▼今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら


こんにちは！YouTuber ウラケン不動産です。

昨日はアメリカ大統領選挙の投票日でした。

結果はまだ出ていませんが、今回の選挙は、トランプ氏が勝ってもハリス氏が勝っても歴史的な出来事となります。

なぜなら、ハリス氏が勝てばアメリカ初の女性大統領になりますし、トランプ氏が勝てば元大統領が再選されるのは130年ぶりのことだからです。

現在の支持率は拮抗しており、わずか0.1ポイントの差しかありません。

トランプ氏がわずかにリードしていますが、どちらが最終的に大統領になるかはまだ予測が難しい状況です。

 

どちらが勝っても歴史的な出来事に

さて、今日のブログではハリス氏が勝った場合とトランプ氏が勝った場合で、世界経済や国際情勢がどのように変化するのかを考えてみたいと思います。

ハリス氏が勝った場合は、バイデン政権の方針を継承することが考えられるため、大きな変化はないと思います。

一方、トランプ氏が勝った場合は、前回やり残した政策を遂行するために再び大統領の座に就くと考えられますので、特に中国に対しては圧力を強めることが予想されます。

例えば、中国への関税強化や知的財産権の保護に関する厳しい対応が考えられます。

これにより、世界情勢は緊迫化するかもしれません。

また、中東情勢についても注目すべきです。

トランプ氏は前政権でイスラエル支援を強化していましたので、その影響がどうなるかも気になるところです。

中国に関しては、軍事力と経済力の増大がアメリカの影響力を脅かす存在になっています。

そのため、トランプ氏が再選した場合は、アメリカの覇権を維持するために強硬な姿勢を取ることが考えられます。

 

大統領選による影響が読みにくいマーケット

通常、マーケットは先を読んで株価や為替などが動くものですが、今回の大統領選に関しては読み切れない部分が多いです。

そのため、実際に勝者が決まった際にマーケットがどのように反応するのかは大注目です。

これは僕の個人的な予想ですが、仮にトランプ氏が再選された場合、彼はビジネスマンとして金利の高さを好まないでしょう。

特に不動産業にとっては金利の上昇が資金調達を難しくし、不動産の取得や維持にも大きな影響を与えます。

トランプ氏は不動産王として知られていますから、利下げを強く推進する可能性があります。

もし利下げが実施されれば、企業の業績が回復し、さらには好調になる可能性があるため、株価が上昇することが期待されます。

この点がマーケットにとって好材料となり、アメリカの株価は上向くのではないかと考えています。

ハリス氏が大統領になった場合はバイデン氏の政策を引き継ぐことになるので、金融政策はFRBに委ねられる形になると思います。

これがどうなるかは、実際に結果が出てみないと分かりませんし、マーケットの反応を見なければ判断できません。

なので、この点に注目すると非常に面白いと思います。

 

今後、日本の政治は実体経済を反映するのでは？

一方、日本の状況は、石破総理が誕生した際は株価が下がりました。

そして、衆議院選挙が近づくにつれて株価が戻り、選挙の前後で上がったり下がったりする動きがありました。

現在、自民党は衆議院で単独過半数を取れなくなっており、連立を組まなければ法案が通らない状況です。

その鍵を握るのが国民民主党の玉木氏で、政策連携を行いながら、政策ごとに協力していくという方針を示しています。

与党と連立を組む意向は全くないとのことで、これは素晴らしい方針だと思います。

ただ単に野党として反対するのではなく、政策面で協議・協力していく姿勢は、日本の政治をより良い方向に導く予感がします。

これにより、自民党も独断で政治を進めることが難しくなります。

そのため、マーケットも大きく乱高下することなく、実体経済を反映した形で良くなっていくのではないかという期待を持っています。

いずれにしても、このような政治の変化はマーケットにも影響を与えるので、この機会を注視することが大切です。

特に、アメリカの株価や大統領選挙の結果にはぜひ注目していただければと思います。


▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら

▼LINE登録すると最新情報をいち早くゲットできます