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株価大暴落の今、日本の不動産価格はどうなるのか?

公開日: 2024年08月08日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今回は「株価大暴落の今、日本の不動産価格はどうなるか?」についてお話しします。

一昨日(2024年8月5日)、日経平均株価が大暴落しましたが、翌日(8月6日)は3,217円も戻し、なんだかジェットコースターのような相場になっていますね。

ドル円相場も一時144円まで円高が進みましたが、今は2円以上の円安になっていて、今週は投機的な売買が続くのではないか?と感じています。

先日のブログでもお話しした通り、僕は日本の株価はアメリカの経済動向に左右されると思っています。

そして多くの投資家が予想しているように、今後アメリカは景気後退入りすることが濃厚になっています。

しかも日銀は7月に利上げをしたわけで、しばらく日本の株価も低迷することが考えられます。

そこで今日のブログでは、このような状況の中で日本の不動産市況がどうなるか?を考えてみたいと思います。

本記事をご覧いただければ、

・これから円高ドル安に向かう理由
・株価下落の今、投資家が取るべきスタンス
・株価下落の今、これからの不動産市況はどうなるか?

について理解することができますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

株価大暴落の今、不動産はどうなるか?


アメリカと日本の金利差が縮まり、円高ドル安に向かう


まずは、景気後退入りが濃厚になっているアメリカの経済動向をみてみましょう。

現在アメリカは失業率が高くなってきていて、これがどうやら失業率上昇のトレンドになっていきそうな感じになっているんですね。

アメリカの失業率が高くなると、アメリカの労働者の実質的な収入が減りますから、例えば、新しく出るiPhoneは買い控えられるでしょうし、となれば半導体関連の会社の利益も減るので、企業の株価も下がってくる・・・という流れになるわけです。

すると、今度はそういったデフレの流れを食い止めるために、FRB(米国の中央銀行)は利下げをするわけで、実際9月に利下げを行う可能性について言及していたわけですね。

今、アメリカの政策金利は5.5%ですが、おそらく2年前の2%のレベルくらいまで金利が下がる可能性があるとみています。

しかし、利下げをしてもその効果が現れるまでには少なくとも半年から1年はかかりますから、今後1年から1年半くらいアメリカはデフレ入りをすると見られています。

そういう流れの中で、アメリカの株が売られているわけです。

今後、アメリカが利下げをして日本は逆の利上げになりますから、日米の金利差が縮まって円高圧力もかかってきます。

 

今は現金比率を高めにしよう


今、アメリカ株に投資している人は、株安と円高でダブルパンチをくらっています。

新NISAで長期積立投資をしている人以外、例えば個別株をやっているような人は、今は現金の比率を高めるのが正解ということになると思います。

有名な投資家のウォーレン・バフェットさんも、今、現金比率を高くしているわけですし、そういう先人に習って現金比率を高めておくことが今は正解なのかな?と思います。

 

今後、日本の不動産価格はどうなるか?

では今日の本題、日本の不動産価格が今後どうなるのか?について解説しましょう。

今後、アメリカ株が低迷して円高になると、海外勢はリスクオフの状態になってきますから、海外勢の日本への不動産投資はいったん落ち着くと思います。

円高になると為替のメリットが効かなくなりますからね。

リスクオフとは:投資家が市場のリスクを避けるために、株式やその他のリスク資産の売却を行い、現金や国債などの低リスク資産に資金を移動させる行動や市場の状態

なので、僕はそろそろ日本の不動産価格は下落してくると見ています。

日経平均の上昇も今ひとつ・・・ということになって、株価が低迷するとすれば、不動産の購入を控える傾向になってくると思います。

さらには、日本はアメリカと真逆の政策を取っていて、これから徐々に利上げ傾向ですから、これも不動産価格の上昇を抑える要因になってくると思います。

 

まとめ

ここ最近の日本の不動産価格の上昇は、本当に異常なレベルに入っていたので、そろそろ調整が入ってくるということだと僕は思っています。

そうなれば、不動産投資家にとってはチャンス到来となります。

今は現金の比率を増やして、チャンスがあったらすぐに頭金をボンっと積んで不動産を買える準備をしておいた方がいいでしょう。


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