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2024年の振り返りと、2025年のマーケット展望
公開日: 2024年12月31日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
2024年は様々な出来事がありました。
1月1日には能登で大地震が発生し、甚大な被害がもたらされました。
羽田空港では救援に向かった海上保安庁の航空機が事故に遭うなど、年明けから暗いニュースが続きました。
被災地の復興はまだ道半ばですが、2025年は平穏な一年を迎えられることを願っています。
一方で、2024年は不動産市場・金融市場でも様々な動きがありました。
日銀の利上げもありましたし、都心のマンション価格は未だ上昇を続けています。
また、9月以降はアメリカが利下げを決行し、米国経済にも落ち着きが見られるようになりました。
というわけで今回は、2024年の主要市場の振り返りと、2025年のマーケット展望について解説したいと思います。ぜひ最後までご覧ください!
2024年の振り返り
日銀の利上げとその影響
不動産市場は二極化が顕著に
米国経済の動き
日本市場について
2025年の展望
まとめ
2024年の振り返り
日銀の利上げとその影響
まず特筆すべき点として、2013年以来続いていたゼロ金利政策が十数年ぶりに転換点を迎えたことが挙げられるでしょう。
これは、インフレ率が目標の2%を超えたことや、円安が1ドル160円台まで進行したことへの対応策でした。
不動産市場への影響としては、住宅ローン金利が上昇し、若年層や初めて住宅を購入する層にとっては不動産取得のハードルが高くなりました。
その結果、地方の戸建て住宅では販売不振が見られ、投資用不動産でも利回りが低下し、投資家の関心が新NISAなど他の投資商品へ移行する傾向が見られました。
不動産市場は二極化が顕著に
そのため、不動産市場では二極化が顕著になりました。
東京都心部では外国人投資家の影響でマンション価格が高騰する一方、郊外の不動産価格は下落傾向に転じています。
また、2025年4月からの建築基準法改正により、築古物件の主要構造部の大規模修繕には建築確認が必要となることから、古い物件の取引やリフォーム需要が一部で活発化しました。
注目すべきは、不動産価格は全体的に頭打ちの傾向にあるということです。
2025年も日銀の利上げが予想され、金利上昇により不動産価格は抑制されるでしょう。
ただし、都心5区および文京区(都心6区)については、円安が続く限り海外資金の流入が続くため、一部の中心部の物件では2025年も上昇の余地があると考えています。
しかし、それ以外の地域の不動産価格は下落すると僕は予想しています。
米国経済の動き
一方でアメリカでは、FRB(連邦準備制度理事会)が9月から利下げを開始し、9月に0.5%、11月と12月にそれぞれ0.25%、計1%の利下げを実行し、政策金利は5.5%から4.5%まで低下しました。
株式市場は利下げを好感して一時的に上昇しましたが、年末にかけて横ばいとなっています。
これは、次期トランプ政権が公約に掲げる関税引き上げによるインフレ再燃への懸念が影響していると考えられます。
日本市場について
最後に、日本の株式市場は2024年の年初から約20%上昇しました。
これは主に、円安によって輸出関連企業が恩恵を受けたことが要因です。
日本株には海外投資家の関心も集まりましたが、持続的な成長への不確実性から、さらなる上昇への勢いを欠いている状況です。
結局のところ、日本株は周りの世界経済に影響される部分が大きいです。
とはいえ、日本株の成長は日本人の所得上昇にも関わってくると思いますので、引き続き注視していきたいところです。
日本の政治面では、103万円の壁の撤廃で国民の所得がどこまで上がるのかも気になるところです。
国民の所得が上がらないと景気も良くならず、株価も上昇しないと思うので、日本の政治動向にも注目です。
2025年の展望
以上、2024年の主要市場の動向についてざっとおさらいしてきました。
2025年の展望としては、日本は利上げ、アメリカは利下げという対照的な金融政策が続きますが、アメリカは2025年後半に利上げに転じる可能性もあり、不透明感が残っています。
しかし、このような時代の過渡期は投資のチャンスでもあります。
例えば不動産市場では、築古物件については建築基準法改正や団塊世代の相続問題など、様々な要因が絡み合う中で、その活用方法次第で大きな差が出る時代となっています。
世界経済、特にアメリカ経済と日本の金融動向を注視しながら、資産運用と不動産投資の判断を慎重にしていく必要があります。
まとめ
というわけで、今回は2024年の主要市場の振り返りと、2025年のマーケット展望について解説してきました。
2025年の目標達成に向けて、新年の抱負を書き出し、トイレなど目につく場所に貼っておいたり、財布に入れておいたりするのもいいですね。
僕個人の目標としては、3年間準備してきたクロマグロ釣りに挑戦します。
4月5日に開催予定のサロンバーベキュー大会でご披露できるよう頑張ります!
