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人に物事を教わる時の作法について
公開日: 2024年02月02日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、人に物事を教わる時の作法についてお話ししたいと思います。
僕は釣りがめちゃくちゃ好きなので、よく知り合いから「今度一緒に連れてってくださいよ!」と言われます。
もちろん、元々釣りが好きな人なら大歓迎なのですが、全くの初心者と行くのはちょっと気が進まなくなってしまいます。
初心者と釣りに行くのは気が進まない・・・
まず、全くの初心者は道具を持っていないので、僕が道具を貸すことになりますし、仕掛けや餌も僕が前日に上州屋に行って調達しなければなりません。
さらに、僕が普段好んでやるような中上級者向けの釣りは初心者には難しいため、誰でもできるアジ釣りなどに限定されてしまいます。
当日は当日で、船を操船してポイントを探し、良い場所で船を停める必要がありますが、初心者は船酔いしやすいので、様子を見ながら配慮しなければなりません。
船酔いしてしまったら自分の酔い止めをあげたり、仕掛けなどをセットしてあげたり、全てお膳立てする必要があります。
そして、一から釣り方を教えるわけですが、やはり初心者は根掛かりしたり、糸が絡まったり、魚が釣れたら釣れたで、どう掴んでいいのか分からず、あたふたしてしまいます。
針を外すタイミングも分からないので、丁寧に教えたりもするのですが、僕は操船もしなければならないので、ほとんど釣りができません。
以前、父親に「今度、釣りに連れて行けよ」と言われた時には、それは親孝行しないといけないと考えて一緒に行きました。
しかし、「それをやったら、釣り竿が折れるよ」と説明しても、結果的には釣竿を折られたりして、家に帰った時にはかなり疲れてしまいました。
さすがに、日頃お世話になっている人から誘われれば、僕も喜んでお連れしますが、そうでもない人からの誘いには、「また今度ね」と受け流すことがあります。
逆の立場で考えてみよう
逆の立場で考えてみると、もし僕が初心者で本当に釣りに行きたいなら、事前に色々調べて船宿に行ってレンタルの竿を借りてみたり、一度は釣りに行ってみたり・・・というステップを踏むと思います。
そうすることで、必要最低限どんな道具が必要か分かるようになりますし、初心者なりに仕掛けや餌も付けられるようになりますから、そこで初めて「一緒に連れて行ってください」と言うと思います。
そうすることで、お相手に僕の本気度も伝わるでしょう。
また、ある程度、基本的なことはできるようになってから一緒に行けば、相手も全部を教える必要がなく、自分の釣りにも集中できると思いますので、恐らく僕のことを快く誘ってくれるのではないかなと思います。
同じことがビジネスの現場で行われたら
翻って、このようなことがビジネスの現場で行われていたらと思うとゾッとします。
例えば、上司から「何でも聞いてくれ」と言われたからといって、それを本気にして、自分で調べたり試したりする前に上司に答えを求めていれば、これは上司の時間を奪っていることに他なりません。
それが新入社員ならまだしも、30代でそのような仕事ぶりでしたら、それは出世も無理だと思います。
数年前に僕の妹が「不動産投資がしたい!」と言ってきた際、妹はまるで子供が親に質問するみたいに、本当になんでもバンバン僕に質問してきました。
その時は、「まずお兄ちゃんの本を15冊全部読んでから質問してきなさい」と突き放しましたね。
真っ白な状態で質問されても的を射ませんし、「え・・・そこから教えるの?」と思ってしまうこともあると思います。
例えるなら、数学を学びたいのであれば、まずは自力で九九を覚えてきてね、という感じです。
何事も、特定の分野で成功したいのであれば、メンターにつく必要があると思いますし、そうするのがやはり一番はやいと思います。
