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FOMC利下げの幅に要注目!いよいよ米国利下げ!株価はどうなる?
公開日: 2024年09月19日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
本日(2024年9月19日)、アメリカのFOMCが開催されます。
FOMCは日本でいう金融政策決定会合にあたり、アメリカの政策金利はこの会合で決定されます。
現在アメリカの政策金利は5.5%で、この金利が一年以上据え置かれてきました。
しかし、ここへきて、
・インフレが落ち着いてきたこと
・失業率が若干高まってきたこと
もあり、今回のFOMCで利下げが決定される見込みなんですよね。
そこで今回は、もしアメリカの金利が下がったとしたら日本の経済とアメリカの経済はどうなるのか?について考えてみたいと思います。
本記事をご覧いただければ、
・FOMCの利下げ幅に注目する理由
・アメリカと日本の株価に対する影響は?
・投資をしない人でも米国の政策金利に注目すべき理由
が分かりますので、ぜひ最後までご覧ください!
いよいよ米国利下げ!焦点は利下げ幅
今回のFOMCで利下げが決定されると、アメリカはなんと4年半ぶりの利下げになります。
前回の利下げはコロナ禍に行われ、経済を活性化するために0.25%まで下げられました。
さらに、コロナ禍で米国政府がお金をばらまいた結果インフレが発生し、インフレを抑えるために政策金利は5.5%まで上昇、一年以上据え置かれてきました。
今回のFOMCでの一番の焦点は「利下げの幅は0.25%か?0.5%か?」という点です。
大体6割ぐらいの市場関係者は「0.5%では?」という予想を立てていますが、残りの約4割は「0.25%くらいでは?」と予想しています。
通常であれば、0.25%刻みで緩やかな利下げをしていって、ソフトランディングさせる・・・というのが望ましいと言われています。
その理由は、0.25%程度の利下げであれば株価や経済が過剰に反応せずに緩やかに適応していくからです。
利下げが決定すると為替はどうなるか?
今回のFOMCでアメリカの利下げが決定すると、日米の金利差は縮まるので、「為替は円高方向に振れる」のがセオリーです。
しかし、2024年9月18日時点の為替は1ドル=141円台だったので、それほど円高になっておらず、むしろ円安といえる水準です。
ということは、今日のFOMCの利下げはすでに為替に織り込まれていると思って間違いないでしょう。
ただし、今回の利下げが0.5%になったとしたら「意外にアメリカの景気後退は早いぞ!」ということで、(いったんは円安方向に向かう場面もあるかもしれませんが)130円台の円高に乗ってくる可能性もあるんじゃないかな?と思っています。
逆にもし0.25%の利下げであれば、ソフトランディングの確率が高くなって、むしろ円安になるのでは?と僕は考えています。
ウラケンが予想するマーケットの未来
それではここで、0.5%利下げと0.25%利下げで経済がどう変わるのか?というのを勝手に予想してみましょう。
先ほども言ったように、0.5%の利下げであれば経済には結構強めのブレーキになると思いますので、アメリカの株価はいったん調整が入って下がると思います。
逆に、0.25%の利下げであればソフトランディングの確率が高くなり、景気は底堅いということが好感されて株価は上がるのではないかと思います。
日本の株価は中・長期的に見ればアメリカの株価と連動していますから、日本の株価もアメリカの株価と同じ動きになると思います。
ただし、1ヶ月前のFOMCで利下げが示唆されていたので、今回の利下げはすでに為替相場に織り込まれていることが考えられます。
ですので、動いたとしてもさほど大きな動きにはならないでしょう。
仮にこれから円高になるとすれば、日本の株価は下がる方向に動くと思います。
日本は輸出関連企業が多いので、円高になるとそれらの会社の業績が悪くなり、株が売られるからですね。
実際にどうなるのかは、
・FOMCの結果
・為替
・株価
を見れば答えが出ると思いますので、今日(2024年9月19日)のマーケットの動きはしっかりチェックするようにしましょう。
投資をする・しないに関わらず、各国の政策金利が動くとマーケットはどういう反応するのか?をウォッチするのは、経済を知る上で非常に重要です。
ぜひ皆さんも注目してみてください。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
本日(2024年9月19日)、アメリカのFOMCが開催されます。
FOMCは日本でいう金融政策決定会合にあたり、アメリカの政策金利はこの会合で決定されます。
現在アメリカの政策金利は5.5%で、この金利が一年以上据え置かれてきました。
しかし、ここへきて、
・インフレが落ち着いてきたこと
・失業率が若干高まってきたこと
もあり、今回のFOMCで利下げが決定される見込みなんですよね。
そこで今回は、もしアメリカの金利が下がったとしたら日本の経済とアメリカの経済はどうなるのか?について考えてみたいと思います。
本記事をご覧いただければ、
・FOMCの利下げ幅に注目する理由
・アメリカと日本の株価に対する影響は?
