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繁忙期が過ぎても入居希望者が増えてます!部屋探しの波が止まらないわけ
公開日: 2024年05月22日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、最近の“客付け動向”について解説しようと思います。
結論から言うと、1~3月の繁忙期が過ぎた今でも、部屋探しをする人が結構いるということなんですよね。
不動産業界では1~3月で繁忙期が終わり、4~6月は閑散期に入ります。
閑散期は入居者募集が難しくなると言われていますが、今年はどうやらそうでもなさそうなのです。
そこで今回は、繁忙期を過ぎてもなぜ入居希望者がいなくならないのかについて、全国賃貸住宅新聞社のデータを参考にしながら考察していきたいと思います。
なぜ繁忙期の流れが続いているのか
繁忙期の流れが4月、5月になっても止まらない理由ですが、まず、昨今の高い求人倍率と低い失業率が関係していると考えられています。
昨年度(2023年度)の求人倍率は約1.3倍で、過去20年間でもかなり高いレベルにあります。
また、現在失業率も約2.4%で、3%を下回ると完全雇用状態と言われています。
この2.4%という失業率も過去20年で最低レベルにあります。
このような中で企業は積極的に採用を増やしており、人材確保のために家賃補助を増やすところが多いです。
先ほどの全国賃貸住宅新聞社の調査によると、中には家賃補助の限度額を1.5倍まで認める企業も出てきているそうです。
また、マンション価格の高騰もあって持ち家を買い控える人が多くなっており、それが賃貸需要を押し上げている側面もあるのではないかと思います。
さらに、都心の家賃がどんどん高くなっているので、勤務地から遠い場所で部屋探しをする人も増えています。
すべての会社の家賃補助が上がっているわけではないので、家賃補助の範囲内で借りられる家を探すとなると、より郊外に移ることになります。
そのため、地方の入居者の動向も非常に好調となっています。
実際、僕の会社が管理する新築の賃貸マンション28戸の募集を繁忙期が終わりかけた3月末から開始しているのですが、5月中旬現在でほぼ満室になりました。
通常、ゴールデンウィークを過ぎると客付けは難しくなるのですが、今年は繁忙期の勢いが全然止まっていないという印象があります。
とはいえ万全の客付け営業が必須です
ただ、今年は流れがいつもと違うから安心というわけではありません。
例え大手だろうと、地元の不動産屋だろうと、業者に任せているだけでは客付けはうまくいきません。
この波をしっかりつかむためには、複数の客付け業者にオーナー自ら営業するのはもちろん、3大ポータルサイト(suumo、athome、HOME’S)に必ず物件情報を掲載する必要があります。
また、社宅関連に強い業者に情報を流して営業したり、もっとやるのであれば、企業の総務課に直接、社宅需要がないか営業をかけたりするのも効果的です。
さらには、不動産業者(仲介業者)向けの内覧会を開催し、仲介営業マンに物件を見せるのも効果的です。
もし仲介会社の営業マンが、「この物件に入居希望者を連れてくれば、確実に契約になるな」と思えば、真っ先に自分の物件にお客さんを連れてきてくれるようになります。
さらに、営業マンに対してインセンティブを与えるなど、考えられるあらゆる手段を試すことが重要です。
できるだけ広く綿密に営業し満室経営をしよう
魚釣りでもそうですが、そこに大量の魚の群れが来ていても一本釣りでは大きな成果は得られません。
しかし、網を広げれば多くの魚が獲得できますし、できるだけ細かい網をかければ、さらに多くの魚を獲得できます。
これは客付けにも言えることで、やはり広く網をかけることが重要なのです。
そして、満室になるまでできることはすべて実行し続けることが必要です。
まだ空室がありなかなか決まらないという方は、この流れをつかむために客付けの営業方法をもう一度見直してみてください。
