ブログ
内見用キーボックスは特殊詐欺に狙われている!?キーボックスを詐欺グループに悪用されないための対策を解説!
公開日: 2024年12月11日
▼今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先日、晴海フラッグ周辺のフェンスや電柱に、不気味なキーボックスを設置した仲介会社の社長が書類送検されたというニュースがありました。
不動産業界において、キーボックスは珍しいものではありません。
無人でも内見ができるように、物件の近くにキーボックスを設置することは普段からよくあると思います。
ところが最近、賃貸物件を狙った新たな特殊詐欺の手口が話題になっています。
そこで今回は、
・内見用のキーボックスが特殊詐欺グループに悪用される手口
・内見用のキーボックスが特殊詐欺グループに利用されないようにするための対策
についてお話しします。ぜひ最後までご覧ください!
特殊詐欺は身近に存在。詐欺グループの手口とは
詐欺グループに悪用されない!対策6選
1.キーボックスの暗証番号を定期的に更新する
2.キーボックスの設置場所に注意する
3.スマートロックの活用
4.防犯カメラの設置
5.仲介会社や管理会社の選定に注意する
6.物件管理の徹底
まとめ
特殊詐欺は身近に存在。詐欺グループの手口とは
つい最近、僕の管理会社でも2つの物件で内見用キーボックスが不正利用され、特殊詐欺グループの「受け子」がお金を受け取る場所として、空き部屋が使われたことがありました。
こうした詐欺グループはどのようにキーボックスを悪用しているのでしょうか?
まず、彼らは内見を装って、仲介会社からキーボックスの暗証番号を入手します。
そして空室に入り込み、架空の住人を装ったりします。
例えば、郵便受けに偽の表札を貼ることで、あたかもそこに人が住んでいるように見せかけます。
そしてその部屋を利用して、詐欺で得た現金や密輸された薬物の受け渡しを行なったりするわけです。
あるいは宅配の届け先に指定して、不在票が入ったら再配達を依頼して受け取る・・・という手口を使ったりもします。
このような犯罪は、セキュリティが甘い物件、例えばエントランスにオートロックがないアパートや、複数の物件で共有されているキーボックスで発生しています。
詐欺グループに悪用されない!対策6選
では、僕たち不動産投資家はどのような対策を施せばいいでしょうか?
特殊詐欺に利用される被害を防ぐためには、以下のような対策が考えられます。
1.キーボックスの暗証番号を定期的に更新する
まず、キーボックスの暗証番号は定期的に更新する必要があります。
管理会社にとっては手間ですが、長期間同じ番号を使用すると、詐欺グループに狙われる可能性があります。
2.キーボックスの設置場所に注意する
設置場所も重要です。多くの場合、キーボックスは部屋のドアノブにかけられており、オートロックがなければ誰でもキーボックスを見つけることができてしまいます。
仮にオートロックがあったとしても、内見時にはその開け方を教えてもらえるため、必ずしもリスクを回避できるわけではありません。
そのため、とにかく外から見えにくい場所にキーボックスを設置し、空室と分からないようにすることが一つのポイントとなります。
3.スマートロックの活用
アナログのキーではなく、スマートロックの活用も有効です。
スマートロックには、一度きりのパスワードを発行できるタイプがあるため、仮に暗証番号が漏洩してもその後の悪用を防ぐことができると思います。
4.防犯カメラの設置
防犯カメラの設置も重要です。防犯カメラが設置されているだけで、犯罪の抑止力は高まります。
また、空室の場合、通常はブレーカーを落としていることが多いですが、ブレーカーを上げ、部屋の中にも防犯カメラを設置しておくと良いでしょう。
5.物件管理の徹底
物件管理の徹底も重要です。空室であることが分からないよう、カーテンを設置するなどの工夫をする必要があります。
また、ポストにチラシなどが溜まると面倒なため、ポスト自体をふさいでしまうことがあると思いますが、それだと空室であることが分かってしまいます。
そのため、ポストはふさがずにこまめに掃除をし、特殊詐欺グループに空室であることが分からないようにすることも一つの対策です。
6.怪しい仲介会社に注意する
たとえ契約して入居したとしても、不良入居者が犯罪の拠点として物件を使う可能性もあります。
そのため、怪しい仲介会社には注意が必要です。怪しいと思ったら必ず確認を取るようにしましょう。
仲介と管理の両方を担う会社は、変な人を入居させると管理に大変な手間がかかってしまうため、入居者の選定には慎重です。
一方、仲介専門の会社は仲介することが目的のため、不良入居者が入居したとしても仲介手数料さえ稼げれば、あとは知らないということもあります。
特に、内見もせず、面接もせずにネットだけで契約を進めようとしたり、内見もせずに「明日から入居したい」といったりするようなケースには注意が必要です。
まとめ
以上、「内見用キーボックスは特殊詐欺に狙われている!?キーボックスを詐欺グループに悪用されないための対策を解説!」というテーマでお話ししてきました。
ご自身の管理物件が一度でも犯罪に利用されてしまうと、周辺住民が怖がって一斉退去に繋がってしまう可能性もあります。
年末にはこのような犯罪が増加する傾向もあるため、十分な注意をしてください。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら

▼LINE登録すると最新情報をいち早くゲットできます
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先日、晴海フラッグ周辺のフェンスや電柱に、不気味なキーボックスを設置した仲介会社の社長が書類送検されたというニュースがありました。
不動産業界において、キーボックスは珍しいものではありません。
無人でも内見ができるように、物件の近くにキーボックスを設置することは普段からよくあると思います。
ところが最近、賃貸物件を狙った新たな特殊詐欺の手口が話題になっています。
そこで今回は、
・内見用のキーボックスが特殊詐欺グループに悪用される手口
・内見用のキーボックスが特殊詐欺グループに利用されないようにするための対策
についてお話しします。ぜひ最後までご覧ください!
