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僕が飲食業に手を出さない理由
公開日: 2024年08月30日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日はちょっと変わった話題についてお話ししたいと思います。
テーマは「僕が飲食業に手を出さない理由」です。
僕はこれまで様々なビジネスを手掛けてきましたが、飲食業には絶対に手を出さないと決めています。それは一体なぜなのでしょうか?
ぜひ最後までご覧ください!
趣味と仕事は別物
はじめに、僕の趣味についてお話しさせてください。
僕は魚釣りが趣味で、自分で釣った魚を捌いて調理して食べるまでが一連の楽しみです。
さらに、釣った魚を社員やご近所の方々に配ったり、サロンのバーベキュー大会で振る舞ったりするのが本当に大好きです。
今も昔も魚が嫌いな子供は多いと思いますが、それはスーパーの魚しか食べたことがないからだと思っています。
血抜きや神経締めなどで釣りたての魚を適切に処理すると、本当に美味しいんですよ。
実際、魚嫌いだったスタッフの子供に僕が釣ったマグロを与えたら喜んで食べてくれたという話を聞いて、僕はとても嬉しくなりました。
また釣って、みんなに振る舞いたいという気持ちになります。
僕が飲食業に手を出さない理由
こんな話をサロンなどですると、「ウラケンさん、居酒屋とかやらないんですか?」とか「ウラケンさんがお店を開いたら、絶対繁盛しますよ!」みたいなことを言われます。
でも、僕は飲食業をやるつもりは全くありません。
よく、プチ成功した経営者が飲食店を開くケースがありますが、片手間で儲かるほど飲食業は甘くないと思うんです。
その理由を3つお話ししたいと思います。
理由1:売上と利益の天井が見える
例えば、ラーメン屋の場合を考えてみましょう。
● 原価率:約85%(ラーメン:40%程度、人件費・家賃・水道光熱費等:45%程度)
● 利益率:約15%
通常の飲食業の原価率は20~30%くらいが望ましいのですが、美味しいラーメンを作ろうとすると良い材料を使わざるを得ず、原価率が上がってしまいます。
具体的な数字で見てみると
● 1杯1,000円のラーメンを1日100杯売る
● 売上:10万円/日
● 利益:1万5千円/日(利益率15%)
● 月25日稼働の場合、月の利益:37万5千円
このように、1日の稼働率と利益率を考えると、得られる収入の天井が見えてしまうんですよね。
理由2:労働集約型の事業である
では、もっと売上を上げればいいのではないか?と思うかもしれません。
例えば、1日200杯を売れば月の利益は75万円程度になります。
しかし、そのためには
● 朝早くから仕込み
● 昼夜通しでの営業
● 1日19時間程度の労働
というかなりきつい肉体労働が必要になります。
病気で休めば売上は下がりますし、毎日休むことなく働き続けなければなりません。
ここまで時間に縛られる苦労をしたとしても、月75万円程度の売上が限界なのです。
お金持ちになりたいなら店舗展開をして規模を拡大する必要がありますが、そうなると今度は経営者としての別の苦労が待っています。
理由3:リスクが高い
また、飲食業には他の業種にはないリスクがあります。
● 食中毒のリスク
● 疫病のリスク(狂牛病、口蹄疫、鳥インフルエンザなどで食材が入らず、営業できなくなるリスク)
こういったリスクを考えると、飲食業は割に合わないと思ってしまいます。
もし飲食業をやるなら
仮に僕が飲食業をやるとしたら、アイスクリーム屋をやると思います。
なぜなら、アイスクリームをすくって乗せるだけの誰でもできるビジネスだからです。
飲食業を営む人への尊敬
これらのことを理解した上で飲食業をする方は、本当に聖人だと思います。
特にお寿司屋さんなどは、ブラック企業の典型です。
● 朝早くから市場で仕入れ
● 午前中は仕込み
● 昼夜の営業
● 人気店であれば、何か月先まで予約が埋まっていて休めない
● ミシュランの星を獲得すれば、それを維持するプレッシャー
本当に料理が好きで、自分の人生の半分以上を使ってでもお客様を喜ばせたいという人以外は、飲食業はやらない方がいいと思います。
まとめ
僕が飲食業に手を出さない理由は、これらの難しさを理解しているからです。
本当に情熱を持った人しか踏み込んではいけない領域だと思っているからこそ、飲食業には手を出しません。
また、単に儲けるだけであれば、他にもビジネスはいくらでもあります。
労働集約型ではなく、自分が働かなくても収入が入ってくる仕組みを作ることが重要だと思います。ぜひ参考にしてみてください!