ただ、そのメンターも、全くの白紙の人に一から自分のノウハウを教える暇はありませんので、物事を教わる時にはまず事前に自分で調べて、少しは自分で実際にやってみてからの方が良いのではないのかなと思います。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、人に物事を教わる時の作法についてお話ししたいと思います。
僕は釣りがめちゃくちゃ好きなので、よく知り合いから「今度一緒に連れてってくださいよ!」と言われます。
もちろん、元々釣りが好きな人なら大歓迎なのですが、全くの初心者と行くのはちょっと気が進まなくなってしまいます。
初心者と釣りに行くのは気が進まない・・・
まず、全くの初心者は道具を持っていないので、僕が道具を貸すことになりますし、仕掛けや餌も僕が前日に上州屋に行って調達しなければなりません。さらに、僕が普段好んでやるような中上級者向けの釣りは初心者には難しいため、誰でもできるアジ釣りなどに限定されてしまいます。
当日は当日で、船を操船してポイントを探し、良い場所で船を停める必要がありますが、初心者は船酔いしやすいので、様子を見ながら配慮しなければなりません。
船酔いしてしまったら自分の酔い止めをあげたり、仕掛けなどをセットしてあげたり、全てお膳立てする必要があります。
そして、一から釣り方を教えるわけですが、やはり初心者は根掛かりしたり、糸が絡まったり、魚が釣れたら釣れたで、どう掴んでいいのか分からず、あたふたしてしまいます。
針を外すタイミングも分からないので、丁寧に教えたりもするのですが、僕は操船もしなければならないので、ほとんど釣りができません。
以前、父親に「今度、釣りに連れて行けよ」と言われた時には、それは親孝行しないといけないと考えて一緒に行きました。
しかし、「それをやったら、釣り竿が折れるよ」と説明しても、結果的には釣竿を折られたりして、家に帰った時にはかなり疲れてしまいました。
さすがに、日頃お世話になっている人から誘われれば、僕も喜んでお連れしますが、そうでもない人からの誘いには、「また今度ね」と受け流すことがあります。
逆の立場で考えてみよう
逆の立場で考えてみると、もし僕が初心者で本当に釣りに行きたいなら、事前に色々調べて船宿に行ってレンタルの竿を借りてみたり、一度は釣りに行ってみたり・・・というステップを踏むと思います。そうすることで、必要最低限どんな道具が必要か分かるようになりますし、初心者なりに仕掛けや餌も付けられるようになりますから、そこで初めて「一緒に連れて行ってください」と言うと思います。
そうすることで、お相手に僕の本気度も伝わるでしょう。
また、ある程度、基本的なことはできるようになってから一緒に行けば、相手も全部を教える必要がなく、自分の釣りにも集中できると思いますので、恐らく僕のことを快く誘ってくれるのではないかなと思います。
同じことがビジネスの現場で行われたら
翻って、このようなことがビジネスの現場で行われていたらと思うとゾッとします。例えば、上司から「何でも聞いてくれ」と言われたからといって、それを本気にして、自分で調べたり試したりする前に上司に答えを求めていれば、これは上司の時間を奪っていることに他なりません。
それが新入社員ならまだしも、30代でそのような仕事ぶりでしたら、それは出世も無理だと思います。
数年前に僕の妹が「不動産投資がしたい!」と言ってきた際、妹はまるで子供が親に質問するみたいに、本当になんでもバンバン僕に質問してきました。
その時は、「まずお兄ちゃんの本を15冊全部読んでから質問してきなさい」と突き放しましたね。
真っ白な状態で質問されても的を射ませんし、「え・・・そこから教えるの?」と思ってしまうこともあると思います。
例えるなら、数学を学びたいのであれば、まずは自力で九九を覚えてきてね、という感じです。
何事も、特定の分野で成功したいのであれば、メンターにつく必要があると思いますし、そうするのがやはり一番はやいと思います。
ただ、そのメンターも、全くの白紙の人に一から自分のノウハウを教える暇はありませんので、物事を教わる時にはまず事前に自分で調べて、少しは自分で実際にやってみてからの方が良いのではないのかなと思います。
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