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
2024年は様々な出来事がありました。
1月1日には能登で大地震が発生し、甚大な被害がもたらされました。
羽田空港では救援に向かった海上保安庁の航空機が事故に遭うなど、年明けから暗いニュースが続きました。
被災地の復興はまだ道半ばですが、2025年は平穏な一年を迎えられることを願っています。
一方で、2024年は不動産市場・金融市場でも様々な動きがありました。
日銀の利上げもありましたし、都心のマンション価格は未だ上昇を続けています。
また、9月以降はアメリカが利下げを決行し、米国経済にも落ち着きが見られるようになりました。
というわけで今回は、2024年の主要市場の振り返りと、2025年のマーケット展望について解説したいと思います。ぜひ最後までご覧ください!
2024年の振り返り
日銀の利上げとその影響
不動産市場は二極化が顕著に
米国経済の動き
日本市場について
2025年の展望
まとめ
2024年の振り返り
日銀の利上げとその影響
まず特筆すべき点として、2013年以来続いていたゼロ金利政策が十数年ぶりに転換点を迎えたことが挙げられるでしょう。
これは、インフレ率が目標の2%を超えたことや、円安が1ドル160円台まで進行したことへの対応策でした。
不動産市場への影響としては、住宅ローン金利が上昇し、若年層や初めて住宅を購入する層にとっては不動産取得のハードルが高くなりました。
その結果、地方の戸建て住宅では販売不振が見られ、投資用不動産でも利回りが低下し、投資家の関心が新NISAなど他の投資商品へ移行する傾向が見られました。
不動産市場は二極化が顕著に
そのため、不動産市場では二極化が顕著になりました。
東京都心部では外国人投資家の影響でマンション価格が高騰する一方、郊外の不動産価格は下落傾向に転じています。
また、2025年4月からの建築基準法改正により、築古物件の主要構造部の大規模修繕には建築確認が必要となることから、古い物件の取引やリフォーム需要が一部で活発化しました。
注目すべきは、不動産価格は全体的に頭打ちの傾向にあるということです。
2025年も日銀の利上げが予想され、金利上昇により不動産価格は抑制されるでしょう。
ただし、都心5区および文京区(都心6区)については、円安が続く限り海外資金の流入が続くため、一部の中心部の物件では2025年も上昇の余地があると考えています。
しかし、それ以外の地域の不動産価格は下落すると僕は予想しています。
米国経済の動き
一方でアメリカでは、FRB(連邦準備制度理事会)が9月から利下げを開始し、9月に0.5%、11月と12月にそれぞれ0.25%、計1%の利下げを実行し、政策金利は5.5%から4.5%まで低下しました。
株式市場は利下げを好感して一時的に上昇しましたが、年末にかけて横ばいとなっています。
これは、次期トランプ政権が公約に掲げる関税引き上げによるインフレ再燃への懸念が影響していると考えられます。
日本市場について
最後に、日本の株式市場は2024年の年初から約20%上昇しました。
これは主に、円安によって輸出関連企業が恩恵を受けたことが要因です。
日本株には海外投資家の関心も集まりましたが、持続的な成長への不確実性から、さらなる上昇への勢いを欠いている状況です。
結局のところ、日本株は周りの世界経済に影響される部分が大きいです。
とはいえ、日本株の成長は日本人の所得上昇にも関わってくると思いますので、引き続き注視していきたいところです。
日本の政治面では、103万円の壁の撤廃で国民の所得がどこまで上がるのかも気になるところです。
国民の所得が上がらないと景気も良くならず、株価も上昇しないと思うので、日本の政治動向にも注目です。
2025年の展望
以上、2024年の主要市場の動向についてざっとおさらいしてきました。2025年の展望としては、日本は利上げ、アメリカは利下げという対照的な金融政策が続きますが、アメリカは2025年後半に利上げに転じる可能性もあり、不透明感が残っています。
しかし、このような時代の過渡期は投資のチャンスでもあります。
例えば不動産市場では、築古物件については建築基準法改正や団塊世代の相続問題など、様々な要因が絡み合う中で、その活用方法次第で大きな差が出る時代となっています。
世界経済、特にアメリカ経済と日本の金融動向を注視しながら、資産運用と不動産投資の判断を慎重にしていく必要があります。
まとめ
というわけで、今回は2024年の主要市場の振り返りと、2025年のマーケット展望について解説してきました。2025年の目標達成に向けて、新年の抱負を書き出し、トイレなど目につく場所に貼っておいたり、財布に入れておいたりするのもいいですね。
僕個人の目標としては、3年間準備してきたクロマグロ釣りに挑戦します。
4月5日に開催予定のサロンバーベキュー大会でご披露できるよう頑張ります!
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