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生命保険は本当に無駄でした。32年間の保険料支払いで僕が学んだこと
公開日: 2025年02月25日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
最近、自分が入っている保険の契約を見返すタイミングがありました。
その結果、やっぱり生命保険って無駄だったよね、という気づきがありましたので、今日はそのことについてお話ししようと思います。ぜひ最後までご覧ください。
保険見直しの気づき
保険料支払いの実態と運用機会損失
保険会社の利益構造と死亡率の現実
合理的な判断
ウラケンの結論と保険会社の実態
生命保険の適切な活用法
まとめ
保険見直しの気づき
僕は長年「保険は無駄だ」と言いながらも、実は保険に加入し続けてきました。
というのも、加入していたのが一生涯保障の終身保険であり、途中解約すると解約返戻金が少なくなるため、継続せざるを得ない状況だったのです。
23歳から55歳の現在まで約32年間に渡って加入し続けてきた終身保険ですが、いよいよ55歳で払込完了を迎えました。
この保険は死亡時に約2,000万円の保障があり、医療特約も付いています。
このまま維持するか、解約するか検討しているんですよね。
保険料支払いの実態と運用機会損失
僕が加入している保険の詳細は以下の通りです。
• 保障額:2,000万円
• 支払期間:23歳〜55歳(32年間)
• 総支払額:1,152万円
• 月額保険料:約3万円
56歳になると、解約返戻金が総払込済み額をわずかに上回ります。
そのため、現在は解約を考えているというわけです。
しかし、これは本当にもったいない話です。
なぜなら、この32年間、毎月3万円を保険ではなく3%の複利で運用していれば、
• 元本:1,152万円
• 利息:764万円
• 合計:1,915万円
になっていたはずです。
つまり、764万円の運用益を放棄して保険を買っていたということに他ならないのです。
保険会社の利益構造と死亡率の現実
保険会社は僕の払い込んだ保険料を少なくとも3%以上で運用しているはずなので、既に2,000万円以上になっていると考えられます。
さらに、現実的な死亡確率を考慮すると、0歳から60歳までに死亡する確率は約8%なので、保険会社は92%の確率で「勝つ」仕組みになっているんですよね。
仮に僕が80歳で死亡し、保険会社が2,000万円の死亡保険金を支払うことになるとしましょう。
それでも、保険会社はこの32年間で既に1,900万円程度にまで元本を増やしています。
ここからさらに55歳から80歳までの25年間、運用したとすると、保険会社はさらに2,100万円もの利息を稼ぐことができるわけです。
合理的な判断
仮に今、保険を解約して1,152万円を受け取り、それをこの先25年間(56歳〜80歳までの間)、3%で複利運用できれば2,400万円になります。
これは、このまま保険に入り続けて、将来遺族が死亡保険金2,000万円を受け取るよりも得だと思うのは僕だけでしょうか?
日本男性の平均寿命が約81歳である現状を考えると、大量の運用利息を放棄して保険に加入し続けるのは合理的ではないと思います。
ウラケンの結論と保険会社の実態
実を言うと、僕はこの事実に40代で既に気づいていました。
しかし、解約返戻金が少なくなってしまうため、仕方なく55歳まで支払いを継続してきました。
保険会社は僕たちの運用機会を奪い、死亡率とのバランスで利益を上げるビジネスモデルで成り立っています。
都心の一等地に豪華な自社ビルを建てられるのも、僕たちの保険料があるからこそなんですよね。
生命保険の適切な活用法
ただ、生命保険が全く無駄というわけではなく、ある一定期間は入った方がいいと思います。
その一定期間というのは、子供が生まれてから成人するまでの間です。
つまり、独身の人は保険など必要ありません。
そして、子供が成人した後は、もう保険に入る必要は一切ないと思います。
では、どのような保険に加入すべきか?というと、子供が生まれて成人するまで、すなわち20歳になるまでの約20年間の養育費を担保する保険がいいでしょう。
子供一人を大人に成長させるまでに必要な金額が5,000万円なのか1億円なのか、それは養育プランによって異なるでしょうが、いずれにせよ20年間の掛け捨て保険には入っておくのがいいと思います。
終身保険は必ずお金が返ってくるという保険なので、保険料が高くなります。
一方、掛け捨て保険は安い保険料で大きな保障に入れるのが特徴です。
ただ、子供は成長とともに必要となる金額が徐々に減少していきますので、保険金額を逓減させる必要があります。
そのため、逓減定期保険に入るのが最も効率的だと思います。
つまり、子供が0歳の時は保険料率が最も高く、子供が18歳19歳になると保険料、つまり掛け捨ての費用が少なくなるという性質の保険です。
ちなみに、この逓減定期保険は保険会社が最も儲からない保険ですので、営業マンは自ら勧めてはきません(笑)。
まとめ
というわけで今回は、生命保険は本当に必要なのか?という話でした。
