ブログ
リフォームを最低価格で発注する方法
公開日: 2024年04月18日
▼今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日のブログは前回の続きで、リフォームの見積もりについて掘り下げていきたいと思います。
前回のブログでは、「管理会社が原状回復の見積もりを取ってくれたが高い気がするので、自分で相見積もりを取っても構わないか?」という質問にお答えしました。
回答としては、「当然、相見積もりを取っても構いません」とお伝えしましたが、それでも、
・そんなことをしたら管理会社とコミュニケーションが取りづらくなるのではないか?
・相見積もりは取らず、交渉して値下げしてもらった方がいいのではないか?
という意見もあるかもしれません。
そこで今日は見積もりの取り方について、もう少し掘り下げて解説しましょう。
相見積もりは絶対に取るべきです
前回のブログでも言った通り、僕は物件を購入して最初に管理を依頼する際に、基本的なリフォームの単価をあらかじめ決めておくべきだと思っています。
そうすれば、原状回復の際には補修箇所の面積だけを確認して、取り決めた単価を掛けて経費を乗せるだけで、見積もりを完成させることができるからです。
この方法であれば、当然価格が高いか安いかの話にもなりません。
しかし、重要なのはオーナー自身が適正な単価を知っておくことです。
適正な単価が分からなければ上記のような取り決めもできませんし、適正価格を知ろうと思ったら、相見積もりを取るしかなくなります。
しかし、相見積もりを取られた業者は良い気分はしないでしょう。しかし仕事を依頼する以上、発注者としては適正な単価を知っているべきです。
ですので、相見積もりは取って構いませんし、取ることに不感症になった方が絶対に良いでしょう。
僕の社内でも、新規の見積もりは必ず3社取るルールになっています。
価格交渉で絶対にやってはいけないこととは?
しかし、相見積もり取った後にやってはいけないことがあります。
それは、「一山いくら」のような感じで、ざっくりとした値引き交渉をしてしまうことです。具体的には、
「で、いくら引いてくれるの?」
「2割くらい値引きできるでしょ?」
というような、いわゆる「出精値引き」を求めるようなことはしてはいけません。
これをやられると業者は一瞬で冷めてしまい、仕事をしたくなくなってしまいます。
その業者がどうしても仕事が欲しければ値引きするかもしれませんが、「忙しくてそんな安価な仕事はやっていられない」という状況なら、恐らく相手にしてくれないと思います。
どうやったら安く見積りできるか?
では、どうやったらリフォーム費用を安くできるのでしょうか。
実はとっておきの方法があります。それは、オーナー自身が見積もりを作って予算を伝えるということです。
「見積りなんかやったことがないし、できないよ」と思うかもしれませんが簡単です。
例えば、壁紙の張り替えの場合は、
①壁紙を張り替えたい部分の縦横を測り、平米数を割り出す。
②インターネットやホームセンターで壁紙の値段を調べ、材料費を割り出す。
③手間賃(一人工2万円とか3万円とか、その地域の相場)を乗せる。
④先方の経費を10%~20%乗せる。
これだけで見積もりができます。
僕の場合、この見積価格が20万円になったとしたら、8掛けの16万円を落としどころの予算として設定します。
そして、「こういう工事を16万円でできますか?もしできるのであればすぐに発注しますので、ぜひ検討してください」と見積もりの依頼をします。
業者にとっては、「16万円でできれば確実に発注をもらえる」ということになるので、16万円に収まるような材料を探してきたり、職人と交渉したり、どこかの現場のついででできるようにスケジュールを組んでくれたりするようになるわけです。
また、この方法の隠れたメリットとして、余計なアップセルの工事を勧められることがなくなります。
単に「原状回復の見積もりをお願いします」というやり方だと、「ここも、あそこも替えた方がいいですよ」みたいな形で、いらぬ工事を追加されて見積もりが高くなってしまう場合があるからです。
見積もりを自分で作るためにはDIYの経験が必須
では、どうすれば適正な単価や手間賃の相場が分かるようになるのでしょうか。
これは前回もお伝えした通り、自分でDIYやってみることが必要です。
自分でやってみることで、材料費がどれくらいかかるかはもちろん、労力や手間がどれくらいかかるのかも分かるようになり、見積もりも作れるようになります。
また業者に依頼する際に、「このクロスは高いので、自分が用意するクロスを使ってもらってもいいですか?」といった感じで、現物支給の交渉もできるようになります。
しかし、そうそうDIYができるチャンスもないと思います。
そのような方は、ウラケン不動産オンラインサロンのDIY互助会に参加すれば、すぐにでもDIYの体験ができます。
サロンでは「DIY会」を主催しているメンバーが複数いらっしゃって、お互いにDIYを手伝い合ったり、ノウハウを共有し合ったりしています。
これらのメンバーは様々な経験を持っています。
フローリングを張り替えたり、自力で雨漏りを止めたり、シロアリ被害を解消して補修したり・・・といった強者もいるほどです。
こういったDIYの互助会に参加して手伝うことで、あなたが必要な時にはきっとサポートをしてくれるでしょう。ぜひ参考にしてください。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら

▼LINE登録すると最新情報をいち早くゲットできます
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日のブログは前回の続きで、リフォームの見積もりについて掘り下げていきたいと思います。
前回のブログでは、「管理会社が原状回復の見積もりを取ってくれたが高い気がするので、自分で相見積もりを取っても構わないか?」という質問にお答えしました。
回答としては、「当然、相見積もりを取っても構いません」とお伝えしましたが、それでも、
・そんなことをしたら管理会社とコミュニケーションが取りづらくなるのではないか?