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日はちょっと変わった話題についてお話ししたいと思います。
テーマは「僕が飲食業に手を出さない理由」です。
僕はこれまで様々なビジネスを手掛けてきましたが、飲食業には絶対に手を出さないと決めています。それは一体なぜなのでしょうか?
ぜひ最後までご覧ください!
趣味と仕事は別物
はじめに、僕の趣味についてお話しさせてください。僕は魚釣りが趣味で、自分で釣った魚を捌いて調理して食べるまでが一連の楽しみです。
さらに、釣った魚を社員やご近所の方々に配ったり、サロンのバーベキュー大会で振る舞ったりするのが本当に大好きです。
今も昔も魚が嫌いな子供は多いと思いますが、それはスーパーの魚しか食べたことがないからだと思っています。
血抜きや神経締めなどで釣りたての魚を適切に処理すると、本当に美味しいんですよ。
実際、魚嫌いだったスタッフの子供に僕が釣ったマグロを与えたら喜んで食べてくれたという話を聞いて、僕はとても嬉しくなりました。
また釣って、みんなに振る舞いたいという気持ちになります。
僕が飲食業に手を出さない理由
こんな話をサロンなどですると、「ウラケンさん、居酒屋とかやらないんですか?」とか「ウラケンさんがお店を開いたら、絶対繁盛しますよ!」みたいなことを言われます。でも、僕は飲食業をやるつもりは全くありません。
よく、プチ成功した経営者が飲食店を開くケースがありますが、片手間で儲かるほど飲食業は甘くないと思うんです。
その理由を3つお話ししたいと思います。
理由1:売上と利益の天井が見える
例えば、ラーメン屋の場合を考えてみましょう。
● 原価率:約85%(ラーメン:40%程度、人件費・家賃・水道光熱費等:45%程度)
● 利益率:約15%
通常の飲食業の原価率は20~30%くらいが望ましいのですが、美味しいラーメンを作ろうとすると良い材料を使わざるを得ず、原価率が上がってしまいます。
具体的な数字で見てみると
● 1杯1,000円のラーメンを1日100杯売る
● 売上:10万円/日
● 利益:1万5千円/日(利益率15%)
● 月25日稼働の場合、月の利益:37万5千円
このように、1日の稼働率と利益率を考えると、得られる収入の天井が見えてしまうんですよね。
理由2:労働集約型の事業である
では、もっと売上を上げればいいのではないか?と思うかもしれません。
例えば、1日200杯を売れば月の利益は75万円程度になります。
しかし、そのためには
● 朝早くから仕込み
● 昼夜通しでの営業
● 1日19時間程度の労働
というかなりきつい肉体労働が必要になります。
病気で休めば売上は下がりますし、毎日休むことなく働き続けなければなりません。
ここまで時間に縛られる苦労をしたとしても、月75万円程度の売上が限界なのです。
お金持ちになりたいなら店舗展開をして規模を拡大する必要がありますが、そうなると今度は経営者としての別の苦労が待っています。
理由3:リスクが高い
また、飲食業には他の業種にはないリスクがあります。
● 食中毒のリスク
● 疫病のリスク(狂牛病、口蹄疫、鳥インフルエンザなどで食材が入らず、営業できなくなるリスク)
こういったリスクを考えると、飲食業は割に合わないと思ってしまいます。
もし飲食業をやるなら
仮に僕が飲食業をやるとしたら、アイスクリーム屋をやると思います。なぜなら、アイスクリームをすくって乗せるだけの誰でもできるビジネスだからです。
飲食業を営む人への尊敬
これらのことを理解した上で飲食業をする方は、本当に聖人だと思います。
特にお寿司屋さんなどは、ブラック企業の典型です。
● 朝早くから市場で仕入れ
● 午前中は仕込み
● 昼夜の営業
● 人気店であれば、何か月先まで予約が埋まっていて休めない
● ミシュランの星を獲得すれば、それを維持するプレッシャー
本当に料理が好きで、自分の人生の半分以上を使ってでもお客様を喜ばせたいという人以外は、飲食業はやらない方がいいと思います。
まとめ
僕が飲食業に手を出さない理由は、これらの難しさを理解しているからです。本当に情熱を持った人しか踏み込んではいけない領域だと思っているからこそ、飲食業には手を出しません。
また、単に儲けるだけであれば、他にもビジネスはいくらでもあります。
労働集約型ではなく、自分が働かなくても収入が入ってくる仕組みを作ることが重要だと思います。ぜひ参考にしてみてください!
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