また、僕の空室対策本を読むとか、不動産実務検定2級を受講するなどして、そこに書かれていることを愚直に実行することが、満室経営への近道だと思います。ぜひ参考にしてください。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、最近の“客付け動向”について解説しようと思います。
結論から言うと、1~3月の繁忙期が過ぎた今でも、部屋探しをする人が結構いるということなんですよね。
不動産業界では1~3月で繁忙期が終わり、4~6月は閑散期に入ります。
閑散期は入居者募集が難しくなると言われていますが、今年はどうやらそうでもなさそうなのです。
そこで今回は、繁忙期を過ぎてもなぜ入居希望者がいなくならないのかについて、全国賃貸住宅新聞社のデータを参考にしながら考察していきたいと思います。
なぜ繁忙期の流れが続いているのか
繁忙期の流れが4月、5月になっても止まらない理由ですが、まず、昨今の高い求人倍率と低い失業率が関係していると考えられています。昨年度(2023年度)の求人倍率は約1.3倍で、過去20年間でもかなり高いレベルにあります。
また、現在失業率も約2.4%で、3%を下回ると完全雇用状態と言われています。
この2.4%という失業率も過去20年で最低レベルにあります。
このような中で企業は積極的に採用を増やしており、人材確保のために家賃補助を増やすところが多いです。
先ほどの全国賃貸住宅新聞社の調査によると、中には家賃補助の限度額を1.5倍まで認める企業も出てきているそうです。
また、マンション価格の高騰もあって持ち家を買い控える人が多くなっており、それが賃貸需要を押し上げている側面もあるのではないかと思います。
さらに、都心の家賃がどんどん高くなっているので、勤務地から遠い場所で部屋探しをする人も増えています。
すべての会社の家賃補助が上がっているわけではないので、家賃補助の範囲内で借りられる家を探すとなると、より郊外に移ることになります。
そのため、地方の入居者の動向も非常に好調となっています。
実際、僕の会社が管理する新築の賃貸マンション28戸の募集を繁忙期が終わりかけた3月末から開始しているのですが、5月中旬現在でほぼ満室になりました。
通常、ゴールデンウィークを過ぎると客付けは難しくなるのですが、今年は繁忙期の勢いが全然止まっていないという印象があります。
とはいえ万全の客付け営業が必須です
ただ、今年は流れがいつもと違うから安心というわけではありません。例え大手だろうと、地元の不動産屋だろうと、業者に任せているだけでは客付けはうまくいきません。
この波をしっかりつかむためには、複数の客付け業者にオーナー自ら営業するのはもちろん、3大ポータルサイト(suumo、athome、HOME’S)に必ず物件情報を掲載する必要があります。
また、社宅関連に強い業者に情報を流して営業したり、もっとやるのであれば、企業の総務課に直接、社宅需要がないか営業をかけたりするのも効果的です。
さらには、不動産業者(仲介業者)向けの内覧会を開催し、仲介営業マンに物件を見せるのも効果的です。
もし仲介会社の営業マンが、「この物件に入居希望者を連れてくれば、確実に契約になるな」と思えば、真っ先に自分の物件にお客さんを連れてきてくれるようになります。
さらに、営業マンに対してインセンティブを与えるなど、考えられるあらゆる手段を試すことが重要です。
できるだけ広く綿密に営業し満室経営をしよう
魚釣りでもそうですが、そこに大量の魚の群れが来ていても一本釣りでは大きな成果は得られません。しかし、網を広げれば多くの魚が獲得できますし、できるだけ細かい網をかければ、さらに多くの魚を獲得できます。
これは客付けにも言えることで、やはり広く網をかけることが重要なのです。
そして、満室になるまでできることはすべて実行し続けることが必要です。
まだ空室がありなかなか決まらないという方は、この流れをつかむために客付けの営業方法をもう一度見直してみてください。
また、僕の空室対策本を読むとか、不動産実務検定2級を受講するなどして、そこに書かれていることを愚直に実行することが、満室経営への近道だと思います。ぜひ参考にしてください。
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