・相見積もりは取らず、交渉して値下げしてもらった方がいいのではないか?
という意見もあるかもしれません。
そこで今日は見積もりの取り方について、もう少し掘り下げて解説しましょう。
相見積もりは絶対に取るべきです
前回のブログでも言った通り、僕は物件を購入して最初に管理を依頼する際に、基本的なリフォームの単価をあらかじめ決めておくべきだと思っています。そうすれば、原状回復の際には補修箇所の面積だけを確認して、取り決めた単価を掛けて経費を乗せるだけで、見積もりを完成させることができるからです。
この方法であれば、当然価格が高いか安いかの話にもなりません。
しかし、重要なのはオーナー自身が適正な単価を知っておくことです。
適正な単価が分からなければ上記のような取り決めもできませんし、適正価格を知ろうと思ったら、相見積もりを取るしかなくなります。
しかし、相見積もりを取られた業者は良い気分はしないでしょう。しかし仕事を依頼する以上、発注者としては適正な単価を知っているべきです。
ですので、相見積もりは取って構いませんし、取ることに不感症になった方が絶対に良いでしょう。
僕の社内でも、新規の見積もりは必ず3社取るルールになっています。
価格交渉で絶対にやってはいけないこととは?
しかし、相見積もり取った後にやってはいけないことがあります。それは、「一山いくら」のような感じで、ざっくりとした値引き交渉をしてしまうことです。具体的には、
「で、いくら引いてくれるの?」
「2割くらい値引きできるでしょ?」
というような、いわゆる「出精値引き」を求めるようなことはしてはいけません。
これをやられると業者は一瞬で冷めてしまい、仕事をしたくなくなってしまいます。
その業者がどうしても仕事が欲しければ値引きするかもしれませんが、「忙しくてそんな安価な仕事はやっていられない」という状況なら、恐らく相手にしてくれないと思います。
どうやったら安く見積りできるか?
では、どうやったらリフォーム費用を安くできるのでしょうか。実はとっておきの方法があります。それは、オーナー自身が見積もりを作って予算を伝えるということです。
「見積りなんかやったことがないし、できないよ」と思うかもしれませんが簡単です。
例えば、壁紙の張り替えの場合は、
①壁紙を張り替えたい部分の縦横を測り、平米数を割り出す。
②インターネットやホームセンターで壁紙の値段を調べ、材料費を割り出す。
③手間賃(一人工2万円とか3万円とか、その地域の相場)を乗せる。
④先方の経費を10%~20%乗せる。
これだけで見積もりができます。
僕の場合、この見積価格が20万円になったとしたら、8掛けの16万円を落としどころの予算として設定します。
そして、「こういう工事を16万円でできますか?もしできるのであればすぐに発注しますので、ぜひ検討してください」と見積もりの依頼をします。
業者にとっては、「16万円でできれば確実に発注をもらえる」ということになるので、16万円に収まるような材料を探してきたり、職人と交渉したり、どこかの現場のついででできるようにスケジュールを組んでくれたりするようになるわけです。
また、この方法の隠れたメリットとして、余計なアップセルの工事を勧められることがなくなります。
単に「原状回復の見積もりをお願いします」というやり方だと、「ここも、あそこも替えた方がいいですよ」みたいな形で、いらぬ工事を追加されて見積もりが高くなってしまう場合があるからです。
見積もりを自分で作るためにはDIYの経験が必須
では、どうすれば適正な単価や手間賃の相場が分かるようになるのでしょうか。これは前回もお伝えした通り、自分でDIYやってみることが必要です。
自分でやってみることで、材料費がどれくらいかかるかはもちろん、労力や手間がどれくらいかかるのかも分かるようになり、見積もりも作れるようになります。
また業者に依頼する際に、「このクロスは高いので、自分が用意するクロスを使ってもらってもいいですか?」といった感じで、現物支給の交渉もできるようになります。
しかし、そうそうDIYができるチャンスもないと思います。
そのような方は、ウラケン不動産オンラインサロンのDIY互助会に参加すれば、すぐにでもDIYの体験ができます。
サロンでは「DIY会」を主催しているメンバーが複数いらっしゃって、お互いにDIYを手伝い合ったり、ノウハウを共有し合ったりしています。
これらのメンバーは様々な経験を持っています。
フローリングを張り替えたり、自力で雨漏りを止めたり、シロアリ被害を解消して補修したり・・・といった強者もいるほどです。
こういったDIYの互助会に参加して手伝うことで、あなたが必要な時にはきっとサポートをしてくれるでしょう。ぜひ参考にしてください。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら

▼LINE登録すると最新情報をいち早くゲットできます