特殊詐欺は身近に存在。詐欺グループの手口とは
詐欺グループに悪用されない!対策6選
1.キーボックスの暗証番号を定期的に更新する
2.キーボックスの設置場所に注意する
3.スマートロックの活用
4.防犯カメラの設置
5.仲介会社や管理会社の選定に注意する
6.物件管理の徹底
まとめ
特殊詐欺は身近に存在。詐欺グループの手口とは
つい最近、僕の管理会社でも2つの物件で内見用キーボックスが不正利用され、特殊詐欺グループの「受け子」がお金を受け取る場所として、空き部屋が使われたことがありました。こうした詐欺グループはどのようにキーボックスを悪用しているのでしょうか?
まず、彼らは内見を装って、仲介会社からキーボックスの暗証番号を入手します。
そして空室に入り込み、架空の住人を装ったりします。
例えば、郵便受けに偽の表札を貼ることで、あたかもそこに人が住んでいるように見せかけます。
そしてその部屋を利用して、詐欺で得た現金や密輸された薬物の受け渡しを行なったりするわけです。
あるいは宅配の届け先に指定して、不在票が入ったら再配達を依頼して受け取る・・・という手口を使ったりもします。
このような犯罪は、セキュリティが甘い物件、例えばエントランスにオートロックがないアパートや、複数の物件で共有されているキーボックスで発生しています。
詐欺グループに悪用されない!対策6選
では、僕たち不動産投資家はどのような対策を施せばいいでしょうか?特殊詐欺に利用される被害を防ぐためには、以下のような対策が考えられます。
1.キーボックスの暗証番号を定期的に更新する
まず、キーボックスの暗証番号は定期的に更新する必要があります。
管理会社にとっては手間ですが、長期間同じ番号を使用すると、詐欺グループに狙われる可能性があります。
2.キーボックスの設置場所に注意する
設置場所も重要です。多くの場合、キーボックスは部屋のドアノブにかけられており、オートロックがなければ誰でもキーボックスを見つけることができてしまいます。
仮にオートロックがあったとしても、内見時にはその開け方を教えてもらえるため、必ずしもリスクを回避できるわけではありません。
そのため、とにかく外から見えにくい場所にキーボックスを設置し、空室と分からないようにすることが一つのポイントとなります。
3.スマートロックの活用
アナログのキーではなく、スマートロックの活用も有効です。
スマートロックには、一度きりのパスワードを発行できるタイプがあるため、仮に暗証番号が漏洩してもその後の悪用を防ぐことができると思います。
4.防犯カメラの設置
防犯カメラの設置も重要です。防犯カメラが設置されているだけで、犯罪の抑止力は高まります。
また、空室の場合、通常はブレーカーを落としていることが多いですが、ブレーカーを上げ、部屋の中にも防犯カメラを設置しておくと良いでしょう。
5.物件管理の徹底
物件管理の徹底も重要です。空室であることが分からないよう、カーテンを設置するなどの工夫をする必要があります。
また、ポストにチラシなどが溜まると面倒なため、ポスト自体をふさいでしまうことがあると思いますが、それだと空室であることが分かってしまいます。
そのため、ポストはふさがずにこまめに掃除をし、特殊詐欺グループに空室であることが分からないようにすることも一つの対策です。
6.怪しい仲介会社に注意する
たとえ契約して入居したとしても、不良入居者が犯罪の拠点として物件を使う可能性もあります。
そのため、怪しい仲介会社には注意が必要です。怪しいと思ったら必ず確認を取るようにしましょう。
仲介と管理の両方を担う会社は、変な人を入居させると管理に大変な手間がかかってしまうため、入居者の選定には慎重です。
一方、仲介専門の会社は仲介することが目的のため、不良入居者が入居したとしても仲介手数料さえ稼げれば、あとは知らないということもあります。
特に、内見もせず、面接もせずにネットだけで契約を進めようとしたり、内見もせずに「明日から入居したい」といったりするようなケースには注意が必要です。
まとめ
以上、「内見用キーボックスは特殊詐欺に狙われている!?キーボックスを詐欺グループに悪用されないための対策を解説!」というテーマでお話ししてきました。ご自身の管理物件が一度でも犯罪に利用されてしまうと、周辺住民が怖がって一斉退去に繋がってしまう可能性もあります。
年末にはこのような犯罪が増加する傾向もあるため、十分な注意をしてください。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら

▼LINE登録すると最新情報をいち早くゲットできます
