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あなたは上位何%?日本人の平均貯蓄額について
公開日: 2024年06月05日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今回は「日本人の平均貯蓄額」についてお話ししようと思います。
最近、インフレで物価が上がって家計が厳しくなっている・・・という人は多いのではないでしょうか。
そんな中、追い打ちをかけるようなニュースが出てきています。
それは、もしこのままインフレが進めば、「老後2,000万円問題」どころか「老後4,000万円問題」になるのでは?ということです。
そのため、最近は投資で資産を積極的に増やしに行く人が多くなっています。
これはすごくいいことだと思うのですが、投資を進めていく中で、自分はどのぐらい資産が貯まっていて、日本人全体の中でどのぐらいのステージにいるのか?が気になっている人もいるのではないでしょうか。
そこで、今回のブログでは、
・年代別・年収別の貯蓄額の平均はいくら?
・データを平均値ではなく中央値で見なければいけない理由
・あなたが今するべき最優先事項
についてお話ししようと思います。ぜひ最後までご覧ください!
日本人の貯蓄額の調査結果とは?
では、実際に日本人の平均貯蓄額をご紹介していこうと思いますが、そのデータを見て、例えば自分の年代の平均値が500万円だったからといって、「自分も500万円あるから安心だ!」みたいに考えるのは、僕はナンセンスだと思っています。
なぜなら、結局それは“相対的”な貯蓄額であって、今の自分の“立ち位置”を見て、安心とか不安を感じるのは全然意味がないからです。
その人が実現したい将来や生活スタイル、老後生活に必要なお金なんて人それぞれですし、またお金がありさえすれば幸せというわけでもありませんよね。
そもそも、全ての人が年金がもらえる65歳から一切働かずに、貯金や年金をあてにして生きていくということ自体が時代の流れに沿ってないと思いますから、ちょっと違和感があるわけです。
究極的には、老後も健康的に働き続けられるなら、別に貯蓄なんてそんなになくてもいいということも言えます。
<日本人の貯蓄額の調査結果>
ただ、そうは言っても自分の貯蓄額が上位何%くらいにいるか?というのは気になるところですよね。
実は、「金融広報中央委員会」が日本人の貯蓄額の平均値を毎年調査していて、今年も最新の調査結果が出ました。
今回ご紹介するのは、2023年に調査された「2人以上世帯&全年代の平均貯蓄額」のデータです。
それによると、2人以上世帯&全年代の平均貯蓄額は1,307万円だったそうです。
そのうち「金融資産を保有している」と回答した人の平均貯蓄額は1,758万円になっていました。
みなさんどう感じましたか?
「結構みんな貯めてんじゃん!」と感じた人もいるでしょうし、自分の貯蓄額はそこに達していない・・・と肩を落としている人もいるかもしれません。
ですが、こういうデータを平均値で見るのはめちゃくちゃナンセンスなんです。
それはなぜか。
例えば、100人のサラリーマン家庭の収入の平均値を取った中に、1人だけ大谷翔平選手くらいの年収を稼いでいる人がいたら、それだけで平均値ぐんと上がってしまうからです。
<平均貯蓄額は「中央値」で見るべし>
だから、こういうデータを見るときは必ず「中央値」を見ないといけないんですよね。
「中央値」というのは、データを並べた時に真ん中に来る数字のことですね。
この中央値で日本人の平均貯蓄額を見てみると、先ほど述べた平均値の1,307万円に対して中央値は330万円です。
また、金融資産を持っている人の平均値は、先ほど述べた1,758万円に対して中央値は715万円です。
僕のコンテンツにアクセスしてくださっている皆さんは、この中央値を軽く超えている人が多いんじゃないかと思いますが、これは全世代の中央値なので、年代によってまた中央値も変わってきます。
<年代別の貯蓄額の中央値>
では、年代別の中央値はどうなっているのでしょうか。
【金融資産を保有していない:中央値】
・20代:30万円
・30代:150万円
・40代:220万円
・50代:300万円
・60代:700万円
・70代:700万円
【金融資産を保有している:中央値】
・20代:171万円
・30代:337万円
・40代:500万円
・50代:745万円
・60代:1,200万円
・70代:1,100万円
これを見るとお分かりになる通り、年代が上がっていくことに貯蓄額が増えていきます。
特に50代から60代にかけて貯蓄額が極端に上がっている(大体倍ぐらい)のは、子育てにお金がかからなくなる時期に入っているというのと、退職金などの臨時収入があるからだと思います。
そして、この金融資産を「保有していない人」と「保有している人」というのは、「投資をしていない人」と「投資をしている人」に言い替えることができると思いますが、投資をしている人はしていない人に比べて、各年代で貯蓄額に2倍以上の差があるんですよね。
まとめ
今回は、「日本人の平均貯蓄額」の最新の調査結果をシェアさせていただきました。
あなたの貯蓄額は中央値よりも多かったでしょうか?少なかったでしょうか?
