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【新NISA】投資1年目の初心者がやるべき3つのこと

公開日: 2024年01月09日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

2024年から「新NISA」が始まりました。

これを機会に投資をはじめたいという方も多いと思いますので、今日は「投資1年目の初心者が必ず守るべき3つのこと」というテーマでお話ししたいと思います。

 

2024年、「新NISA」で投資デビュー

2024年から新NISAが始まり、年間360万円までの非課税投資枠が使えるようになりました。一生で最大1,800万円まで無税で投資ができるという、非常に優れた制度です。

僕は社会人になってから様々な投資をしてきましたが、振り返ってみると「これは失敗だったな~」と思う投資もたくさんあります

個別株や銀行が勧める投資信託、海外投資などなど、あれこれ手を出しましたが、結局残ったのは「積立投資」と「不動産投資」の2本のみです。

そんな僕がこれから投資を始める人へアドバイスするとしたら、「まずはNISAを活用して種銭を作り、その種銭を利用して不動産投資をするのが一番!!」ということです。

 

投資1年目の初心者がやるべき3つのこと

では、具体的に初心者は何から始めればいいのか?3つご紹介しましょう。

 

初心者へのアドバイス①:インデックス投資の本を読む


まず1つ目は、「インデックス投資に関する名著を1冊読む」ことです。

全く勉強しないで投資を始めるということは絶対にあり得ません。

例えば、投資セミナーや投資フェアなどに行って、雰囲気に呑まれて投資商品を購入してしまう人がいますが、そういったものは大抵失敗します

セミナーやフェアに行く前に、必ず投資の名著を1冊は読むようにしましょう

僕が初心者におすすめしているのはインデックス投資なので、インデックス投資に関する名著を読むといいと思います。

なぜインデックス投資なのかというと、初心者にはこれが一番確実に資産を増やせる方法だと思っているからです。

さらに、長期で行う積立投資であればリスクもかなり小さくなりますし、インデックス型の投資信託は信託報酬(手数料のようなもの)がとても安いです。

信託報酬は安いに越したことはありませんが、なぜ安い方がいいのか?ということも、本をしっかりと読んで勉強すれば理解できるようになります。

基礎的な知識もないまま手当たり次第に購入していると、信託報酬が高い商品に手を出してしまい、結果的に運用パフォーマンスが悪くなってしまう・・・なんてことにもなりかねません。

Amazonでインデックス投資に関する本を検索して、一番売れているものをチョイスしていただければいいと思います。

 

初心者へのアドバイス②:オルカンかS&P500のどちらか1本(為替ヘッジなし)を自動的に積立投資する


2つ目は、「外貨建てインデックスの積立投資1本に絞る」ということです。つまり、色々な銘柄に手を出しすぎないことが大切です。

インデックス型の投資商品は数多くあります。中でも代表的なものに、

・全世界株(オールカントリー/通称オルカン)
・米国株(S&P500指数連動型)

があります。

リスクを分散させたいがために、オルカンやS&P500連動型を購入したり、それに加えて新興国株式や先進国株式とか色々手を出してしまったりする方がいますが、これは分散しているようで全然分散していません。

なぜなら、オルカンの商品は全世界株と言いながら米国株の構成比率が60%も入っていますし、先進国株ETFはなんと70%が米国株になっています。そして、S&P500は当然米国株式100%です。

なぜこのような構成比率になるのかというと、米国株は他の国に比べて圧倒的にパフォーマンスが高いからですね。

これでは、分散しているようで全く分散しておらず、お互いの良さを食い合ってしまっている状態ですから、どれか1つに絞った方がいいと思います。

となると、必然的におすすめは米国株(S&P500連動型)か全世界株(オルカン)のインデックス投資になります。

なぜオルカンなのかというと、名前の通りオールカントリーですから、新興国株も取り込めるということ。また、構成比率もその時のパフォーマンスに応じて自動的に入れ替えてくれます(米国株を減らしてパフォーマンスの良い国の比率を上げる等)。

しかも、ETFの場合はプロのファンドマネージャーが運用してくれますから、我々は積立投資だけして、あとはほったらかして任せておけばいいということになります。

 

僕は「S&P500」派です


ちなみに、僕は「米国株(S&P500指数連動型)」だけに投資をしています

昔はオルカンにも投資していましたが、現在は1本に絞っています。

これを「為替ヘッジなし」で投資することで、間接的にドルを保有していることになります。

コロナショックの時には株価がガクッと下がりましたが、その後は円安になりました。つまり、株価は下がったが円安になったことで、株の損失が為替利益と相殺されているわけです。

もちろん、株価が上がっていても円高になれば利益が相殺されるわけですが、今はとにかく円100%に偏った資産を持っていること自体が超リスクなのです。

僕のそもそもの目的は、外貨建ての資産を保有することなので、損が出なければOKだと思っています

その点、積立投資であれば毎月買い続けることで、リスクは平準化しますし(ドルコスト平均法といいます)、長期的に見れば増えることはあっても、損するリスクはほぼなくなっていきます。

僕は、2024年前半は円高に振れると思っていますから、今が外貨建て資産を購入し始めるチャンスだと思います。

ちなみに、僕のS&P500の運用実績はというと、年10%ぐらいの利回りで資産が積み上がっています。配当も自動的に再投資に向けているので、今後もさらに増えていくということになります。

 

初心者へのアドバイス③:投資したことを忘れるくらい長期で保有する


最後3つ目は、「購入した積立投資商品は絶対に売らない」ということです。

むやみに売ったり買ったりしないということですね。

いったん月々の購入額を決めたら、あとはネット証券にお金を入れて機械的に毎月購入し続けて、投資したことを忘れるくらいがちょうどいいと思います。

例えば、リーマンショックでもコロナショックでも株価は一時的に暴落しましたが、売らずにそのまま10年、20年と保有し続けていれば、歴史的に株価は必ず元に戻っています。

ですから、新NISAを活用して投資を始めたら、滅多なことがない限り解約(売却)しない方がいいと思います。解約(売却)してしまうと複利の効果もなくなってしまいますしね。

万が一、解約(売却)するタイミングがあるとすれば、不動産購入時の頭金にするときや自宅を購入するとき、子供の学費にまとまったお金が必要なときなど、どうしてもお金が必要になったときに解約するのがいいと思います。

 

まとめ

今回は「投資1年目の初心者が必ず守っておくべき3つのこと」についてお話ししてきました。

まとめると、

①初心者はインデックスファンドの名著を1冊読む
②買うのはオルカンかS&P500のどちらか1本(為替ヘッジなし)を自動的につみたて投資する
③投資したことを忘れるくらい長期で保有する

ということです。

これらを守っていただければ、10年後、20年後にあなたの資産は大きく育っていると思いますから、ぜひ参考にしていただければと思います。


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