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良い物件を紹介してもらいたければ、「タイパ」を重視してはいけない
公開日: 2024年02月19日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「タイパ(タイムパフォーマンス)と不動産投資」というテーマでお話しします。
最近、ビジネスのやりとりが10年前とはガラッと変わってきたように思います。
これまで手紙やメールでは、「時候の挨拶」「お世話になっております」などに始まり、「時節柄ご自愛ください」「何卒よろしくお願い申し上げます」など、非常に丁寧なやりとりが交わされてきました。
しかし最近、そのやりとりが非常に簡素化されてきているような気がしていて、実は僕自身も意識して簡素化するようにしています。
ビジネスでのやり取りが大きく変化しています
例えば、僕は取引先との連絡は必要最低限のことしか書きません。
また、メールだと埋もれてしまうことがあるので、既に取引が始まった相手とはFacebookのメッセンジャーやLINEを使って必要なことだけを伝えるようにしています。
当然ですが、メッセンジャーやLINEでは「時候の挨拶」は書きませんし、「いつもお世話になっております」「お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いします」といった定番フレーズも書きません。
また、僕は海外でもビジネスをしており、英文のメールもよく送ります。
英文のメールでも、「Dear Mr. ●●」とか「Best Regards」といったお決まりのフレーズは記載せず、いきなり用件を書いて最後に「Thanks」で文章を締めくくることもよくあります。
メッセージ等のやりとりはタイパ重視
最近のビジネスシーンでは、こういう必要最低限のメッセージのやり取りが、割と当たり前になってきているようです。
では、どうして昔のビジネスマナー書に書かれているような定型文を省略するようになったのでしょうか。
それは、お互いの時間を取らないようにするためで、この慣習はけっこう今風らしいんですよね。
確かに、最近の若い人達はLINEで用件だけを伝えることに慣れているので、メールすらもLINEのようなやりとりの方がスムーズなのだと思います。
僕の場合は、単純に既にビジネス関係が始まっているのであれば、会話は必要最低限にした方がお互いの時間を取らずに済むし、タイパが良いと思っています。
しかし、僕がいくら連絡を簡素化しても、相手が丁寧な文章を送ってきてやりとりが長くなってしまうことがあります。
例えば、「お忙しいところ、お手間を取らせてしまい、大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。」や「季節柄どうぞご自愛くださいませ。」というような感じです。
そこで、僕の方から「今後は挨拶などは不要なので、お互い用件だけでやりましょう」と言ったら、送られてくるメールの長さが半分以下になりました。
その分、相手からのレスも早くなりますし、相手の負担も減って仕事もより効率的に楽になったのではないかと思います。
このような感じで、最近のビジネスは、人間関係というよりも、お互いの利害で成り立っていく部分が非常に多いと思います。
不動産業界ではアナログ対応でいこう!
ただし、それをやらない方が良いと思う分野が一つだけあります。
それは「不動産業界」です。
不動産業界は、他の業界よりも10年以上遅れていると言われていて、いまだにそのアナログ体質が残っています。
タイパ重視のこの時代にあっても、不動産業界では昔のような丁寧な接し方をしていた方が、良い結果をもたらすことがあります。
例えば、僕の会社では売買の仲介はあまりやりませんが、お客さんの中でどうしても物件を売りたいという方がいらっしゃった場合には、仲介を請け負うことがあります。
物件情報を広く告知すると、購入検討者から資料請求の問い合わせがあって資料を送るのですが、多くの投資家は「ありがとうございます」とか「検討します」といった受信の連絡をしない・できないことがほとんどです。
ましてや、「今検討中です」とか「検討しましたが今回はちょっと難しいようです」とか、「今銀行へ打診しているので、ちょっと待っていただけませんか」というような、受信の一歩先の連絡をしてくる投資家はほぼいません。
丁寧に状況を伝えて一目置かれる投資家になろう!
