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民泊の規制はやめるべき?でないと海外にお金が流れます!
公開日: 2024年07月11日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今回は「民泊」についてお話ししようと思います。
先に結論を言ってしまうと、「日本は中途半端な民泊規制をやめて、全部フル解禁した方が良いのでは!?」ということです。
本記事をご覧いただければ、
・サラリーマンが最近国内出張で頭を悩ませている理由
・日本の民泊規定とは?
・日本の規制をすり抜ける外国人運営の民泊
について理解することができますので、ぜひ最後までご覧ください!
そろそろ民泊の規制をやめた方が良くない?
今日から僕は、一般財団法人日本不動産コミュニティー(J-REC)のイベントで宮崎入りをします。
イベント後はプライベートで博多に行く予定があるので、ビジネスホテルを探していたんですが、その値段がめちゃくちゃ高かったんですよね。
ちょうど3連休に重なっているというのもあるかもしれませんが、普段の日を調べてみても結構高かったです。
これは東京でも同じことが起こっていて、先日、僕の息子の友人がマレーシアから遊びに来るのでビジネスホテルを探していたんですが、やっぱり高いんですよ。
比較的リーズナブルなホテルは満室なことが多いし、日本のホテルが本当に取りにくくなっているのを実感しています。
これは、訪日外国人の数がめちゃくちゃ増えていて、ホテル側も“外国人価格“を設定していることが理由だと思います。
ホテルの価格が上がると国内出張が大変になる
こうなると仕事で国内出張する日本人はめちゃくちゃ大変ですよね。
大きな企業には必ず「旅費規定」があって、どんなホテルに泊まっても1泊にかけられる経費は8,000円とか1万円とか値段が決まっています。
しかし、今は本当に宿泊費が高いので、会社で規定されている旅費では間に合わなくなっている人も多いんじゃないかな?と思います。
予約は取りづらいし、旅費も足りないし、安く抑えようと思って民泊を探しても物件数が少ないし・・・みたいなことになると、出張が楽しみだったサラリーマンもストレスが溜まってしまうのではないでしょうか。
民泊物件が少ない日本
実は、日本の民泊物件は世界に比べると断然少ないと思います。
物件数が少ないから稼働率も高くなっていて、さらに外国人価格で値段が上がっていたりするので、非常に利用しづらくなっているわけです。
コロナがあけて、せっかく宿泊業界がウハウハな状態なのに、民泊をまだ規制しているというのは意味がわかりません。
日本の民泊規制とは?
基本的に民泊をやるためには大きく3つの方法があります。
1. 特区民泊
国家戦略特区に指定されている地域であれば、2泊以上の宿泊で民泊運営が認められています。ただ、特区に指定されているのは一部の限られたエリアのみなので、誰でもできるわけではありません。
2. 旅館業の許可を取って運営
こちらは「許可制」なのでハードルが高いです。しかも、管理人を常駐させなければならないなど、細かな規定があるので許可を得るのは簡単ではありません。
3. 民泊新法の届出をして運営
これは特区民泊のようなエリア制限はありませんが、「年間で180日以内しか運営できない」という謎の制限があります(旅館やホテル業界を守るための規制だと思いますが・・・)。
一年の半分しか運営できないのでは儲かりませんし、であれば普通の賃貸にした方がいいやとなるわけです。
僕の物件でも民泊新法の枠を使って民泊をやっていたことがありますが、収益が安定しないし手間も多いということで、即、通常の賃貸借契約に切り替えました。
海外の民泊事情とこれから日本が行うべき民泊
一方、僕が住んでいるマレーシアは、民泊をやるのに特別な規制はありません。
なので、民泊がたくさんありますし、マレーシアには空室だらけのマンションが結構ありますから、活用が進んで投資家は大助かりの面もあるわけですね。
日本は900万戸も空き家があるわけですし、これからもどんどん増えていきます。
そういった空き家を増え続けるインバウンドを対象に民泊転用することができれば、空き家問題の解消にも繋がっていくし、国内出張するサラリーマンにとってもすごくいいことだと思います。
民泊の弊害とは?
もちろん、民泊いは弊害もあります。
例えば、分譲マンションとか賃貸マンションで民泊をやられると、人の出入りが激しくなってうるさくなるし、防犯上もよくないですよね。
しかし、その辺はAirbnb(通称エアビー:220以上の国と地域で770万件以上の宿泊施設等を提供している世界最大級の宿泊予約プラットフォーム)のレーティング(評価)システムによってある程度は利用者を選別することもできますし、うまく活用すれば共存していけると思うんですよね。
日本の民泊規制をすり抜けて運営される民泊
ちなみに、海外の民泊サイトを利用して日本で民泊をすると、日本の規制は適用されないらしいです。
例えば、日本で物件を買った中国人が、中国の民泊サイトに登録して、そこで中国旅行客を掴んで、宿泊させる・・・といった抜け道もあるようです。
そうなると、結局日本にお金が落ちないというおかしな状態になってしまいますから、このような裏道を使われないように、一刻も早く国内の民泊規制を緩和した方が絶対にいいと僕は思います。
海外の人たちは、Airbnbのような民泊サービスや、Uber・Grabといった配車サービスを当たり前のように使っています。
日本も早くそのような世界基準に合わせていった方がいいと思います。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今回は「民泊」についてお話ししようと思います。
先に結論を言ってしまうと、「日本は中途半端な民泊規制をやめて、全部フル解禁した方が良いのでは!?」ということです。
本記事をご覧いただければ、
・サラリーマンが最近国内出張で頭を悩ませている理由
・日本の民泊規定とは?
