ブログ
本当に大丈夫?ペアローンが過去最高。ペアローンのリスクとは?
公開日: 2024年07月25日
▼今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今回は、「ペアローン」についてお話ししようと思います。
リクルートの調査によると、2023年の首都圏の新築分譲マンションの契約者に占める「世帯主と配偶者のペアローン」の割合が、33.9%と過去最多になったそうです。
なんと3分の1がペアローンを組んでいるという衝撃的な数字でしたので、今日はこのことについて僕の考えを共有したいと思います。
本記事をご覧いただければ、
・ペアローンの利用者が増えている理由
・ペアローンの危険性
・ペアローンで家を買う前にやるべきこと
について理解することができますので、ぜひ最後までご覧ください!
ペアローンが増えている理由、そのリスクとは?
ペアローンとは、旦那さんと奥さんそれぞれの属性を利用して、2倍のローンを引く手法のことです。
なぜここへ来てペアローンが増えているかというと、正規社員としての共働き世帯が増えてきたというのが背景にあります。
また、都内23区の新築分譲マンションの平均価格が1億円を超えており、不動産の価格自体がめちゃくちゃ高くなっていて、旦那さん単独ではローンを組めなくなってきていることも理由の一つです。
そこで、金融機関がペアローンという商品を開発して、夫婦共々ローンを組んでもらうことで貸し倒れリスクの少ない住宅ローンをバンバン売ろうとしているわけですね。
でも、本当に貸し倒れリスクがないのか?というと、僕はかなり疑問に感じています。
なぜなら、どちらか1人が会社をクビになったり、病気などで働けなくなったりした場合、もう片方が2倍のローンを払わなければならなくなるからです。
しかし、今のローンは2人の年収・属性を合算することによって組めているわけですから、1人では返済が難しいのは火を見るより明らかです。
現に、今は終身雇用が保証されているわけではありませんし、35年ローンを払い続ける間に色々なことが起こるリスクを想定しなければなりません。
特にペアローンは、ローンが払い終わるまで「夫婦の仲がいい」というのが大前提ですから、もし離婚をしてしまうと、家を引き継ぐことになる片方が2倍のローンを払わなければならなくなります。
ローンが払えなければ、家を手放さなければならなくなる場面は十分考えられますし、そういったケースはこれから頻発するでしょう。
ペアローンが成立する唯一の条件とは
ですので、僕の意見としては絶対にペアローンはすべきではないし、それ以前に無理して家は買うべきではないと思います。
もし、ペアローンが成立する条件が一つだけあるとすれば、それは不動産が上がり続けることです。
不動産が上がり続けるという前提であれば、万が一のことがあっても売却すれば利益が出ますから、大きなリスクにはならないと思います。
しかし、その不動産・家の価値が将来上がるか下がるかなんて誰にもわかりませんし、そういう不確実な未来を楽観視してペアローンを組むのはやっぱりどうなのかな?と僕は思ってしまうんですよね。
まとめ
以上、ぺアローン利用者が増えていることについて、僕の意見をシェアさせていただきました。
若いうちにローンを組んで家を買うことは、未来の収入を前借りして家を買っているのと同じことですし、その先の人生のリスクはあまり考えていない人が多いような気がします。
それよりも、若いうちは「株式運用」とか「積み立て投資」とか「不動産投資」でしっかり資産運用して、収入に不安がなくなってから家を買う方がいいと僕は思います。
僕も起業したばかりの時は収入に不安がありましたから、まずはとにかく資産を作ることに集中しました。
ありがたいことに、今は毎月の収入に不安がなくなりましたから、家を買ってもいいかなと思っています。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
▼LINE登録すると最新情報をいち早くゲットできます
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今回は、「ペアローン」についてお話ししようと思います。
リクルートの調査によると、2023年の首都圏の新築分譲マンションの契約者に占める「世帯主と配偶者のペアローン」の割合が、33.9%と過去最多になったそうです。
なんと3分の1がペアローンを組んでいるという衝撃的な数字でしたので、今日はこのことについて僕の考えを共有したいと思います。
本記事をご覧いただければ、
・ペアローンの利用者が増えている理由
・ペアローンの危険性
・ペアローンで家を買う前にやるべきこと
について理解することができますので、ぜひ最後までご覧ください!
ペアローンが増えている理由、そのリスクとは?
ペアローンとは、旦那さんと奥さんそれぞれの属性を利用して、2倍のローンを引く手法のことです。なぜここへ来てペアローンが増えているかというと、正規社員としての共働き世帯が増えてきたというのが背景にあります。
また、都内23区の新築分譲マンションの平均価格が1億円を超えており、不動産の価格自体がめちゃくちゃ高くなっていて、旦那さん単独ではローンを組めなくなってきていることも理由の一つです。
そこで、金融機関がペアローンという商品を開発して、夫婦共々ローンを組んでもらうことで貸し倒れリスクの少ない住宅ローンをバンバン売ろうとしているわけですね。
でも、本当に貸し倒れリスクがないのか?というと、僕はかなり疑問に感じています。
なぜなら、どちらか1人が会社をクビになったり、病気などで働けなくなったりした場合、もう片方が2倍のローンを払わなければならなくなるからです。
しかし、今のローンは2人の年収・属性を合算することによって組めているわけですから、1人では返済が難しいのは火を見るより明らかです。
現に、今は終身雇用が保証されているわけではありませんし、35年ローンを払い続ける間に色々なことが起こるリスクを想定しなければなりません。
特にペアローンは、ローンが払い終わるまで「夫婦の仲がいい」というのが大前提ですから、もし離婚をしてしまうと、家を引き継ぐことになる片方が2倍のローンを払わなければならなくなります。
ローンが払えなければ、家を手放さなければならなくなる場面は十分考えられますし、そういったケースはこれから頻発するでしょう。
ペアローンが成立する唯一の条件とは
ですので、僕の意見としては絶対にペアローンはすべきではないし、それ以前に無理して家は買うべきではないと思います。もし、ペアローンが成立する条件が一つだけあるとすれば、それは不動産が上がり続けることです。
不動産が上がり続けるという前提であれば、万が一のことがあっても売却すれば利益が出ますから、大きなリスクにはならないと思います。
しかし、その不動産・家の価値が将来上がるか下がるかなんて誰にもわかりませんし、そういう不確実な未来を楽観視してペアローンを組むのはやっぱりどうなのかな?と僕は思ってしまうんですよね。
まとめ
以上、ぺアローン利用者が増えていることについて、僕の意見をシェアさせていただきました。若いうちにローンを組んで家を買うことは、未来の収入を前借りして家を買っているのと同じことですし、その先の人生のリスクはあまり考えていない人が多いような気がします。
それよりも、若いうちは「株式運用」とか「積み立て投資」とか「不動産投資」でしっかり資産運用して、収入に不安がなくなってから家を買う方がいいと僕は思います。
僕も起業したばかりの時は収入に不安がありましたから、まずはとにかく資産を作ることに集中しました。
ありがたいことに、今は毎月の収入に不安がなくなりましたから、家を買ってもいいかなと思っています。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
▼LINE登録すると最新情報をいち早くゲットできます