてきた投資家さんがいらっしゃいます。

実はこの投資家さん、この物件を買ったばかりでした。

しかし、近所に悪評の高いモンスター住民がいたらしく、何かにつけてクレームをつけられて困っていて、嫌になったので売りたいという話でした。

実は、このようなモンスター住民というのは、不動産投資においては結構盲点になっています

そして、モンスター住民は、物件を購入してから発覚するケースも少なくありません

例えば、ゴミ出しの方法にいちいちクレームをつけてきたり、役所にすぐに訴えたりすることもあります。

また、入居者を捕まえて大声で説教したり、本当に嫌がらせとしか思えないような張り紙をしたりもします。

昔、“騒音おばさん”という人のニュースがありましたよね。

その騒音おばさんは、隣の住民に嫌がらせするために布団を1時間ぐらいバンバン叩いたりしていました。

結局、そのおばさんは捕まりましたが、このようなことがあると安心して住むことなんてできませんし、入居者も出て行ってしまうと思います。

ですので、このようなモンスター住民はできるだけ避けたいですよね。

しかし、物件を売る際には、近隣住民についての情報というものは、重要事項説明での説明義務はありません

僕たちが仲介する時には、後でクレームを言われたら困るので、必ず告知書のような書類を交付して、「迷惑をかける近隣住民がいますよ」ということを教えています。

しかし、この物件を元々持っていたオーナーさんは、それを告知すると買う人がいなくなってしまうと考え、告知せずに売ったのかもしれません。

もしくは告知をしていたものの、この物件を購入した投資家さんが細かく書類を見てなかった可能性もあります。

とにかく、不動産業者が告知すべきことを告知せずに売ることは十分ありえますので、とにかく、物件を購入する人が購入する前にきちんと調べないといけません

 

モンスター住民の有無を調査しよう!

それでは、どのようにして調査をすればよいのでしょうか。

それはズバリ、地道な聞き込み調査をするしかありません

買い付けを入れる前にはなかなかできないと思いますが、買い付けが通った後であれば、例えば入居者を訪問して、「この物件を今度購入することになったのですが、何かお困りのことがあったら今のうちに教えてください」と、要望を聞きに行くような感じで、モンスター住民の存在を探ることもできます。

また、まだ表立って訪問ができない場合には、「実は最近、近隣で騒音被害があったみたいなのですが、その後問題ありませんか?」というように、調査を装って入居者や近隣住民にそれとなく探りを入れていけばいいと思います。

とにかく、僕はこのような“挨拶”と称した近隣調査は結構やっているので、逆にやらない人が多いことが不思議なくらいです。

物件を購入した後に、モンスター住民がいたらもう本当に最悪ですので、ぜひ事前調査をしてください。

このようなモンスター住民やクレーマーは、相手を徹底的に困らせて、そして疲弊させて相手から良質なオーラを吸い取って生きている最低な人たちです。

一度噛みつかれたら非常に厄介ですので、不動産投資をする際はしっかりと事前の実地調査をするようにしてください


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