・投資をしない人でも米国の政策金利に注目すべき理由
が分かりますので、ぜひ最後までご覧ください!
いよいよ米国利下げ!焦点は利下げ幅
今回のFOMCで利下げが決定されると、アメリカはなんと4年半ぶりの利下げになります。前回の利下げはコロナ禍に行われ、経済を活性化するために0.25%まで下げられました。
さらに、コロナ禍で米国政府がお金をばらまいた結果インフレが発生し、インフレを抑えるために政策金利は5.5%まで上昇、一年以上据え置かれてきました。
今回のFOMCでの一番の焦点は「利下げの幅は0.25%か?0.5%か?」という点です。
大体6割ぐらいの市場関係者は「0.5%では?」という予想を立てていますが、残りの約4割は「0.25%くらいでは?」と予想しています。
通常であれば、0.25%刻みで緩やかな利下げをしていって、ソフトランディングさせる・・・というのが望ましいと言われています。
その理由は、0.25%程度の利下げであれば株価や経済が過剰に反応せずに緩やかに適応していくからです。
利下げが決定すると為替はどうなるか?
今回のFOMCでアメリカの利下げが決定すると、日米の金利差は縮まるので、「為替は円高方向に振れる」のがセオリーです。しかし、2024年9月18日時点の為替は1ドル=141円台だったので、それほど円高になっておらず、むしろ円安といえる水準です。
ということは、今日のFOMCの利下げはすでに為替に織り込まれていると思って間違いないでしょう。
ただし、今回の利下げが0.5%になったとしたら「意外にアメリカの景気後退は早いぞ!」ということで、(いったんは円安方向に向かう場面もあるかもしれませんが)130円台の円高に乗ってくる可能性もあるんじゃないかな?と思っています。
逆にもし0.25%の利下げであれば、ソフトランディングの確率が高くなって、むしろ円安になるのでは?と僕は考えています。
ウラケンが予想するマーケットの未来
それではここで、0.5%利下げと0.25%利下げで経済がどう変わるのか?というのを勝手に予想してみましょう。先ほども言ったように、0.5%の利下げであれば経済には結構強めのブレーキになると思いますので、アメリカの株価はいったん調整が入って下がると思います。
逆に、0.25%の利下げであればソフトランディングの確率が高くなり、景気は底堅いということが好感されて株価は上がるのではないかと思います。
日本の株価は中・長期的に見ればアメリカの株価と連動していますから、日本の株価もアメリカの株価と同じ動きになると思います。
ただし、1ヶ月前のFOMCで利下げが示唆されていたので、今回の利下げはすでに為替相場に織り込まれていることが考えられます。
ですので、動いたとしてもさほど大きな動きにはならないでしょう。
仮にこれから円高になるとすれば、日本の株価は下がる方向に動くと思います。
日本は輸出関連企業が多いので、円高になるとそれらの会社の業績が悪くなり、株が売られるからですね。
実際にどうなるのかは、
・FOMCの結果
・為替
・株価
を見れば答えが出ると思いますので、今日(2024年9月19日)のマーケットの動きはしっかりチェックするようにしましょう。
投資をする・しないに関わらず、各国の政策金利が動くとマーケットはどういう反応するのか?をウォッチするのは、経済を知る上で非常に重要です。
ぜひ皆さんも注目してみてください。
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