このような中で、しっかりと礼儀をわきまえた返答をすると、不動産業者の印象に強く残ることになります。
また、「今、銀行に打診しています」といった具合で状況を知らせておけば、「じゃあ、ちょっとのあいだ物件を売り止めにしておいてあげようかな」と動いてくれるようになるかもしれません。
タイパ重視で丁寧なやりとりをしない・できない人が多い中で、しっかりとアナログ対応をすれば必ず業者に一目置かれますし、目立つことになります。
そのため、こと不動産業界の分野においては、割とアナログな対応した方が良い結果をもたらすことになると思います。
とはいえ、すでにビジネスの信頼関係が成り立っている相手とは、やはりタイパ重視でのやり取りをした方がお互いにとって良いでしょう。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「タイパ(タイムパフォーマンス)と不動産投資」というテーマでお話しします。
最近、ビジネスのやりとりが10年前とはガラッと変わってきたように思います。
これまで手紙やメールでは、「時候の挨拶」「お世話になっております」などに始まり、「時節柄ご自愛ください」「何卒よろしくお願い申し上げます」など、非常に丁寧なやりとりが交わされてきました。
しかし最近、そのやりとりが非常に簡素化されてきているような気がしていて、実は僕自身も意識して簡素化するようにしています。
ビジネスでのやり取りが大きく変化しています
例えば、僕は取引先との連絡は必要最低限のことしか書きません。また、メールだと埋もれてしまうことがあるので、既に取引が始まった相手とはFacebookのメッセンジャーやLINEを使って必要なことだけを伝えるようにしています。
当然ですが、メッセンジャーやLINEでは「時候の挨拶」は書きませんし、「いつもお世話になっております」「お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いします」といった定番フレーズも書きません。
また、僕は海外でもビジネスをしており、英文のメールもよく送ります。
英文のメールでも、「Dear Mr. ●●」とか「Best Regards」といったお決まりのフレーズは記載せず、いきなり用件を書いて最後に「Thanks」で文章を締めくくることもよくあります。
メッセージ等のやりとりはタイパ重視
最近のビジネスシーンでは、こういう必要最低限のメッセージのやり取りが、割と当たり前になってきているようです。では、どうして昔のビジネスマナー書に書かれているような定型文を省略するようになったのでしょうか。
それは、お互いの時間を取らないようにするためで、この慣習はけっこう今風らしいんですよね。
確かに、最近の若い人達はLINEで用件だけを伝えることに慣れているので、メールすらもLINEのようなやりとりの方がスムーズなのだと思います。
僕の場合は、単純に既にビジネス関係が始まっているのであれば、会話は必要最低限にした方がお互いの時間を取らずに済むし、タイパが良いと思っています。
しかし、僕がいくら連絡を簡素化しても、相手が丁寧な文章を送ってきてやりとりが長くなってしまうことがあります。
例えば、「お忙しいところ、お手間を取らせてしまい、大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。」や「季節柄どうぞご自愛くださいませ。」というような感じです。
そこで、僕の方から「今後は挨拶などは不要なので、お互い用件だけでやりましょう」と言ったら、送られてくるメールの長さが半分以下になりました。
その分、相手からのレスも早くなりますし、相手の負担も減って仕事もより効率的に楽になったのではないかと思います。
このような感じで、最近のビジネスは、人間関係というよりも、お互いの利害で成り立っていく部分が非常に多いと思います。
不動産業界ではアナログ対応でいこう!
ただし、それをやらない方が良いと思う分野が一つだけあります。それは「不動産業界」です。
不動産業界は、他の業界よりも10年以上遅れていると言われていて、いまだにそのアナログ体質が残っています。
タイパ重視のこの時代にあっても、不動産業界では昔のような丁寧な接し方をしていた方が、良い結果をもたらすことがあります。
例えば、僕の会社では売買の仲介はあまりやりませんが、お客さんの中でどうしても物件を売りたいという方がいらっしゃった場合には、仲介を請け負うことがあります。
物件情報を広く告知すると、購入検討者から資料請求の問い合わせがあって資料を送るのですが、多くの投資家は「ありがとうございます」とか「検討します」といった受信の連絡をしない・できないことがほとんどです。
ましてや、「今検討中です」とか「検討しましたが今回はちょっと難しいようです」とか、「今銀行へ打診しているので、ちょっと待っていただけませんか」というような、受信の一歩先の連絡をしてくる投資家はほぼいません。
丁寧に状況を伝えて一目置かれる投資家になろう!
このような中で、しっかりと礼儀をわきまえた返答をすると、不動産業者の印象に強く残ることになります。また、「今、銀行に打診しています」といった具合で状況を知らせておけば、「じゃあ、ちょっとのあいだ物件を売り止めにしておいてあげようかな」と動いてくれるようになるかもしれません。
タイパ重視で丁寧なやりとりをしない・できない人が多い中で、しっかりとアナログ対応をすれば必ず業者に一目置かれますし、目立つことになります。
そのため、こと不動産業界の分野においては、割とアナログな対応した方が良い結果をもたらすことになると思います。
とはいえ、すでにビジネスの信頼関係が成り立っている相手とは、やはりタイパ重視でのやり取りをした方がお互いにとって良いでしょう。
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