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なぜ会社は倒産するのか?倒産しない会社を経営するための方法論
公開日: 2024年10月11日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先日、日経新聞を読んでいたら、「10年ぶりに会社の倒産件数が増えている」という記事がありました。
コロナ禍以降、毎年倒産件数は増えているのですが、このままでは来年はさらに増えそうです。
ということで今回は、
・なぜ会社は倒産するのか?
・倒産しない会社を経営するにはどうすれば良いか?
という点について、創業以来22年、会社5社を設立し、毎年増収・増益を更新しているウラケン社長が解説します(少し自慢たらしいですが、事実ですので・・・)。
ぜひ最後までご覧ください!
会社の存続率の現実
最初に注目したいのは、会社の存続率についてです。
最新のデータによると、設立してから3年後に存続している会社は全体の65%だと言われています。
これが10年だと、その数字は6.3%にまで落ち込みます。つまり、100社のうちわずか6.3社しか残らないということです。
昔は存続率が1%以下と言われていた時代もありましたので、現在はビジネスを始めやすい環境になったと言えるでしょう。
しかし、設立から20年経つと存続率は0.39%(1000社中4社)にまで下がり、30年経つとなんと0.025%になってしまうのです。
これは、1万社中わずか2.5社しか残らないということを意味します。
つまり、ほとんどの会社が20年も存続できないのです。
このデータだけを見ても、会社の経営がいかに難しいかがわかりますね。
最近の倒産の原因
最近、倒産が加速している理由はいくつかあります。
1.コロナ禍の延命措置の効果が薄れてきたこと
2.原材料費のコストアップを価格に転嫁できなかったこと
これらが大きな原因となっています。
さらに今後は、借入金の金利上昇も予想されます。
これにより、運転資金を借り入れている中小企業の倒産がさらに増えていくことが考えられます。
僕の会社の生存戦略
少し自慢話になってしまいますが、僕の会社はあと8年で設立30周年を迎えます。
つまり、トップ0.025%の仲間入りができるわけです。
おそらく、ほぼ間違いなくこれを達成できると思います。
その理由は主に3つあります:
1. 低い原価率
僕の会社の原価率は非常に低いです。
主にコンサルティング業や管理業を商売としているため、基本的に仕入れがありません。いわゆる「口八丁手八丁の商売」なのです。
もちろん、人件費やオフィスの家賃などの固定費はありますが、それさえ稼ぐことができれば、潰れる要素がないわけです。
2. サブスクリプション型の収入
さらに、会社の売上のほとんどがサブスクリプション型の収入です。
僕の会社の売り上げは、会費や管理費、印税、家賃などの毎月の定期収入で成り立っています。
毎月・毎年、少しずつ収入が積み重なっていき、基本的には増収増益が可能になります。
一方で、大きな受注を請け負わないと運転資金を賄えないようなビジネスモデルでは運営が厳しいですよね。
目先の売上を取らないと経営が成り立たないような業種(建築業など)とは全く異なるビジネスモデルです。
また、大きな請負があっても、その支払いが完成時の一括だと、その間に資金繰りをする必要があります。
一方で当社のビジネスモデルは、サービスの提供と同時に入金があるので、資金繰りをする必要が全くないんですよね。
3. 借入金がない
会社が潰れる主な理由は、借金や運転資金が返せなくなったり、手形の不渡りを出したりするからなんですよね。
つまり、借入金がなく、手形も発行していなければ、会社は潰れにくいのです。
建設会社のように、工事と請負代金の回収にタイムラグがあれば、運転資金のために借り入れが必要です。
また、工事中に仕入れ価格がアップしてしまうと、当初の予定されていた利益が減ったり、赤字になったりすることがあります。
さらに、運転資金をまわすために、赤字で仕事をとってくる必要が生じて、次第に資金繰りが悪くなる・・・そんな泥沼にハマるケースもあります。
僕の会社にも借金はありますが、それは主に不動産投資に充てています。
毎月きちんとキャッシュフローが出ており、家賃からローンを返済できる状態です。
純資産はかなりプラスなので、潰れる心配はありません。
僕のビジネス哲学
実は、僕の会社のこのようなビジネスモデルは偶然成り立ったわけではありません。
最初からこのようなビジネスを狙って構築してきました。
というのも、サラリーマン時代、ゼネコンの営業マンとして働いていた頃は、常にノルマに追われ、請負を受注することが仕事でした。
ところが、新年度になったら、前年度に10億、20億と売上を立てていても、ゼロにリセットされてしまうのです。
そして、翌年は「去年の1.5倍」といった目標が掲げられ、上司のプレッシャーにストレスを感じる生活をしていました。
そんな状態では、新しいアイデアやビジネスモデルを考える余裕はありません。
思考が目先の利益に偏ってしまうわけです。
これだけ時代の流れがはやい中で、そのような状態では、5年10年先の時代を見越して会社の舵取りをしていくことはできません。
そこで、現在のビジネスモデルを構築することを決めて、22年前に独立をしたわけです。
まとめ
この考えに至るまで、僕もたくさんの本を読みました。なかでも特に影響を受けた本を紹介したいと思います。
「マルチプル・ストリームズ・オブ・インカム」(日本語訳:「実践億万長者入門」)というロバート・アレン氏の著書です。
現在は絶版となって入手しにくいかもしれませんが、興味のある方はぜひ読んでみてください。
不動産投資は誰でもできるサブスクリプションビジネスの典型例です。
やはり「不動産投資は最強」です。
まだ挑戦していない方は、僕のYouTubeチャンネルなどを参考にしてチャレンジしてみてくださいね。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先日、日経新聞を読んでいたら、「10年ぶりに会社の倒産件数が増えている」という記事がありました。
コロナ禍以降、毎年倒産件数は増えているのですが、このままでは来年はさらに増えそうです。
ということで今回は、
・なぜ会社は倒産するのか?