結論としては、保険は本当に必要な期間、必要な保険金の額だけ掛け捨てで加入する。余剰資金は自分で運用する方が賢明ということです。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
最近、自分が入っている保険の契約を見返すタイミングがありました。
その結果、やっぱり生命保険って無駄だったよね、という気づきがありましたので、今日はそのことについてお話ししようと思います。ぜひ最後までご覧ください。
保険見直しの気づき
保険料支払いの実態と運用機会損失
保険会社の利益構造と死亡率の現実
合理的な判断
ウラケンの結論と保険会社の実態
生命保険の適切な活用法
まとめ
保険見直しの気づき
僕は長年「保険は無駄だ」と言いながらも、実は保険に加入し続けてきました。というのも、加入していたのが一生涯保障の終身保険であり、途中解約すると解約返戻金が少なくなるため、継続せざるを得ない状況だったのです。
23歳から55歳の現在まで約32年間に渡って加入し続けてきた終身保険ですが、いよいよ55歳で払込完了を迎えました。
この保険は死亡時に約2,000万円の保障があり、医療特約も付いています。
このまま維持するか、解約するか検討しているんですよね。
保険料支払いの実態と運用機会損失
僕が加入している保険の詳細は以下の通りです。
• 保障額:2,000万円
• 支払期間:23歳〜55歳(32年間)
• 総支払額:1,152万円
• 月額保険料:約3万円
56歳になると、解約返戻金が総払込済み額をわずかに上回ります。
そのため、現在は解約を考えているというわけです。
しかし、これは本当にもったいない話です。
なぜなら、この32年間、毎月3万円を保険ではなく3%の複利で運用していれば、
• 元本:1,152万円
• 利息:764万円
• 合計:1,915万円
になっていたはずです。
つまり、764万円の運用益を放棄して保険を買っていたということに他ならないのです。
保険会社の利益構造と死亡率の現実
保険会社は僕の払い込んだ保険料を少なくとも3%以上で運用しているはずなので、既に2,000万円以上になっていると考えられます。さらに、現実的な死亡確率を考慮すると、0歳から60歳までに死亡する確率は約8%なので、保険会社は92%の確率で「勝つ」仕組みになっているんですよね。
仮に僕が80歳で死亡し、保険会社が2,000万円の死亡保険金を支払うことになるとしましょう。
それでも、保険会社はこの32年間で既に1,900万円程度にまで元本を増やしています。
ここからさらに55歳から80歳までの25年間、運用したとすると、保険会社はさらに2,100万円もの利息を稼ぐことができるわけです。
合理的な判断
仮に今、保険を解約して1,152万円を受け取り、それをこの先25年間(56歳〜80歳までの間)、3%で複利運用できれば2,400万円になります。
これは、このまま保険に入り続けて、将来遺族が死亡保険金2,000万円を受け取るよりも得だと思うのは僕だけでしょうか?
日本男性の平均寿命が約81歳である現状を考えると、大量の運用利息を放棄して保険に加入し続けるのは合理的ではないと思います。
ウラケンの結論と保険会社の実態
実を言うと、僕はこの事実に40代で既に気づいていました。
しかし、解約返戻金が少なくなってしまうため、仕方なく55歳まで支払いを継続してきました。
保険会社は僕たちの運用機会を奪い、死亡率とのバランスで利益を上げるビジネスモデルで成り立っています。
都心の一等地に豪華な自社ビルを建てられるのも、僕たちの保険料があるからこそなんですよね。
生命保険の適切な活用法
ただ、生命保険が全く無駄というわけではなく、ある一定期間は入った方がいいと思います。その一定期間というのは、子供が生まれてから成人するまでの間です。
つまり、独身の人は保険など必要ありません。
そして、子供が成人した後は、もう保険に入る必要は一切ないと思います。
では、どのような保険に加入すべきか?というと、子供が生まれて成人するまで、すなわち20歳になるまでの約20年間の養育費を担保する保険がいいでしょう。
子供一人を大人に成長させるまでに必要な金額が5,000万円なのか1億円なのか、それは養育プランによって異なるでしょうが、いずれにせよ20年間の掛け捨て保険には入っておくのがいいと思います。
終身保険は必ずお金が返ってくるという保険なので、保険料が高くなります。
一方、掛け捨て保険は安い保険料で大きな保障に入れるのが特徴です。
ただ、子供は成長とともに必要となる金額が徐々に減少していきますので、保険金額を逓減させる必要があります。
そのため、逓減定期保険に入るのが最も効率的だと思います。
つまり、子供が0歳の時は保険料率が最も高く、子供が18歳19歳になると保険料、つまり掛け捨ての費用が少なくなるという性質の保険です。
ちなみに、この逓減定期保険は保険会社が最も儲からない保険ですので、営業マンは自ら勧めてはきません(笑)。
まとめ
というわけで今回は、生命保険は本当に必要なのか?という話でした。結論としては、保険は本当に必要な期間、必要な保険金の額だけ掛け捨てで加入する。余剰資金は自分で運用する方が賢明ということです。
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