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リフォーム工事は相見積もりを取るべきか?

公開日: 2024年05月07日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今日は、「リフォームの見積もり」についてお話ししようと思います。

僕は普段、不動産投資に関する様々な質問を受けますが、特にたくさんいただく質問が、「リフォームの見積もりが高いような気がするけど、相見積もりを取った方がいいの?」というものです。

同様の疑問を持つ方は多いと思いますので、今日は見積もりのチェック方法と合わせて、僕が工事を発注する際のやり方について解説していきたいと思います。

 

そもそも相場なんか存在しません

「リフォームの見積もりを取ったのですが、これは相場なのでしょうか?」

このような質問を非常によくいただきます。

しかし、僕はそもそも相場というものは存在しないと思っています。なぜなら、リフォームにかかる費用というのは地域によって異なるからです。

リフォーム費用は、

・材料費
・その材料を使う面積や本数
・人件費
・業者の経費・利益

によって決まります。

相場があるとすれば材料の値段と人件費くらいのもので、リフォームの見積もりは工事の内容によって大きく異なるため、相場を知ろうとしても無駄です。

また、「相見積もりを取った方がいいでしょうか?」という質問もよくいただきますが、「当然、相見積もりは取ってください」とお答えしています。

「取った方がいい」ではなく、「取らなければいけない」です。

相見積もりを躊躇している人は、最初に見積もりを依頼した業者に嫌われたらどうしよう・・・とか、天秤にかけるようで何だか悪いな・・・と思っているのでしょう。

しかし、相見積もりを取って比較しないと、最初の見積もりが妥当なのかどうかわかりません

 

自分で見積もりができれば最速最短

では、僕は相見積もりを取っているのかというと取っていません。

なぜなら、僕は建築免許を持っているプロであり、材料の単価や人件費を知っているからです。

とはいえ、プロでなくとも壁紙やCFシートなどの材料費の単価はググればいくらでも出てきますし、人件費も1日2万円前後くらいのものです。

なので、材料費の単価と張り替える面積を掛けて、そこへ人件費と業者の利益や経費を15%くらい乗せれば妥当な金額が出ると思います。

もっといえば、このように自分で積算してみて、見積りが10万円だということがわかったのであれば、業者から見積もりを取って値段を聞くのではなく

「予算が10万円なので、これとこれを10万円でやってくれませんか?」

というように、

(その予算で)「受けてもらえるかどうか?」

を確認するのが一番効率的だと思います。

 

DIYを経験すれば見積もりは作れます

これは別にプロでなくても、初心者でもできることです。

どうすればできるようになるかというと、それはズバリDIYを経験することだと思います。

DIYを経験すれば、自分でホームセンターやインターネットで材料を調達することになりますから、単価が分かりますよね。

そして、塗ったり貼ったり取り付けたり・・・という工事を自らやることで、どれくらいの手間がかかるかも分かります。

慣れてくれば、先ほど言ったような逆指値のような発注ができるようになりますから、当然、高いの?安いの?という話にもなりません

むしろ、「この程度の作業だったら自分でやってしまった方が早いし、安上がりだな・・・」といったことも分かるようになります。

また、妥当な金額が分かれば、管理業者やリフォーム業者と、基本的な原状回復工事の金額をあらかじめ約束しておくこともできるようになります。そうすれば、退去後の原状回復工事を最短最速で完了させることができます。

ではどこでそのようなDIYを学べるかというと、手前味噌ですが、ウラケン不動産オンラインサロンのDIYサークルを有効活用していただくのが一番良いと思います。

興味がある方は、ぜひ参加してみてください。


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