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僕が本を書かなくなった理由
公開日: 2024年11月05日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今回は、僕が本を書かなくなった理由についてお話ししてみたいと思います。
僕は起業してから22年が経ちますが、その間に合計16冊の本を出版してきました。
僕の書いた本は累計36万部が売れていて、無料で配布している自費出版の本や電子書籍を含めると、おそらく40万部を超えています。
不動産業界でこれだけの部数を出している著者は少ないと思っていて、おそらくナンバーワンだと思います。
ただ、ここ5年間は全く本を書いていないんですよね。今日はその理由についてお話ししようと思います。
本記事をご覧いただければ、
・本の出版がコスパ悪い3つの理由
・本を出版する人が本当に狙っているもの
・一度は本を出版してみたほうがいいと思う理由
これらについて理解することができますので、ぜひ最後までご覧ください!
本の出版はコスパが悪い
なぜ僕が本を書かなくなったのか?結論から言うと、それはコスパが悪いからです。
かつての僕にとって、本を出版することはマーケティングツールとして非常に有効でした。
ただ、ここ10年ぐらい前からは本を出すメリットは少なくなってきており、その理由は大きく3つあると思っています。
コスパが悪い理由①:出版市場の縮小
日本の出版市場は1996年にピークを迎え、その後のインターネット普及とともに、紙の書籍の売り上げは減少の一途をたどっています。
さらに追い打ちをかけたのは、2014年に電子出版のKindleやKoboなどが登場したことです。
この2014年以降、紙の書籍の売り上げはめちゃくちゃ厳しくなりました。
実際、出版業界のピークの時の市場規模は1兆1,000億円くらいありましたが、今はおよそ半分の6,500億円くらいまで縮小しています。
コスパが悪い理由②:出版社もリスクを避けようとする
最近は、そもそも商業出版(印税をもらえる契約)で本を出版できるということ自体が稀になっており、初版であれば4,000部も刷ってもらえればいい方です。
印税契約は多くの場合で10%程度ですが、最近は「2,000部くらいを著者が買い取る」という契約も多いと思います。
そうやって出版した本も、売れなければ返品されてしまいますし、出版業界にとっても商業出版はギャンブル的になってしまっているんですよね。
コスパが悪い理由③:著者にとっての出版リスク
そもそも原稿を書くには時間がめちゃくちゃかかります。
先ほども言ったように、最近は著者が買い取るという契約が多いので、買い取った分を自分で手売りしなければならないことも多いわけです。
書くのに時間がかかる上、1,000部とか2,000部を買い取らされ、巷ではリアルな本が読まれなくなってきていて、印税ももらえない・・・。
こういったことを考えると、著者にとっては費用対効果がめちゃくちゃ悪いというのが正直なところなんですね。
今、本を出版することのメリットとは?
しかし、周りを見渡せば毎年のように本を出している不動産投資家がたくさんいます。
彼らはなぜまだ本を書き続けているのでしょうか?
それは恐らく、本を出すことは、まだまだ信頼を築く手段だと信じられているからだと思います。
僕と同年代の人や上の世代の人たちにとって、本を出版することは「すごいね!」と一目置かれるようなことです
しかし、僕にとっては、今はもっと効率的なマーケティング手法があります。
例えば、SNSやブログ、YouTubeなどのようなデジタルメディアです。
かつては、本を書くことがマーケティング的にも一番効果があったのですが、今の時代においては、本を書くよりもより柔軟でコスパのいいマーケティング手法があるわけです。
こういった理由で、僕は今は本を書いていないということなんですね。
とはいえ、本を書くこと自体はすごく貴重な経験ですし、素晴らしい経験です。
本を書くことで権威性も上がるし、自分の知識の棚卸しにもなりますので、一度は本を書いてみたいと思っている方は、一度書いてみると素晴らしい財産になると思います。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今回は、僕が本を書かなくなった理由についてお話ししてみたいと思います。
僕は起業してから22年が経ちますが、その間に合計16冊の本を出版してきました。
僕の書いた本は累計36万部が売れていて、無料で配布している自費出版の本や電子書籍を含めると、おそらく40万部を超えています。
不動産業界でこれだけの部数を出している著者は少ないと思っていて、おそらくナンバーワンだと思います。
ただ、ここ5年間は全く本を書いていないんですよね。今日はその理由についてお話ししようと思います。
本記事をご覧いただければ、
・本の出版がコスパ悪い3つの理由
・本を出版する人が本当に狙っているもの
・一度は本を出版してみたほうがいいと思う理由
これらについて理解することができますので、ぜひ最後までご覧ください!
本の出版はコスパが悪い
なぜ僕が本を書かなくなったのか?結論から言うと、それはコスパが悪いからです。かつての僕にとって、本を出版することはマーケティングツールとして非常に有効でした。
ただ、ここ10年ぐらい前からは本を出すメリットは少なくなってきており、その理由は大きく3つあると思っています。
コスパが悪い理由①:出版市場の縮小
日本の出版市場は1996年にピークを迎え、その後のインターネット普及とともに、紙の書籍の売り上げは減少の一途をたどっています。
さらに追い打ちをかけたのは、2014年に電子出版のKindleやKoboなどが登場したことです。
この2014年以降、紙の書籍の売り上げはめちゃくちゃ厳しくなりました。
実際、出版業界のピークの時の市場規模は1兆1,000億円くらいありましたが、今はおよそ半分の6,500億円くらいまで縮小しています。
コスパが悪い理由②:出版社もリスクを避けようとする
最近は、そもそも商業出版(印税をもらえる契約)で本を出版できるということ自体が稀になっており、初版であれば4,000部も刷ってもらえればいい方です。
印税契約は多くの場合で10%程度ですが、最近は「2,000部くらいを著者が買い取る」という契約も多いと思います。
そうやって出版した本も、売れなければ返品されてしまいますし、出版業界にとっても商業出版はギャンブル的になってしまっているんですよね。
コスパが悪い理由③:著者にとっての出版リスク
そもそも原稿を書くには時間がめちゃくちゃかかります。
先ほども言ったように、最近は著者が買い取るという契約が多いので、買い取った分を自分で手売りしなければならないことも多いわけです。
書くのに時間がかかる上、1,000部とか2,000部を買い取らされ、巷ではリアルな本が読まれなくなってきていて、印税ももらえない・・・。
こういったことを考えると、著者にとっては費用対効果がめちゃくちゃ悪いというのが正直なところなんですね。
今、本を出版することのメリットとは?
しかし、周りを見渡せば毎年のように本を出している不動産投資家がたくさんいます。彼らはなぜまだ本を書き続けているのでしょうか?
それは恐らく、本を出すことは、まだまだ信頼を築く手段だと信じられているからだと思います。
僕と同年代の人や上の世代の人たちにとって、本を出版することは「すごいね!」と一目置かれるようなことです
しかし、僕にとっては、今はもっと効率的なマーケティング手法があります。
例えば、SNSやブログ、YouTubeなどのようなデジタルメディアです。
かつては、本を書くことがマーケティング的にも一番効果があったのですが、今の時代においては、本を書くよりもより柔軟でコスパのいいマーケティング手法があるわけです。
こういった理由で、僕は今は本を書いていないということなんですね。
とはいえ、本を書くこと自体はすごく貴重な経験ですし、素晴らしい経験です。
本を書くことで権威性も上がるし、自分の知識の棚卸しにもなりますので、一度は本を書いてみたいと思っている方は、一度書いてみると素晴らしい財産になると思います。
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