・倒産しない会社を経営するにはどうすれば良いか?
という点について、創業以来22年、会社5社を設立し、毎年増収・増益を更新しているウラケン社長が解説します(少し自慢たらしいですが、事実ですので・・・)。
ぜひ最後までご覧ください!
会社の存続率の現実
最初に注目したいのは、会社の存続率についてです。最新のデータによると、設立してから3年後に存続している会社は全体の65%だと言われています。
これが10年だと、その数字は6.3%にまで落ち込みます。つまり、100社のうちわずか6.3社しか残らないということです。
昔は存続率が1%以下と言われていた時代もありましたので、現在はビジネスを始めやすい環境になったと言えるでしょう。
しかし、設立から20年経つと存続率は0.39%(1000社中4社)にまで下がり、30年経つとなんと0.025%になってしまうのです。
これは、1万社中わずか2.5社しか残らないということを意味します。
つまり、ほとんどの会社が20年も存続できないのです。
このデータだけを見ても、会社の経営がいかに難しいかがわかりますね。
最近の倒産の原因
最近、倒産が加速している理由はいくつかあります。1.コロナ禍の延命措置の効果が薄れてきたこと
2.原材料費のコストアップを価格に転嫁できなかったこと
これらが大きな原因となっています。
さらに今後は、借入金の金利上昇も予想されます。
これにより、運転資金を借り入れている中小企業の倒産がさらに増えていくことが考えられます。
僕の会社の生存戦略
少し自慢話になってしまいますが、僕の会社はあと8年で設立30周年を迎えます。つまり、トップ0.025%の仲間入りができるわけです。
おそらく、ほぼ間違いなくこれを達成できると思います。
その理由は主に3つあります:
1. 低い原価率
僕の会社の原価率は非常に低いです。
主にコンサルティング業や管理業を商売としているため、基本的に仕入れがありません。いわゆる「口八丁手八丁の商売」なのです。
もちろん、人件費やオフィスの家賃などの固定費はありますが、それさえ稼ぐことができれば、潰れる要素がないわけです。
2. サブスクリプション型の収入
さらに、会社の売上のほとんどがサブスクリプション型の収入です。
僕の会社の売り上げは、会費や管理費、印税、家賃などの毎月の定期収入で成り立っています。
毎月・毎年、少しずつ収入が積み重なっていき、基本的には増収増益が可能になります。
一方で、大きな受注を請け負わないと運転資金を賄えないようなビジネスモデルでは運営が厳しいですよね。
目先の売上を取らないと経営が成り立たないような業種(建築業など)とは全く異なるビジネスモデルです。
また、大きな請負があっても、その支払いが完成時の一括だと、その間に資金繰りをする必要があります。
一方で当社のビジネスモデルは、サービスの提供と同時に入金があるので、資金繰りをする必要が全くないんですよね。
3. 借入金がない
会社が潰れる主な理由は、借金や運転資金が返せなくなったり、手形の不渡りを出したりするからなんですよね。
つまり、借入金がなく、手形も発行していなければ、会社は潰れにくいのです。
建設会社のように、工事と請負代金の回収にタイムラグがあれば、運転資金のために借り入れが必要です。
また、工事中に仕入れ価格がアップしてしまうと、当初の予定されていた利益が減ったり、赤字になったりすることがあります。
さらに、運転資金をまわすために、赤字で仕事をとってくる必要が生じて、次第に資金繰りが悪くなる・・・そんな泥沼にハマるケースもあります。
僕の会社にも借金はありますが、それは主に不動産投資に充てています。
毎月きちんとキャッシュフローが出ており、家賃からローンを返済できる状態です。
純資産はかなりプラスなので、潰れる心配はありません。
僕のビジネス哲学
実は、僕の会社のこのようなビジネスモデルは偶然成り立ったわけではありません。最初からこのようなビジネスを狙って構築してきました。
というのも、サラリーマン時代、ゼネコンの営業マンとして働いていた頃は、常にノルマに追われ、請負を受注することが仕事でした。
ところが、新年度になったら、前年度に10億、20億と売上を立てていても、ゼロにリセットされてしまうのです。
そして、翌年は「去年の1.5倍」といった目標が掲げられ、上司のプレッシャーにストレスを感じる生活をしていました。
そんな状態では、新しいアイデアやビジネスモデルを考える余裕はありません。
思考が目先の利益に偏ってしまうわけです。
これだけ時代の流れがはやい中で、そのような状態では、5年10年先の時代を見越して会社の舵取りをしていくことはできません。
そこで、現在のビジネスモデルを構築することを決めて、22年前に独立をしたわけです。
まとめ
この考えに至るまで、僕もたくさんの本を読みました。なかでも特に影響を受けた本を紹介したいと思います。「マルチプル・ストリームズ・オブ・インカム」(日本語訳:「実践億万長者入門」)というロバート・アレン氏の著書です。
現在は絶版となって入手しにくいかもしれませんが、興味のある方はぜひ読んでみてください。
不動産投資は誰でもできるサブスクリプションビジネスの典型例です。
やはり「不動産投資は最強」です。
まだ挑戦していない方は、僕のYouTubeチャンネルなどを参考にしてチャレンジしてみてくださいね。
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