とはいえ、この結果というのは、自分が中央値より上か下かで一気一憂するものではありません。
この結果を見て僕が思うのは、若いうちにできるだけ早く投資を始めた方が絶対にいいということです。
逆に、貯蓄を増やしたいのであれば投資をしないとダメです。
投資というのは、市場にいる時間が長ければ長いほど大きく増えますから、まだ投資をしていない方は一刻も早く投資を始めるべきだと思います。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今回は「日本人の平均貯蓄額」についてお話ししようと思います。
最近、インフレで物価が上がって家計が厳しくなっている・・・という人は多いのではないでしょうか。
そんな中、追い打ちをかけるようなニュースが出てきています。
それは、もしこのままインフレが進めば、「老後2,000万円問題」どころか「老後4,000万円問題」になるのでは?ということです。
そのため、最近は投資で資産を積極的に増やしに行く人が多くなっています。
これはすごくいいことだと思うのですが、投資を進めていく中で、自分はどのぐらい資産が貯まっていて、日本人全体の中でどのぐらいのステージにいるのか?が気になっている人もいるのではないでしょうか。
そこで、今回のブログでは、
・年代別・年収別の貯蓄額の平均はいくら?
・データを平均値ではなく中央値で見なければいけない理由
・あなたが今するべき最優先事項
についてお話ししようと思います。ぜひ最後までご覧ください!
日本人の貯蓄額の調査結果とは?
では、実際に日本人の平均貯蓄額をご紹介していこうと思いますが、そのデータを見て、例えば自分の年代の平均値が500万円だったからといって、「自分も500万円あるから安心だ!」みたいに考えるのは、僕はナンセンスだと思っています。なぜなら、結局それは“相対的”な貯蓄額であって、今の自分の“立ち位置”を見て、安心とか不安を感じるのは全然意味がないからです。
その人が実現したい将来や生活スタイル、老後生活に必要なお金なんて人それぞれですし、またお金がありさえすれば幸せというわけでもありませんよね。
そもそも、全ての人が年金がもらえる65歳から一切働かずに、貯金や年金をあてにして生きていくということ自体が時代の流れに沿ってないと思いますから、ちょっと違和感があるわけです。
究極的には、老後も健康的に働き続けられるなら、別に貯蓄なんてそんなになくてもいいということも言えます。
<日本人の貯蓄額の調査結果>
ただ、そうは言っても自分の貯蓄額が上位何%くらいにいるか?というのは気になるところですよね。
実は、「金融広報中央委員会」が日本人の貯蓄額の平均値を毎年調査していて、今年も最新の調査結果が出ました。
今回ご紹介するのは、2023年に調査された「2人以上世帯&全年代の平均貯蓄額」のデータです。
それによると、2人以上世帯&全年代の平均貯蓄額は1,307万円だったそうです。
そのうち「金融資産を保有している」と回答した人の平均貯蓄額は1,758万円になっていました。
みなさんどう感じましたか?
「結構みんな貯めてんじゃん!」と感じた人もいるでしょうし、自分の貯蓄額はそこに達していない・・・と肩を落としている人もいるかもしれません。
ですが、こういうデータを平均値で見るのはめちゃくちゃナンセンスなんです。
それはなぜか。
例えば、100人のサラリーマン家庭の収入の平均値を取った中に、1人だけ大谷翔平選手くらいの年収を稼いでいる人がいたら、それだけで平均値ぐんと上がってしまうからです。
<平均貯蓄額は「中央値」で見るべし>
だから、こういうデータを見るときは必ず「中央値」を見ないといけないんですよね。
「中央値」というのは、データを並べた時に真ん中に来る数字のことですね。
この中央値で日本人の平均貯蓄額を見てみると、先ほど述べた平均値の1,307万円に対して中央値は330万円です。
また、金融資産を持っている人の平均値は、先ほど述べた1,758万円に対して中央値は715万円です。
僕のコンテンツにアクセスしてくださっている皆さんは、この中央値を軽く超えている人が多いんじゃないかと思いますが、これは全世代の中央値なので、年代によってまた中央値も変わってきます。
<年代別の貯蓄額の中央値>
では、年代別の中央値はどうなっているのでしょうか。
【金融資産を保有していない:中央値】
・20代:30万円
・30代:150万円
・40代:220万円
・50代:300万円
・60代:700万円
・70代:700万円
【金融資産を保有している:中央値】
・20代:171万円
・30代:337万円
・40代:500万円
・50代:745万円
・60代:1,200万円
・70代:1,100万円
これを見るとお分かりになる通り、年代が上がっていくことに貯蓄額が増えていきます。
特に50代から60代にかけて貯蓄額が極端に上がっている(大体倍ぐらい)のは、子育てにお金がかからなくなる時期に入っているというのと、退職金などの臨時収入があるからだと思います。
そして、この金融資産を「保有していない人」と「保有している人」というのは、「投資をしていない人」と「投資をしている人」に言い替えることができると思いますが、投資をしている人はしていない人に比べて、各年代で貯蓄額に2倍以上の差があるんですよね。
まとめ
今回は、「日本人の平均貯蓄額」の最新の調査結果をシェアさせていただきました。あなたの貯蓄額は中央値よりも多かったでしょうか?少なかったでしょうか?
とはいえ、この結果というのは、自分が中央値より上か下かで一気一憂するものではありません。
この結果を見て僕が思うのは、若いうちにできるだけ早く投資を始めた方が絶対にいいということです。
逆に、貯蓄を増やしたいのであれば投資をしないとダメです。
投資というのは、市場にいる時間が長ければ長いほど大きく増えますから、まだ投資をしていない方は一刻も早く投資を始めるべきだと思います。
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