・日本の規制をすり抜ける外国人運営の民泊
について理解することができますので、ぜひ最後までご覧ください!
そろそろ民泊の規制をやめた方が良くない?
今日から僕は、一般財団法人日本不動産コミュニティー(J-REC)のイベントで宮崎入りをします。イベント後はプライベートで博多に行く予定があるので、ビジネスホテルを探していたんですが、その値段がめちゃくちゃ高かったんですよね。
ちょうど3連休に重なっているというのもあるかもしれませんが、普段の日を調べてみても結構高かったです。
これは東京でも同じことが起こっていて、先日、僕の息子の友人がマレーシアから遊びに来るのでビジネスホテルを探していたんですが、やっぱり高いんですよ。
比較的リーズナブルなホテルは満室なことが多いし、日本のホテルが本当に取りにくくなっているのを実感しています。
これは、訪日外国人の数がめちゃくちゃ増えていて、ホテル側も“外国人価格“を設定していることが理由だと思います。
ホテルの価格が上がると国内出張が大変になる
こうなると仕事で国内出張する日本人はめちゃくちゃ大変ですよね。
大きな企業には必ず「旅費規定」があって、どんなホテルに泊まっても1泊にかけられる経費は8,000円とか1万円とか値段が決まっています。
しかし、今は本当に宿泊費が高いので、会社で規定されている旅費では間に合わなくなっている人も多いんじゃないかな?と思います。
予約は取りづらいし、旅費も足りないし、安く抑えようと思って民泊を探しても物件数が少ないし・・・みたいなことになると、出張が楽しみだったサラリーマンもストレスが溜まってしまうのではないでしょうか。
民泊物件が少ない日本
実は、日本の民泊物件は世界に比べると断然少ないと思います。
物件数が少ないから稼働率も高くなっていて、さらに外国人価格で値段が上がっていたりするので、非常に利用しづらくなっているわけです。
コロナがあけて、せっかく宿泊業界がウハウハな状態なのに、民泊をまだ規制しているというのは意味がわかりません。
日本の民泊規制とは?
基本的に民泊をやるためには大きく3つの方法があります。
1. 特区民泊
国家戦略特区に指定されている地域であれば、2泊以上の宿泊で民泊運営が認められています。ただ、特区に指定されているのは一部の限られたエリアのみなので、誰でもできるわけではありません。
2. 旅館業の許可を取って運営
こちらは「許可制」なのでハードルが高いです。しかも、管理人を常駐させなければならないなど、細かな規定があるので許可を得るのは簡単ではありません。
3. 民泊新法の届出をして運営
これは特区民泊のようなエリア制限はありませんが、「年間で180日以内しか運営できない」という謎の制限があります(旅館やホテル業界を守るための規制だと思いますが・・・)。
一年の半分しか運営できないのでは儲かりませんし、であれば普通の賃貸にした方がいいやとなるわけです。
僕の物件でも民泊新法の枠を使って民泊をやっていたことがありますが、収益が安定しないし手間も多いということで、即、通常の賃貸借契約に切り替えました。
海外の民泊事情とこれから日本が行うべき民泊
一方、僕が住んでいるマレーシアは、民泊をやるのに特別な規制はありません。
なので、民泊がたくさんありますし、マレーシアには空室だらけのマンションが結構ありますから、活用が進んで投資家は大助かりの面もあるわけですね。
日本は900万戸も空き家があるわけですし、これからもどんどん増えていきます。
そういった空き家を増え続けるインバウンドを対象に民泊転用することができれば、空き家問題の解消にも繋がっていくし、国内出張するサラリーマンにとってもすごくいいことだと思います。
民泊の弊害とは?
もちろん、民泊いは弊害もあります。
例えば、分譲マンションとか賃貸マンションで民泊をやられると、人の出入りが激しくなってうるさくなるし、防犯上もよくないですよね。
しかし、その辺はAirbnb(通称エアビー:220以上の国と地域で770万件以上の宿泊施設等を提供している世界最大級の宿泊予約プラットフォーム)のレーティング(評価)システムによってある程度は利用者を選別することもできますし、うまく活用すれば共存していけると思うんですよね。
日本の民泊規制をすり抜けて運営される民泊
ちなみに、海外の民泊サイトを利用して日本で民泊をすると、日本の規制は適用されないらしいです。
例えば、日本で物件を買った中国人が、中国の民泊サイトに登録して、そこで中国旅行客を掴んで、宿泊させる・・・といった抜け道もあるようです。
そうなると、結局日本にお金が落ちないというおかしな状態になってしまいますから、このような裏道を使われないように、一刻も早く国内の民泊規制を緩和した方が絶対にいいと僕は思います。
海外の人たちは、Airbnbのような民泊サービスや、Uber・Grabといった配車サービスを当たり前のように使っています。
日本も早くそのような世界基準に合わせていった方がいいと思います。
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